キャラ化からのエピソード作成ワークブック


目次



キャラ化からのエピソード作成ワークブック

 楠さんの書き込みなどから「キャラ化からのエピソード作成ワークブック」
なんてのをまとめてみました。ワークブックなので、例題中心に解説していく
わけですね。結局sfが怠けたために意図通りのものとしては完成できませんで
したが、今後ちゃんとしてものに仕上げて行きたいと思います。
 これは、自分自身の一日の行動を思い起こし、それをもとにエピソードを書
いてみることによってエピソードの書き方を学んでみようという企画です。

0.自分自身のキャラ化
1.自分自身の行動の確認
2.何かしゃべらせてみる
3.他の人と絡ませてみる

 という進行になります。
 0.のキャラ化については語り部通信95年6月号にて解説されておりまして、
要するに自分自身をもとにして語り部のキャラクターを作ることです。
 このワークブックでは「一日の行動」を記述してみることによって、1.から
3.を実際に試してみることになります。


一日の行動の確認

楠	: さて、皆さん。まずは自キャラの一日の行動を確認してみてくだ
	:さい。自分自身の行動を思い出せば良いだけですので、簡単ですね。
	: では次に、そのときどきの状況を頭に思い浮かべて下さい。


			1.自分自身の行動の確認

		 まずは自分の普段の行動を思い出してみて
		ください。いくつでも使えそうなものを列記
		してみると良いでしょう。


楠	: 例えば「キャラ:観楠  時間帯:早朝」の場合。
	: ……朝早く、目覚まし時計によって起こされることになります。
	:パン屋ですからネ。



状況のセリフによる描写

楠	: 状況を頭に思い浮かべられたら、その時点で「キャラになにか言
	:わせる」ようなコトをするわけですが、なにも格式張った文学的な
	:言い回しを考える必要は無く、ご自分の普段使う言葉で言わせる、
	:もしくは考えさせるワケですね。
	: なんと言っても「自分の分身」ですから、簡単ですね。
	:(と言いつつ、観楠の台詞はかなり脚色があるのは、内緒!)
sf	: なるほど、発話はキャラクターの個性を引き出すための重要な動
	:作ですから、まずどう話すかからストーリーのアイデアを組み立て
	:ていくのは良い方法だ思われますね。( ^^)/


			2.何かしゃべらせてみる

		 1.で見つけだした自分自身の行動において、
		自分の分身に言葉をしゃべらせてみてくださ
		いませ。


楠	: ここで生きてくるのがキャラの各設定なワケです。
	: 例えば「キャラ:観楠  時間帯:早朝」の場合、

**********************************************************************
 時計 	:「ぴっぴぴっぴぴぴっぴぴぴぴっぴぴぴぴぴ…」
 観楠 	:「んう……時間か……(ふぁ) 飯の用意しないと……なに
 		:がいいかなぁ……これとこれと……(うぉっとぉ!)起こし
 		:ちゃったかな? ……よし。気ぃつけないとな(吐息)」
**********************************************************************
楠	: 彼はベーカリーという職に就いている為、普通の人よりは早起き
	:です。しかも「かなみへの愛情:3」というのがありますので、ま
	:だ夢のなかであろう愛娘(仮)に非常に気を使うことは容易に予測が
	:つきますね(笑)
sf	: キャラクターの数値データをイメージ作りに利用しているわけで
	:すね。語り部がキャラクターイメージを直接数値化していることに
	:よるメリットのひとつです。これは一種の自動行為判定であるとも
	:考えることができるでしょう。
楠	: あとは、予想がつく展開を「台詞のみで」つづっていけば、「楠
	:式エピソード」ができあがる、と言うわけです。
	: あと、キャラに「こういう台詞を言わせたい!」な場合も同じよ
	:うに「どの時間帯とどの場所で」と考えていけば、その台詞にあう
	:場面が必ずある……と思いますんで(弱気)、第二段階としてまずはな
	:にか「喋らせて」みましょう。
sf	: このあたりは、有名な5W1Hを考えれば良いと思います。
	: いつ、どこで、誰が、何を、何のために、どのようにして、でし
	:たっけ?

楠	: さて、楠がエピソードを作るときに無意識に行っていることがあ
	:りましたので、参考程度に書いておきますね。
	:1.まず、キャラの顔をいろんな表情で思い浮かべます
	:2.それにぴったりな台詞を考えて、一つの場面を頭に描きます
	:3.その場面の導入と結末を考えますが、これはすごく朧気なもので
	: す。
	:4.忘れないように、ひたすら考え続けます(笑)
	: なんだか頭の中に、漫画の原稿、アニメの一シーン、台本みたい
	:なものがよく浮かぶんですよ、ごちゃごちゃにまとめて。
	: で、その中の気に入った(?)ものを抽出して、なにか書いてると
	:いった次第でありまして……(笑)



他人とのからみ

楠	: エピソードを作るときに、自キャラだけではなんですから「誰か
	:のキャラと絡めたいけどなぁ」と思って悩むかもしれませんが、そ
	:こはそれ。自分なりに割り切ってみるのも一つの手です。
	: よっぽど違った場合なら、訂正が入るでしょうから、次から直せ
	:ばいいわけですよね。
sf	: なるほど、訂正が入るから取り合えず書いてみれば良いか、と割
	:り切れるというのは、気が楽ですね。
	: こうしてトライアンドエラーで描写内容を設定どうりに修正して
	:いけるのは、オンラインの特性を生かした創作だからこそ可能なも
	:のですね。

			3.他の人と絡ませてみる

		 他の人のキャラと自分のキャラとの対話を
		起こしてみて、話を展開させてみましょう。
		 恐れず取り合えず書いてみて、あとで訂正
		すれば良いんですから。
		 他の人も、この時点で「そのキャラはそう
		は動かないよ」などと指摘してあげてくださ
		いね。



実例:【竜胆:早朝】の場合

 目覚まし	:「ぴぴぴぴぴ……」
 電話の目覚まし:「ぷぷぷ・ぷぷぷ・ぷぷぷ……」
 竜胆		:「む……起きなくてわ……語学に……再履が……」

 もそもそ。
 ぷちっ。ぴっ。

 竜胆		:(ぼーっ)
		:「風呂に入ろう……」

 5分後

 竜胆		:「ふうっ、さっぱりしたぁ。やっぱこの風呂に入るまでが
		:勝負よね。
		: ここで睡魔に負けたら、1時間目は出れないって事だし。
		:……でも、まだ時間があるわね。ぷれすて☆ぷれすて☆ 
		:鬼・平・コンボォ!
		: うん、こうやって日々の鍛練を欠かさぬ事が、勝利への
		:近道って訳ね」

 思わず熱中してしまう竜胆。おバカである。
 気がつくと、既に電車は出てしまっていた。
 あせってバイクの鍵を捜す。

 竜胆		:「ふわぁぁ! 遅刻しないけど、ぎりぎりぃ!(^^;)」


                                とよりん☆



実例:【素子:夏休みの朝】の場合

 8:00

 素子		:「……ん、…う、ん? ……(時計を見る)
 		: ……んぅ。(寝る)」

 9:00

 ラジカセ	:「………、ばんばんばんばんばばんばーん!!(←超大音量)」
 素子		:「!?
		: (わたわたわた、カチ)  はぁはぁはぁ、あーしんぞうに
		:わるー。
		: ……9時かぁ。もう誰もいないよねぇ……。取り敢えず
		:……んしょ……なんか食べよ」

 電話		:「とぅるるるるる、とぅるるるるる」
 素子		:「ん? ……セールスだね、多分。でも出ない訳にもいか
		:ないか。……はい、浅井です」
 電話		:「がちゃ、つー、つー、つー」
 素子		:「………。(テレビをつける)……あ、「AKIRA」やっ
 		:てる」

12:00

 素子		:「あー、ん‥やっぱり「AKIRA」はいいね、うん。
		: ……あれ? 今日って四間に補習あったっけ……。
		: シャワー浴びよ。……(フェードアウト)」

 あ、学校さぼってやんの(^^;
 この後は友達に借りたメガテンifを延々やってたりして(^^;

                                                         ☆砂沙美でした。☆



実例:【涼介:朝】の場合


AM6:45
  ジリリリリンッ!! ガチャ (まだ意識不明)
  55

 涼介		:「あれ? 何で目覚まし鳴らんかったんやろ? おかしい
		:なぁ。壊れてんのか? まぁええわ起きよっかな」

 7:05

 涼介		:「うお! もうこんな時間か! 急がなまた朝飯抜きや!」

 7:25

 涼介		:「ああっ! もうバス来てる!」(ダッシュ)

 8:37
 涼介		:「おお、今日はだいぶはよついた。」(後3分で朝礼)

 授業中

 涼介		:「あ〜暇やなぁ。暑いし。何とかならんのかこの学校のクー
		:ラーは。しゃあない授業でも聞いとこっか」


                                                        未来路



実例:【勇人:朝】の場合


 6:30
 時計		:「ぢりりりりりりりりりりり」
 勇人		:「……。(無言で時計を止める)」

 二階の自分の部屋から一階に下りる。

 勇人		:「……。(無言で朝御飯をよそう)」

 勇人		:「……。(無言で食べる)」

 6:40

 勇人		:「……。(無言で着替える)」

 6:45

 勇人		:「……。(無言で時計を見上げる)」
		: (まだ出るまで二十分あるな)
 		:「……。(寝る)」

                (寝起きの機嫌が非常に悪い:2だったかな?)はやと




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