本日まいるーむで行われた「学園退魔もの」プレイの概要をお送りします。
解説にはPCの一人、鷹司彩華さんの実のお姉さま、蛍さんをお迎えしてお
ります。
さて、今回の物語の内容は、学園7不思議にまつわるものでした。
蛍さん、学園7不思議については、どこまで御存じですか?
蛍:「はい、わたくしの在籍しております茶道部には、座敷わらしの男の子
が【幽霊部員】というかたちでいらっしゃいまして、まず、それが一
つです。あとは、お話に聞いただけですけど、音楽室のピアノですと
か、勝手に校庭を走り回る銅像ですとか……」
なるほど、さすがに叢雲の秘法を伝える家にお生まれになったお嬢さん、よ
くごぞんじですね。
さて、導入ですが、期末試験が終わって、みんなほっとしているときに、一
人の転校生がやってきます。彼の名は、清水鏡介。龍神を奉る清水神社の跡取
り息子です。こんな時期に転校して来た彼に「心霊研究会」会長にして、生徒
会長でもある草峯奈恵さんが接触を図ります。彼の持つ異能に目を付けたんで
すね。
蛍:「草峯先輩は、とてもいい方ですね。彩華がとても敬っています。容姿
端麗、成績優秀と、才女を絵に描いたような方です」
草峯奈恵さんに連れられて、清水鏡介くんは「心霊研究会」になかば成り行
きで入会します。これはあくまでも草峯さんが個人的に組織しているものなの
で、正規の部活ではありません。清水くんは彩華さんに誘われて「茶道部」に
入部しました。
蛍:「これで部員も4人に増えました。これから賑やかになるといいと思い
ます」
たしか、蛍さん、彩華さん、あと近衛羽槻さんという方が部員でいらっしゃっ
たんでしたね。こうしてみると「茶道部」は「三雲家」の方で占められていた
んですね。
蛍:「座敷わらしの子をみなさんが気味悪がって、なかなか入部して下さい
ませんでしたので……」
なるほど。さて、新しい仲間を迎えて盛り上がる「心霊研究会」。そこに、
草峯さんが事件を請け負って来ます。
「4階の13階段」から、女生徒がふたり、転落して意識不明の重体に陥って
いるというのです。
蛍さんは、この階段については御存じでしたか?
蛍:「いえ、初めて耳にいたしました」
さて、草峯さんはある懸念をこの時、抱いていたようです。
それは、生徒会副会長でもある神有月凶一郎さんのことです。
暴走しがちな彼を抑えるため、草峯さんは一人の代理人をつけました。
それが、更毬朱美さんです。符術の達人です。
蛍:「たしかに、神有月さんは少し変わってらっしゃるようですね。まっす
ぐなところのある彩華とはよく衝突しているようです……」
彩華さん達はとりあえず、現場を確かめてみる事にします。
転落事故があった夕方6時。チャイムが鳴り響く時、神有月凶一郎さんが階
段を登り始めます。そして、そこには一人の女の子の幽霊がいたのでした。
蛍:「このとき、間柴基史さんだけが霊視に失敗してらっしゃいましたね。
あの方は超能力者であって、霊力はあまりお持ちでらっしゃらないよ
うですから、仕方ないと言えばそうなんですが」
さて、続きは次回に持ち越すとしましょう。
次回も解説は鷹司蛍さんにお願いする事になっております。
それでは、鷹司さん、お疲れさまでした。
☆
さて、前回は「4階の13階段」で女の子の幽霊が出て来て終わりましたね。
女の子は自分の姿が見える人間に驚いて、壁の中へと消えてしまいます。
彼女の姿を見たものは、みんな、彼女が階段の13段目を作っている事に気付
きました。
蛍:「正直な話、あまり信じられない話ですね。状況を考えても、その女の
子が悪意を持ってやっているとは思えません。子供の幽霊というのは、
その行為がよい事であるのか、悪い事であるのか、知らないままでい
る事が多いんです……」
さて、怪我をして意識不明のまま昏睡している二人の生徒の意識を、神有月
凶一郎くんが、潜って探ろうとします。その際の光景はなかなかグロテスクで
した。
蛍:「あの方、サイボーグだったんですね。その……体から色々なものを取
り出したりしますし……」
神有月くんが人の意識に潜るやり方は、自らの脊椎をその目標の者の体に潜
り込ませるというものでした。しかし、彼女たちの意識は、真っ暗闇と、13数
える声だけで占められていました。
蛍:「お話で伺ったんですが、目隠しをして数えながら階段を登らないと、
13段目の階段は現れないようですね。ですから彼女たちの意識は真っ
暗闇に閉ざされていたんですね……」
正直な話、らちがあきません。彩華さん達は、次の日、階段で待ち構えて幽
霊の女の子を結界に閉じこめ、何故こんなことをしているのか、理由を聞きま
す。答えは、一人で寂しかったから、遊んでもらおうと思ったということと、
ある人たちがそうやっているのを見て、自分もやってみようと思ったのだそう
です。
蛍:「やっている事はよくないですけど、動機そのものは無邪気ですね。で
すから、ここでこの子を滅ぼすような事は避けてほしいと思います。
優しく諭せば、きっとわかってくれますから……」
さて、子供に慣れていないPCの皆さんは、ここでの子供の説得は一時あき
らめて、この子供が言っていた、「ある人」を探し出します。
この「ある人たち」というのは、気に入らない同級生にいたずらを仕掛ける
つもりで、13段目の階段を作っていたのです。
蛍:「……ちょうど。その被害にあった子が肝だめしを兼ねて目隠しをして、
階段を登ってくる時に、持っていた本を使って、13段目の階段を作っ
たそうです」
間柴くんがその子達を呼び出して、問い詰めます。そして、階段の踊り場で、
その事を懺悔するように仕向けます。
蛍:「その光景を女の子の幽霊に見せる事で、それはいけない事だからやめ
るように、説得したんですね」
そうすると、女の子は階段を作るのは止める、と言いました。
他の7不思議も、彼女が大抵はいたずらでやっていたという事がわかりまし
たね。
蛍:「音楽室のピアノも、この子がやっていたというんです。よほど遊んで
欲しかったんでしょうね……」
いちいち説得していては面倒だと思ったのか、彩華さんは彼女を茶道部室に
連れて行きました。そこには、座敷わらしの男の子がいますから、彼と引き合
わせて、おとなしくさせようと思ったんでしょうか。どうなんでしょうね、蛍
さん? このあたり、実のお姉さんであるあなたなら、彩華さんのこのときの
考えがお解りになるかと。
蛍:「あなたがおっしゃった通りで良いと思います」
わかりました。さて、茶道部はとたんにある意味で賑やかになりましたね。
子供たちの楽しそうな声がする、だけど姿は見えない。
考えたら、かなり恐いですね……。
蛍:「でも、これで7不思議もかなり解決した事ですし、なにより女の子が
寂しそうにしてないですから、これで良かったのだと……」
茶道部には、ますます人が近寄らなくなったそうです。
オチもついたという事で、このあたりで失礼させて頂く事にします。
鷹司さん、どうもありがとうございました。
蛍:「いえ、こちらこそ」
では、マイクをスタジオにお返しします。
☆
このシナリオで、神有月凶一郎は、じつは脳と脊髄以外はハイブリッドなサ
イボーグだという事が明らかになりました。
更毬朱美嬢との掛け合いは最高でした。
彼の暴走を止めたという意味では、GMの思惑通りになったという事ですね。
ちなみに、更毬朱美嬢ですが、普段はバイトをしているので、なかなか「心
霊研究会」には顔を出しません。
彼女の符術はほぼ万能に近く、大抵の事はできるのですが、符をつくるのに
三日ほどかかるので、あまりPC向けとは言いがたいですね。
誰かのウチに居座る事に抵抗がないのは、更毬家の伝統なんでしょうか?
詳しくは、清水鏡介のキャラシーを参考にして下さい。
間柴基史が在籍する「文芸部」ですが、どうもラーメンばかり食べているだ
けの部活のようです。
特に目立った活動はしていないようですね。
今回のプレイで気付いたのですが、「心霊研究会」の面々はあまりお金には
困らない奴等ばかりのようです。
例外は、更毬朱美嬢と清水鏡介ですか。
とよりん☆
清水鏡介のプレイヤーによる8/27の更毬氏のシナリオの感想です☆
7月某日
僕はとうとう転校して来た。ボーダーラインぎりぎりだが自分で決めなんと
か苦労して入った高校を転校するのはあんなに嫌だといったのに、親父と口論
しているうちにいつの間にか乗り気であるという風な話になっていたのは何故
だ? 親父が食わせ物だという兄貴の台詞が痛感してわかった。
転校して来たはいいが、周りの目が冷たい。当たり前だ。一学期の終わりに
編入して来たおかしな転校生に嫉妬の目を向ける事はあっても、気を回す事な
んてできる理由がない。学期末テストが終わった直後、つまり結果が次々と帰っ
て来るのだから。何でこんな中途半端な時期に、せめて一学期が終わってから
という妥協案さえ通せなかったのか、それともこれこそ親父の本領発揮なのか、
恐らく両者か。
短縮授業になっているので昼には下校、どうせ友達がいないんだからこの夏
は思いっきりバイトしてテレビとビデオを買う金を作るんだ。今のうちからバ
イト探しをしてやる、と暗い夏休みの計画をしているところに、一人の女生徒
が話し掛けて来た。年上の、つまり上の学年の人のようだがいったいなぜ?
しかも「超常現象研究会」? 生徒会? つながりのないこの二つは何なんだ?
しかもオレの力に興味があるという。そんな馬鹿な、まだこっちに来てから術
なんて使ってない、何故ばれた? いや、たんなるマニアックな自分の世界に
落ち込んだ人間か? とりあえず相手の説得に乗る事にする。無理に追い払う
のも危険だし、とりあえず様子を見てから無難に断ればいい。万が一にも力を
利用しようという団体ならぶっ潰してしまえばいいだけだ。
連れて行かれたところは予想をはるかに上回るところだった。挨拶といって
は腹から剣をだし痛がっている人。挨拶といっては隣の女の人をナンパしてい
る人。それらの事を意にも介せずさらに部活勧誘する人々……。他に何が起こっ
たのかは覚えていないが、公共の場でこれほどに開けっぴろげに力を使ってい
るような世界は今までの生活からは考えられない、常識というものが音を立て
て崩れていく様子が実感できた。僅かばかりの正気の中で、不敵な笑みを浮か
べた親父の「お前が転校するのは偶然でも押し付けでもない、必然と運命だ」
という言葉を思い出していた。
その場で、生徒会長と名乗る人から怪現象を解決するように依頼がくる。ま
あいい、様子を見ようと思っていたら、サイコでサイケでサイバーな神有月と
名乗る男を玩具に遊びつづけている。仕方がなく学校を案内してくれと促す事
でやっと動きだす。やっぱりここは危険だ、力を持っているのは事実だが、か
なり危険な集まりに違いない。(この時、まさかほんの数日でこのファジーで
デンジャーでファンタスティックな環境に慣れてしまい、屯するようになって
しまうとは考えもしなかった。クラスの人間より出会う事の少ない、力の持ち
主の、しかも大半の名前を覚えるというのは意外だった)
結局現場に行って用務員さんに会ってちょっと話を聞いてそれでおしまい、
下校だった。現場ではつい水鏡の術で過去映像をのぞいたが、呪文もないし殆
ど力の隆起も起こさなかったから気付かれてない……事を願おう。
転校初日で緊張状態で、めくるめく異世界のような出来事、いくらなんでも
家に帰ってから食べに出る元気はないように思うので、飯屋について聞く。生
徒会長が、生徒会長だからという理由で案内してくれた。どういう理由なんだ
ろう。まあ、お手頃そうなところを案内してくれたのでよしとしよう。深く突っ
込んではいけないに違いない。
一人で食べるのもなんなので、研究会の人間を誘って見た。乗って来たのは
間柴くんとなのるナンパなハードボイルドくん。ここよりいいところがあると
いうので、原チャに2ケツして連れて行ってもらう事にした。やっぱり原チャ
ほしいな。それよりもまず免許か、いやテレビを買って普通の生活をしなきゃ。
……嫌な予感がしたので、移動中に千円以内で食えるところと念を押しておく。
着いたところはファミレスという言葉のあてはまらない上品なレストラン、お
いおい、心の中で突っ込む。外観と違って安いのかもとわずかに期待して入っ
たものの、やっぱり高い。一番安い料理でカレーライス980円だとー、ふざけや
がって、でもこれで我慢。
しかし半熟堅茹卵君はいきなり6000円のコースを注文しているではない
か。結局、俺自信が払ったのは1000円ですんだのだが、はっきり言って食
べている間は味を感じる余裕がなかったぞ。浄化の術で相手のワインを浄化し
たのはご愛敬、魂や霊の浄化ならともかくあの程度ならばれないしね。(ばれ
てたけど)
家に帰ると、制服を脱いでそのまま寝た、銭湯にいく気力すらなし。
次の日、お昼、堅茹卵君に500円でラーメンが食べられると誘われたので、
だまされたと思いつつもついて行く、騙された。いや、確かに彼の言葉は正し
いがカップラーメンでは、やっぱり、ねぇ(一個精々200円以内だぞ)。こ
の時点で自分の力に関連のありそうな茶道部の方に入る事を決める。文芸部は
時々たかりに行こう、うん。
昼飯時も間柴君は元気だ、運動部に混ざって走り回っている。……、ボール
が神有月君の頭にそっくりだが、きっと気のせいだろう、そう信じたい。
神有月君がロボットになって帰って来た、脳と脊髄以外は作り物ということ
は、西洋のフランケンシュタイン(ゴーレム)やブードゥーのゾンビ、中国の
キョンシーみたいなのを科学的に行っているという事か?でも、それだったら
彼に浄化の術をかけたら死ぬんじゃないのか?
生徒会長はほうけている、昨日の理由といい、まともそうでもやっぱりどこ
か変なのかもしれない。ただ、今日知り合った更毬という人は一見はまともそ
うだ、い、いやまともだと信じよう、でないとこっちがおかしくなりそうだ。
今日は現場行って幽霊見て、お見舞い行って、サイケでサイコな携帯(形態
?)電話を掛けて、親父に小遣いをせびった。意味不明かもしれないがこれ以
上語りたくないというのが本心。
お見舞いの帰り、外食ばかりでは飽きるだろうしお金もかかるので自炊する
事にする……、困った事に俺は料理が作れない。しかし捨てる神あれば拾う神
あり、何と更毬嬢が作ってくれるというではないか、交渉するとしばらくは作っ
てくれるという。これは有り難い、外食に比べれば二人分の材料費でも(たい
ていの人の場合)安くあがるし、自分からやると言ってくれる人間だ、きっと
旨いに違いない。予想通り旨い、感動だ、転校してきていきなりこんな幸運に
恵まれるとは!しかも俺が男で相手は女、こんなシチュエーション何も起こら
なくても美味しすぎる(夕食が犠牲になるかもしれない状況で、何か起こす勇
気はないが)。……、もっとも、いつのまに上がり込んだのか知らないその他
大勢を除けばの話だが。皆自分の家の夕ご飯はいいのか?間柴君なんて病院か
らテレポートで帰ったはずだし、台所じゃ胃だけが料理を漁っている始末、え
い、こんなもの焼いて捨てちまえ。
次の日、更毬嬢はすごいぞ、きれいで強力で作るのが簡易な結界が貼れる。
符術師だから当たり前かもしれないが、俺にはできない、せいぜい気休めか水
の精霊に見張らせるぐらいの事しか出来ないからなぁ。風水術は兄貴が得意だ
からなぁ。
取り敢えず幽霊と話す、水鏡の術で入院している人を見せて喋らせる、子供
の無邪気な人真似か……、一番鬱陶しいパターン、しばらくすると生徒会長が、
原因となった人間とつるんでいた生徒のファイルを持って来た、やっぱり変な
人だ、だが、便利で気が利いて、どうやってと考えると恐い人でもあるな。
次の日、一人ずつ呼び出して間柴君が罪を懺悔するよう説得する。おかげで、
13階段はなくなるようだ。 しかし、他の4不思議くらいも幽霊の責任とは、
いっその事浄化の術で昇天させてしまおうか、……でも、新たな幽霊が呼び寄
せられるか、まだ目立たなかった何かが、取って代わって新たな七不思議にな
るというのが容易に予想されるのでやめる。わざわざ、安定している霊状態を
掻き乱す事もあるまい。
今は今晩の晩ご飯のおかずだけが楽しみだ、……何で、その他大勢がちゃっ
かりいるんだろう、シクシク。
シナリオ:4階の13階段
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「4階の13階段」と呼ばれる所で、女生徒が2人転落事故を起こし意識不明
の重体になります。
「4階の13階段」とは、最近この学校で噂になっている7不思議の一つで、
夕方六時のチャイムがなる時に、目隠しをして4階の階段を登ると、普段は12
段なのが13段になるというものです。
プレイヤーが夕方6時に、目隠しをして登ると最後の段にさしかかった時に、
壁から少女の幽霊があらわれ、プレイヤーの足の付く所にちょこんと手を添え
て13段目を作ります。
そして、しばらくそのまま足を乗せてると、手を持ちげ、下に落とそうとし
ます。ちなみに、判定に失敗して落ちても痛いだけです。
もし、少女に声をかけるなり、少女が見られていると気付くと、少女は壁の
中へと消えて行きます。
子供は毎日あらわれますし、実は、「音楽室のピアノの怪」や、「トイレの
花子さん」などの、幾つかの7不思議もこの子の仕業なので、うまく捕まえて
事情を聞くと、次の事を語ってくれます。
この子は死んでから寂しくてこの学校に留まったのですが、ある日、学校を
うろついていると、二人の女の子が、一人目の犠牲者の女の子にした事を見て
まねしたのだと。
実は、一人目の犠牲者の女の子は、友達の二人の女の子のいじめによる犠牲
者だったのです。それを見て、幽霊の少女がまねをした為に二人目の犠牲者が
出た訳です。
子供をこれからしないよう説得すれば終わりなのですが、なにしろ、高校生
の手本がいる為に今やっている事が悪い事だとはなかなか理解しません。解決
の方法には、次の方法があります。
(1)2人の女子高校生に、子供の前で自分のした事が悪い事だと認めさせる。
これは、二人が、心の中では悪い事をしたと思っているので、つつけばす
ぐにゲロをします。
(2)今やっている事以上の楽しい事を子供に教える。若しくは何かの交換条件
を付ける変わりに止めさせる。
(3)子供を力技で成仏させる。
子供を説得できれば、それで解決です。それから、何事も起こらず。噂はま
た別の7不思議に変っていくことでしょう……。
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