狭間から吹く風とともに:1998/01/17-1


目次



狭間から吹く風とともに:1998/01/17-1

狭間から吹く風とともにって?

 本メールマガジンは、創作TRPG語り部の世界設定のひとつ、現代オカルト物 である http://kataribe.com/HA/ 狭間さまよえるもの達  に関して、編集済みエピソードとちょっとした新聞記事ふうのシナリオフッ ク、追加設定や前日の情報についてまとめてお伝えするというものです。  記述方式は setext 形式で、対応ツールを利用することでより読みやすく、 利用しやすくなります。 http://www.age.ne.jp/x/sf/SETEXT/ setextについて  編集は sfこと古谷俊一、連絡先は sf@x.age.ne.jp です。  発送には、インターネットの本屋さん『まぐまぐ http://www.mag2.com/ 』を 利用させていただいております。前回の発行部数は147部でした。  また、語り部通信倶楽部やサイバラ電劇ネットのような草の根BBSなどでも 配布されております。ちなみに転載は自由、引用は出所を明らかにすれば問題 ありませんし、シナリオネタとして利用する分にはとくに断る必要はありませ ん。  登録・解除は http://kataribe.com/HA/maga/ 狭間から吹く風とともに  の案内ページからお願いします。 > -【宣伝】----------------------------------------------------------- > 姉妹誌紹介                 ものかきのひと、集えっ! > ** 文芸広報 ** http://www.age.ne.jp/x/sf/NOVEL/maga.html > 本メールマガジンは、情報の山の中に埋もれた創作文芸物を発掘し、読むこ > とを楽しみたい人々への指針となることを目的とする、オンライン創作文芸 > の宣伝告知サービスです。刊行ペースは週刊、毎週金曜日発行。 > --------------------------------------------------------------------

最近の狭間の展開

http://kataribe.com/ML/ 語り部メーリングリスト  を中心に、狭間について先日にあった活動をお伝えするものです。  新着ページについては http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/kataribe/KATA_NEW.html 語り部関連ページ新着情報  もご利用くださいませ。  新型オンラインコミュニティシステムが完成したら、紹介には集約リンクな どもつく予定です。今回は1998年1月13〜16日のできごとです。

狭間全般

・狭間異能リスト・簡略版 http://web.nnl.isas.ac.jp/~aida/KATARIBE/HA/expow.html  中崎実さんが作成されました。「キャラクターを作りたいけれど、イメージ が浮かばない」「異能を思いつかない」などと言うときの参考のために作成さ れたとのことです。

コード06『キャラからのエピソード作成』

http://kataribe.com/HA/06/ ・新規エピソード『冬を知る』  いつもまわりが春である花澄と、人形のからだに宿っている木霊である譲羽 にとっては、冬を実感する機会は珍しいようで……。 ・新規エピソード『ちと矛盾』  FLOWER SHOP Miko に、自作の"ヤギ皮のクマの人形"をもって訪ねる、花澄 の話。 ・エピソード『柳紘一郎の黒ファイル』  「埴輪のタイチ、及びシュイチの証言」として、恐怖のマッチョ事件の発端 についての情報が追加されました。あとは、マッチョ軍団捕獲作戦に関する進 行がありました。 ・新規エピソード『バージョンアップ』  相模研究所にてバージョンアップを行うメイと、その誕生秘話。 ・新規エピソード『家紋』  狭淵美樹と狭淵麻樹の兄妹の会話。狭淵のの家紋について訪ねられた美樹は、 曾祖父が複雑怪奇なたくさんの家紋を使用したという話をした。麻樹は先祖伝 来の紋を使おうということにしたのだが……。 ・エピソード『雪、来たる(仮題)』  エピソード『どこで雪が降ってるって?』につなげて、「重量不明のおまけ」 というシーンが追加されました。大雪の東京からテレポートしてきた茜に、くっ ついてきてしまった雪ん子は……。 ・豊中雅孝:成長の軌跡 http://web.nnl.isas.ac.jp/~aida/KATARIBE/HA/growth.html  プレイヤーの中崎実さんにより、キャラクターの作成時点から現在までの、 キャラクターの設定がどう変化し、どうデータが追加されていったのかについ ての記録文書です。語り部の数値データの事後追加機能がいかんなく発揮され ております。

コード14『霞ヶ池の影』

http://kataribe.com/HA/14/ ・組織『在田商事第三開発部』  関連の設定が変更・増補されました。ううむ、ちゃんとチェックを入れて正 式にデータに繰り込まねば……。

夕刊風都:1998年01月17日:取調室からの逃亡事件で懲戒勧告

 吹利署の取調室から容疑者の男性が逃亡した事件で、県警は、取り調べ担当 刑事ら六人を懲戒勧告などの処分にした。  逃亡したのは20台なかばの男性で、氏名は不明。

利用法

 異能者の逃亡……と解釈するなら、派手な脱出だったか、中継がまわってい る目の前だったかして、事件を隠蔽できなかったんでしょうね。  このように報道されて手配写真が出まわるようになってしまうと、普通の生 活はできなでいしょうな……。PCの皆さんも気をつけましょう。

最新編集済みストーリー:狭間06エピソード638『リボン』

http://kataribe.com/HA/06/P/ 狭間06エピソード集  に追加された編集済みエピソードです。  今回の話は、 http://kataribe.com/HA/06/P/6/HAP06635.HTM  にHTML化して編集公開してあります。

本編

 午前十時、松蔭堂。  SE : ととととと……  訪雪 :「はい、ゆずさんだね」  譲羽 :「ぢい」  ぺこり、と、木霊は頭を下げた。  訪雪 :「でも、今日はどうしたの、玄関から」  譲羽 :「ぢいぢい(あのね、これ、持って来たの)」  手に持った平たい箱を、木霊はぶんぶん、と上下に振った  訪雪 :「これは?」  譲羽 :「ぢい……(ええと……)」  もうそろそろ電話が必要らしい。  訪雪 :「じゃこっちおいで」  譲羽 :「ぢい……ぢ!」  よいしょ、と玄関を登った木霊は、そこで方向転換した。  一 :「あれ、ゆずちゃんか……あ?」  ズボンの裾の辺りを、譲羽がしっか、と握り締めている。  譲羽 :「ぢい(キノエちゃんとキノト君は?)」  一 :「若大家さん、なんて言ってるんです?」  訪雪 :「儂じゃわからんよ」  譲羽 :「ぢい(キノエちゃん、いる?)」  呼び声に答えて、キノエとキノトがするり、と現れた。  キノエ :「キイ(なに?)」  譲羽 :「ぢい(持って来たの)」  キノエ :「?」  譲羽 :『あのね、花澄がね、持っていっていいって言ったの』  キノエ :『で、何を』  返事の代わりに譲羽は、箱の蓋をよいしょ、と持ち上げた。  キノト :『わ』  キノエ :『リボン?』  くるくるとまとめられたリボンが、箱一杯に入っている。  譲羽 :『あのね、お礼なの。この前ゆず、落ちなかったから』  どうやらこの前のお茶会のことを言っているらしい。  キノエ :『お礼って……別にいいのに』  譲羽 :『でもね、花澄が、それはいいことですって。で、一番い :いのゆずが選んであげてって』  キノエとキノトは顔を見合わせた。譲羽の方はもうすっかりリボンの方に集 中してしまっている。  箱の中のリボンは、あっという間に廊下一面に散らばった。  譲羽 :『キノエちゃんは赤なの。でも、赤じゃなくて……これは?』  細い、少し黒の混ざったような落ち着いた色合いのリボン。  キノエ :『ええっと』  譲羽 :『キノト君は風なの。だからこれ』  透き通るような、淡い青色のリボン。  キノト :『あのねゆずちゃん、僕らは人になるでしょう? だから』  譲羽 :『人もリボンつけるよ。ゆずもつけるよ』  確かに譲羽のおかっぱの一房に、細い紅のリボンが結んである。  譲羽 :『花澄がね、つけてくれたの。それでゆず嬉しかったから :キノエちゃんとキノト君にあげるって言ったの』  ここまで言われては、断れまい。  キノエ :『それは……ありがとう』  譲羽 :『つけたげるね』  かちかち、と小さな音を立てる腕をオコジョの首の周りに廻す。存外器用に、 譲羽はリボンを結んだ。  濃い紅の細いリボンはキノエに。淡い青のふんわりしたリボンはキノトに。  譲羽 :「ぢい(得意)」  訪雪 :「……何か判らんが、その為に来たのかね、ゆずさんは?」  譲羽 :「ぢい(こっくり)」  一 :「……(何だったんだろう)」  視線の先で、二匹のオコジョは、少し照れたように首を傾げた。

解説

 シーン的にはエピソード605『和菓子』の直接の続編となりますか。組み込 んじゃっても良かったのかな?  譲羽の、なんというか幼い少女らしさみたいなものが出ている話ではないか と思います。 > -【宣伝】----------------------------------------------------------- > 成功率・消耗度をプレイヤー側で選択するルール的楽しみと、ゲーム進行中 > にすらキャラクターデータを増補・修正できる強力なキャラクター表現ルー > ルを持つ、汎用TRPGルールシステム。それが ** 語り部 ** > > http://kataribe.com/ 語り部総本部 毎日追加更新 > --------------------------------------------------------------------

狭間から吹く風とともに:1998/01/17-2

 おもに夕刊風都の作成が遅れており、発行が止まっていたことも合って、編 集済みエピソードのバックオーダーが溜まっているので、ついでにあと二件を 掲載します。 http://kataribe.com/HA/06/P/ 狭間06エピソード集  は、最近おおむね、毎日一件追加されております。 > -【宣伝】----------------------------------------------------------- > ☆ もうひとつの現代日本で――あなたの分身を活躍させてみませんか ☆ > > 自由連鎖型リレー小説にしてプライベートリアクションが公式化されるPBeM > 開始から二周年突破して、「エピソード作成」はますます元気に活動中です > http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/kataribe/HA/ 二年で500話!! > --------------------------------------------------------------------

最新編集済みストーリー:狭間06エピソード635『男って可愛い?』

http://kataribe.com/HA/06/P/ 狭間06エピソード集  に追加された編集済みエピソードです。  今回の話は、 http://kataribe.com/HA/06/P/6/HAP06635.HTM  にHTML化して編集公開してあります。

登場人物

 富良名瑞希(ふらな・みずき) :年下(男)に敬われる(恐れられる)おねーさん。  本宮友久(もとみや・ともひさ) :瑞希の後輩。魔性の瞳をもつ。

本編

 もう……昔のこと。四年前の十一月半ば過ぎ。20になった冬の日のこと。  ……夕暮れがもう薄闇に消えかけてる。どことなく……ふてくされた顔でぶ らぶらと一人歩く瑞希。  瑞希 :「ば……っかやろぉ」  思わず悪態をついてしまう。悪態をつきながらも……どうしても思い描いて しまう……男の顔。  瑞希 :「なによ……」  別れた男。もう何度もくっついて別れてを繰り返してる男。今回で二度目の 別れ……それでもあきらめられない男。  瑞希 :「あーあ、つまんない……な」  ぶちぶちと……つぶやきながら歩いている瑞希。そこへ……  ヴォォォォォン。鋭いエンジン音を響かせ、バイクが走ってくる。  瑞希 :「(うざいわねぇ……どこの族よ)」  思いっきり顔をしかめて、そっぽむく瑞希。  バイクはうなりをあげながら瑞希の手前で止まり。のっていた男がヘルメッ トを取る。短い黒髪に端整な顔立ち、不自然に青い双眸の男。  瑞希 :「あれ?」  それは昔からの知り合いで、二つ年下の後輩、本宮友久だった。  友久 :「よぉ瑞希」  気安く声を掛けてくる、年下だが遠慮が無い。顔立ちで見ると、どちらかと いうと瑞希より年上のようにさえ見える。  瑞希 :「友久! バイク買ったの?」  友久 :「……まぁな」  瑞希 :「えー! いーなっ、かぁっこいいっ! 見せて見せてっ!」  友久 :「へへ、いいだろ」  バイクを誉められ、嬉しそうに笑う友久。笑うと結構子供っぽい顔になる。  瑞希 :「いいなぁ……かっこいい……ねぇ、後ろ乗せてよ友久っ」  友久 :「え、今からか?」  瑞希 :「うん! ちょっとかっ飛ばしたい気分なんだ」  かっ飛ばしたい……何もかも……あいつこと……  友久 :「別に乗せてもいいけど……寒いぜ」  瑞希 :「平気だって、あたしいっぺん、バイクの後ろ乗ってみた :かったんだ! ねっいいでしょっ」  がきんちょのごとくお願いっ! する瑞希。肩を竦め、あきらめたように笑 う友久。  友久 :「へぇへぇ、おまえには何言っても無駄だな、それ」  がさがさと予備のメットを瑞希に放る。  瑞希 :「さんきゅっ! 友久っ」  メットをかぶり、ひょいとバイクの後ろにまたがる。  友久 :「落ちるなよ、しっかりつかまってろ」  瑞希 :「わかってるって」  ヴォォ……ン。うなりをあげて走るバイク。風を切って……景色をすり抜け て……疾走する。  めまぐるしく通り過ぎていく景色。まるで景色だけが動いていて……自分だ けが止まっているような錯覚をうける。  感じるのは……体を切り裂くような冷たい風と、しっかりと腕を回した背中 の温もりだけ。しがみつく腕に力を込めて……目を閉じる。  頭の中が真っ白になる、まるで自分がただの点になったような……そんな感 覚。叩き付ける風さえ、寒さのあまり感じなくなってしまう、暖かい背中も…… いつしかその感覚を見失ってしまう……  そこだけ、すべての世界から切り離されている……そんな感覚。このまま…… 点になってしまうのも、悪くないような気がした。  しかし……徐々にバイクはスピードを落とし、止まる。  名前も知らない、どこかの小さな公園。丘の上、柵の向こうに……薄闇がか かりはじめた街が見える。  瑞希 :「ふわぁ……寒〜」  バイクから降り、寒さで冷え切った頬を両手でこする瑞希。  友久 :「言っただろ、ほら」  ぽん……と、近くの自販で買ったホット紅茶を放る友久。  瑞希 :「お、さぁんきゅ。気が利くじゃん」  ベンチに座り、缶を頬にあてる……熱さが頬に伝わってくる。同じく缶コー ヒー片手に友久が隣に座る。  瑞希 :「んーあったかい」  友久 :「おまえ……なんか嫌な事……あったのか」  瑞希 :「ん……ちょっと」  少し遠慮がちに話し掛けてくる友久。理由はとうにわかってるんだろう。  友久 :「また……別れたのか」  瑞希 :「みゅう……鋭いわね」  友久 :「こんだけ付き合い長けりゃな」  瑞希 :「まぁね……うん……色々と」  友久 :「ま……俺には関係ないけどな」  そのまま、口を閉ざす友久。心持ち友久によっかかりながら……やっぱり無 言の瑞希。しばらく……そのまま無言の時間が続く。  友久 :「瑞希……そろそろ……帰るか?」  瑞希 :「友久……」  友久 :「ん?」  瑞希 :「友久……もうちょっと、そばに……いてよ」  友久 :「あ? ……ま、いいけどな」  冷たい風が木々をざわめかせながら、瑞希の長い髪を揺らし、吹き抜けてい く。寄り添って座っている友久の頬がほのかに赤いのは……どうやら寒さだけ のせいでもなさそうだ……  友久 :「瑞希……」  瑞希 :「ん?」  友久 :「俺……さ、お前さえよければ……いつだっているぜ」  瑞希 :「へ? 何、何のこと?」  友久のセリフにきょとんとした顔になる瑞希。  友久 :「……おい。おまえ……いて欲しいって……言わなかった :か?」  瑞希 :「え、ああ言ったわよ」  友久 :「……俺にいて欲しい……って事じゃなかったのか……」  指摘されてはじめて、自分のセリフの意味の深さに気がつく瑞希。  瑞希 :「え、いや……その、そーじゃなくって。なんとなく一人 :じゃなんだしな〜って思ってだけなんだけど……」  瑞希のぬけまくった答えにあやうくこけそうになる友久。  友久 :「おっお前なぁっ、そんな不用意に男を喜ばせる発言をす :るな! 変な期待をするだろうが」  瑞希 :「んー変な期待ねぇ……」  友久 :「……なんで俺がこんな注意をしなきゃならんのだ……」  瑞希 :「言われてみると結構きわどいセリフよね……」  友久 :「あのな……」  心底疲れきった顔になる友久。  友久 :「あと……な。恋人でもない男にバイク乗せてなんて、も :う言うなよ。男ってもんは油断できんもんだからな」  瑞希 :「(ちょいちょいと友久の鼻先を指差す) : あんたみたいに?(くす)」  友久 :「お前な……」  瑞希 :「冗談だって。……うん、わかった。もう言わない」  友久 :「……まともに可愛くしてりゃいいんだよ」  瑞希 :「それができてりゃ苦労しないわよ」  友久 :「ごもっとも」  瑞希 :「でも……男って……結構単純ね」  友久 :「(肩を竦める)まあ、基本的にはな」  瑞希 :「(くす) 可愛い」  友久 :「なっ……」  可愛いの発言に一気に腰砕けになる友久。  友久 :「か……可愛いって……可愛いって、お前なぁ」  瑞希 :「どしたの?」  友久 :「可愛いっていうなよ……男に向かって」  瑞希 :「なんで?」  友久 :「可愛いなんて言われたら自分が情けなくなってくる」  瑞希 :「そうかなぁ……」  友久 :「まったく……お前といると余計な苦労しそうだ」  瑞希 :「なによぉ、あたしだって……色々苦労してるのよ」  友久 :「ほぉ……何に苦労してるんだ」  瑞希 :「もちろん、男を骨抜きにして口説き落すことにね」  友久 :「ほ……骨抜き……」  瑞希 :「そぉよ。男は捕まえる恋、女は逃がさない恋……だから」  友久 :「なるほど……一理あるかもな」  ぴょんとベンチから飛び上がる瑞希。  瑞希 :「よぉしっ! 元気でた。今度こそあいつを口説き落とし :てやるんだから」  友久 :「おーおー怖えな」  くるっと振り向き……くす……っと笑う瑞希。いつものチャシャ猫笑い。  瑞希 :「そおよ、女は怖いのよ……なめてかかったら骨抜きにさ :れちゃうんだから」  友久 :「心しとくぜ。よし……帰るか」  瑞希 :「帰りも……飛ばしてね」

解説

 編集しているのが1998年1月22日だったりしますので、とりあえず25歳おめ でとう、と言っときます。瑞希の誕生日は21日なので。登場人物では旧姓の富 良名にしておりますが、現在は結婚しており斎藤瑞希となっております。  で、この話は典型的な過去の話……人物の過去の一シーンを描くことで、今 のその人の生きざまを浮き彫りにするというか、深めるための話だと思います。 狭間では基本的に現実と同期させて話を進めていますが、このように過去の話 題を振り返って書くというのも、良いものですね。  本宮友久のほうですが……。06で本宮といえばスナフキン愛好会の苦労人、 和久(かずひさ)君となるのですが、その兄です。1997年時点では死亡したこと になっております。……が、狭間14『霞ヶ池の影』にて活躍しております。こ れもクロスオーバーと言えば言えるのでしょうかね。 > -【宣伝】----------------------------------------------------------- > ○ ○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜○ _// > <[■]\ £_ )サイバラ電劇ネット( ____/>>>>>\ > −−−−−→/ ゜)○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜○ /<<<<<<<<<< ◎ <<<\ > 〜y/ ̄~>> ̄~`\/^ 03-3721-2501(アナログ) <>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>▼ > / ) ||___ / 03-5483-7408(デジタル) VvVvV<<<<<<<<<<<<<<▼ > --------------------------------------------------------------------


連絡先
ディレクトリルートに戻る
語り部総本部