語り部IRCログ #HA21 2009-12-17

霞ヶ池の闇

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2009/12/17 00:00:00
[Hisasi] #円卓という組織に保護されている事、オリジナルと親しい存在であること、そして……彼女もまた狂った研究で運命を狂わされたであろう者
[Hisasi] セツ:「…………(唇をかむ)」
[Hisasi] #何故彼女が気になるのか
[Hisasi] #それがオリジナル・ユダと近しい存在だからか
[Hisasi] #それともまた別の
[Hisasi] セツ:「…………」
[Hisasi] #彼女は今日もいるだろうか
[Hisasi] #端末に映る画像を眺める
[Hisasi] #M遺産として追われる対象である今、彼女に不用意な接触をすることは巻き込んでしまうことになりかねない
[Hisasi] #だが
[Hisasi] セツ:「…………キャリー」
[Hisasi] #もう一度、彼女に会いたい
[Hisasi] #会ってどうするのか、何を話すのか、わからない
[Hisasi] #だが、所有者を殺し、空っぽのまま一人で生きてきた中で
[Hisasi] #彼女と会ってから、何かがゆらいだ気がする
[Hisasi] セツ:「…………」
[Hisasi] #もう一度会いたい、会って確かめたい
[Hisasi] #何故なのか
[Hisasi] セツ:「…………」>端末を閉じて胸ポケットにしまい
[Hisasi] #椅子にかけたコートを手に取った。
[Hisasi] #居て欲しい
[Hisasi] #会ってどうしたいのか、何を話すかもわからないまま
[Hisasi] ------
[Hisasi] というわけで今度二人でデートしましょう、キャリーさん
[Hisasi] #廃墟で手を引いて
[kurov] 逢瀬。
[Hisasi] ちょっと追手とかかかってもいいですよね、ピエロとか
[kurov] モローがいなくなって補充が難しくなったMBを追加するために積極的にキャリーを奪いにきます^^
[kurov] 基本使い捨てだったのに派手に使えなくなっちゃったから相方とコンビで。
[Hisasi] せっさんブチキレでぶっ飛ばすから
[Hisasi] そこでせっさんがウヤダの戦いそのまんまだってことをキャリーに気づかせる
00:13:20 + arca(~arca@p4084-ipbf2709hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp) to #HA21
[kurov] 普通の相手なら共闘するところですがトラウマーな元上司なのでもう守られますひたすら
[Hisasi] 守りますYO
[kurov] 手ぎゅっと握っちゃったりして。
[Hisasi] マジ切れで撃退してちょっと負傷して(演出上)
[Hisasi] 僕が守るよと抱きしめるとかしたいですね(だがキャリーの方が微妙に背が高い
00:24:54 MOTOI -> MOTOIbath
00:26:23 ! miburo ("平安")
00:45:43 MOTOIbath -> MOTOI
2009/12/17 01:00:00
01:57:57 ! Hisasi ("いなずまいれぶん!!")
2009/12/17 02:00:00
02:09:25 ! gombeLOG ("Leaving..")
2009/12/17 03:00:00
03:31:02 ! arca ("すぽーん")
2009/12/17 04:00:00
2009/12/17 05:00:00
2009/12/17 06:00:00
06:16:01 ! sf ("TRPG.NET CM: http://hiki.trpg.net/ http://hiki.cre.jp/ Wikiの追記・強化にもよろしければご協力下さい")
06:39:43 + sf(~sf@dhcp3.cre.ne.jp) to #HA21
2009/12/17 07:00:00
2009/12/17 08:00:00
2009/12/17 09:00:00
09:00:26 ! kataribe ("auto down")
09:02:47 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA21
2009/12/17 10:00:00
2009/12/17 10:00:01
10:00:35 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA21
2009/12/17 11:00:00
2009/12/17 12:00:00
2009/12/17 13:00:00
2009/12/17 14:00:00
2009/12/17 15:00:00
2009/12/17 16:00:00
2009/12/17 17:00:00
2009/12/17 18:00:00
2009/12/17 19:00:00
2009/12/17 20:00:00
20:49:55 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA21
20:55:27 + Suo(~username@ppxc145.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA21
2009/12/17 21:00:00
21:13:01 + miburo(~toukaen@zaqdb72f2f7.zaq.ne.jp) to #HA21
21:31:57 + Suo(~username@ppxn006.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA21
[Hisasi] http://hiki.kataribe.jp/HA/?Set
[Hisasi] というわけで、せっさんのwikiを作った
[kurov] このてをはなさないきた
[Toyolina] あんなロリコンに
[Hisasi] 正論なので言い返せません
[Toyolina] 嫁のフォローがさらに助長
[Hisasi] キルマシーン再びみたいなイメージしてたらいつの間にか恋愛脳の中二になってた件
[Toyolina] それも遺伝子ですねきっと
[Suo] ろりこんw
[Suo] #うらら:「長官の血を絶やさないためには仕方の無い選択だったんです」
[Suo] #メロリンQのアンプルを片手に
[Hisasi] #そしてアンプルは行方不明
2009/12/17 22:00:00
[Suo] #うらら:「へぶちっ!……あぁっ!アンプルがどっかにっ!!」
[Suo] #くしゃみしたら手を離した→どこかに落ちていった
[Hisasi] せっかくだから財団もウヤボム回収に噛むとしよう
[Hisasi] というわけで、財団組で動きませんか。蘇芳さん
[Suo] うららさん、財団で拾ってもらえますか?
[Suo] もしくは石橋長官から「財団の人間との接触を許可する」という支持が出たとか
[Hisasi] アルバイト募集の紙みてきたらそのまま居ついた
[Suo] #支持→指示
[Suo] それいいかもw
[Hisasi] 事務のアルバイト募集、葛葉ビル。
[Hisasi] なんか事務所の前にちらしもったナゾの女の子が丸くなってるんですが
[Suo] うらら:「おなかすいたです……仕事探さないと、生活が、生活が……」
[Hisasi] #倒れこむように電柱にすがり
[Hisasi] #そこに張られている一枚のチラシ
[Suo] #未来世界のお金はこっちで使えなくて、家賃滞納していたらアパート追い出されたでござる
[Hisasi] #事務職アルバイト募集、まかない食あり、連絡はこちらまで
[Suo] うらら:「口座にはお金が振り込まれてるのに、使えないなんて……(がたがた」
[Suo] うらら:「寒い、寒いです……」
[Hisasi] #葛葉ビル3F、仲介事務所。
[Suo] うらら:「えぇと、3Fですね……(よたよた」
[Suo] #よたよたしながら3Fまで行き、ドアベルを鳴らす
[Hisasi] 三郎:「うん?」
[Hisasi] #顔をあげた
[Suo] #SE:ぴんぽーん
[Hisasi] イーヴ:「来客か」
[Hisasi] 三郎:「おう、ちょっくらでてくらあ」
[Hisasi] #ぺすぺすぺす
[Hisasi] #依頼人かなーとか
[Hisasi] #思いつつ
[Hisasi] #ドアを開ける
[Hisasi] SE:ガチャ
[Suo] #萌え袖ペンギンの三郎たんが出てくるんですね
[Suo] うらら:「あ」
[Hisasi] 三郎:「よう」
[Hisasi] #いよう、と片手をあげて出迎えるペンギン
[Suo] うらら:「えーと……」
[Hisasi] 三郎:「まあはいんな嬢ちゃん。まずは話を聞こう」
[Hisasi] #ぺすぺすと
[Suo] うらら:(人間じゃない?……コンピュータ、目の前の生物の情報を)
[Suo] うらら:「……」
[Suo] #三郎たんを凝視して動かない
[Hisasi] 三郎:「どうした?」
[Suo] うらら:「検索結果、動物界、脊椎動物門、脊椎動物亜門、鳥綱、ペンギン目、ペンギン科、マカロニペンギン属の……えぇと、外見特徴からするとイワトビペンギン……?」
[Hisasi] 三郎:「…………まあ間違っちゃいねえけどな」
[Suo] うらら:「データバンクでしか見たことが……あ、ごめんなさい」
[Suo] #ぺこり
[Hisasi] #で、案内される
[Hisasi] #応接間
[Suo] うらら:「ええと、チラシを見て来たんですが……」
[Hisasi] イーヴ:「どうぞいらっしゃい、お嬢さん」
[Hisasi] #まあお座りなさいよ、と
[Hisasi] 三郎:「チラシ?ああ、バイト募集の」
[Suo] うらら:「はじめまして。……はい、何とかしないとご飯が(涙」
[Hisasi] イーヴ:「……事務アルバイトの経験はあるかな?」
[Suo] うらら:「ええと……あ、アルバイトじゃないけど、事務ならば」
[Suo] #始末書書きで慣れてるし!
[Hisasi] 三郎:「ふむん、履歴書はもってきてるかい?」
[Hisasi] #そんなもんあるんかいな、うららっく
[Suo] うらら:「え?あ、はい。……これを」
[Suo] #この時代用に用意された偽造戸籍に基づいた履歴書を用意
[Hisasi] イーヴ:「ふむ……」
[Hisasi] #で、チラシには少々事情のある仕事もあり、の記述があった
[Suo] うらら:「あの、何か……」
[Hisasi] イーヴ:「ところでお嬢さん、ひとつお聞きしたいのだが……この事務所は色々事情のある案件を多く扱うことがある」
[Hisasi] 三郎:「まあ、なんつーかな、ちょっと厄介な……時にちょっと理解しがたいようなヤマもある、説明するのも面倒だがな」
[Suo] うらら:「だそうですね。……お二人とも、日本文化保護財団のエージェントということをデータ上で拝見しましたから」
[Suo] #けろり
[Hisasi] イーヴ:「!」
[Hisasi] 三郎:「!」
[Hisasi] #この口の軽い娘はww
[Hisasi] 三郎:「……嬢ちゃん……そのデータはどこで得たんだい」
[Suo] うらら:「大体のことは適応できると思います。……あれ、何かわたし、また言っちゃ駄目なこと言っちゃったかな……?」
[Hisasi] #きろりと、ペンギンが鋭い目で見るぜ(だがあまりこわくない
[Suo] うらら:「ええと……その……き、禁則事項に触れるので、ごめんなさい(ぺこり」
[Hisasi] イーヴ:「………」>目を細めた
[Suo] #言葉に詰まったときの一言、『禁則事項』
[Hisasi] #高性能義眼、うららさんを観察
[Suo] うらら:「……機械式の義眼、機能は随分とシンプルなんですね」
[Hisasi] イーヴ:「…………さて、我々はどこまで君に把握されてるのだろうか」
[Suo] うらら:「いえ、この時代ならば最新鋭の域か……」
[Hisasi] 三郎:「…………」
[Hisasi] #いきなり不審者全開です!w
[Suo] うらら:「ええと…………」
[Hisasi] イーヴ:「なるほど、君も少々『ワケアリ』な存在だということかな?」
[Hisasi] #ふぅ、と
[Suo] うらら:(ヤバイ、ご飯にありつけなくなる!なんとかしないとなんとかしないと!)
[Suo] うらら:「ええと、その……」
[Hisasi] 三郎:「……その割には随分ユルいな」
[Suo] SE:ぐぅぅぅぅぅぅぅ
[Hisasi] イーヴ:「…………」
[Hisasi] 三郎:「…………」
[Suo] #盛大に腹の虫が鳴った
[Hisasi] #顔を見合わせる
[Hisasi] イーヴ:「……話は食事をしながらでもいいだろう、待っていなさい。食べられないものなどはあるかな?」
[Suo] うらら:「ごめんなさい!お金が引き出せなくて無一文でアパート追い出されて!ここ暫くあんまりちゃんと食べてないんです!」
[Hisasi] 三郎:「…………おーい」
[Hisasi] #あやしいんだか、さもしいんだか
[Suo] うらら:「何でも食べます!食品アレルギーもありませんし、『ハムスターフード』と名高い火星宙軍のレーションフードだって今は美味しくいただける自信があります!!」
[Suo] #なんか変な単語が混じったよ
[Hisasi] イーヴ:「…………わかった、途中の単語は聞かなかったことにしておこう」
[Hisasi] #スルースキルは高かった
[Suo] うらら:「……ごめんなさい(ぺこり」
[Suo] SE:ぎゅるるるるるるるるるる
[Hisasi] 三郎:「……明らかに不審な単語混ざってたような気がするんだがな……」
[Suo] #更に盛大に腹の虫が鳴いた
[Hisasi] 三郎:「……まずは腹ごしらえだな」
[Suo] うらら:「…………はい」
[Hisasi] #警戒するのも気が抜けました(ゆとりオーライ
[Hisasi] #で
[Suo] #がつがつむしゃむしゃもぐもぐぱくぱく
[Suo] うらら:「ンマーーーイ!」
[Suo] #藤子フェイス
[Hisasi] #食卓に並ぶ、豆スープ、ホームベーカリーで焼いたパン、鶏ハム、などなど
[Hisasi] #料理が趣味のイーヴさんがつくった食事が並び
[Hisasi] 三郎:「…………そうか、まあ、よかったじゃねーか」
[Hisasi] イーヴ:「……喉に詰まらせないように」
[Suo] うらら:「がつがつ)こんなに(むしゃむしゃ)美味しいものは(もぐもぐ)久しぶりで……んごっ!」
[Suo] #詰まったらしく、胸をどんどん叩く
[Hisasi] 三郎:「……ほらよ」>ぺしぃーと背中叩いて
[Suo] うらら:「はぅ……すみません」
[Suo] うらら:「ええと、それで……」
[Suo] #さっきの話の続きを、と
[Hisasi] イーヴ:「ああ」
[Hisasi] イーヴ:「ここでのアルバイトを希望、と」
[Hisasi] 三郎:「……俺らの事情は、どこまで知ってるんだい?」
[Suo] うらら:「はい。アルバイト希望です。それで、事情ですが……とりあえず、お二人が所属されている財団のこととかは、一通りは」
[Hisasi] イーヴ:「ふむ」
[Hisasi] #三郎とアイコンタクト
[Hisasi] 三郎:「…………(妙な嬢ちゃんじゃねーか)」
[Hisasi] イーヴ:「…………(だが、我々の事情をなぜか知っており、所々にみょうな発言がある)」
[Suo] うらら:「…………」
[Hisasi] 三郎:「…………(不審、だが、ほっとくのもなんだよな)」
[Hisasi] イーヴ:「…………(ああ、逆にこちらの目の届くところにいたほうがいいかもしれない)」
[Hisasi] 三郎:「…………(了解)」>お手上げポーズ
[Suo] うらら:「?」
[Hisasi] イーヴ:「君の事情は……深くは追求しないことにしよう、我々の望む作業ができるならば、君をアルバイトとして採用する」
[Suo] うらら:「!ありがとうございます!!」
[Hisasi] #逆に観察して色々推測します
[Hisasi] #まあ、不審だらけなんでにんともかんともですが
[Suo] #高性能コンピュータやら電脳やらの力を借りて事務仕事はきっちりこなすんだぜ
[Hisasi] #で、家が無いんです!とゆったら、三階の物置フロアを貸してくれました。
[Hisasi] 三郎:「……今どき行き倒れつーのもなぁ」
[Suo] うらら:「わーい、夢見たいです(ころんころん」
[Hisasi] イーヴ:「……寒空に放り出すのも寝覚めが悪いだろう」
[Suo] #ソファーベッドに寝転ぶ
[Suo] うらら:「久々に雨風凌げて、しかも暖かい寝床で寝られます(ころんころん」
[Hisasi] #しかも食事ついてる
[Suo] うらら:「夢みたいです」
[Hisasi] イーヴ:「……まあ、何か問題があれば言ってくれればいい」
[Hisasi] 三郎:「まあ、仕事はたのまあ」
[Hisasi] #主に事務作業とかデータ整備ですが
[Hisasi] #ひょっとしたら勝手に仕事にくっついていくのもありといえばあり
2009/12/17 23:00:00
[Suo] うらら:「がばり)は、はいっ!がんばりますのでよろしくお願いしますっ!」
[Hisasi] #で、財団の仕事を垣間見つつ
[Hisasi] #あっちも観察してます
[Hisasi] #……まあ、ナゾの未来人?とは気づいても本人のあまりのアレっぷりに、生暖かくスルーする方向になりそうですが
[Suo] #まさにゆとりオーライ
[Hisasi] #マスコット担当になりました
[Hisasi] #そこで、セツやイザヤをはじめとしたウヤボム達の存在をかぎつけます。
[Hisasi] イーヴ:「……またか……」>モニタを眺めつつ
[Hisasi] 三郎:「また、M遺産か?」
[Hisasi] イーヴ:「ああ……技術狙いだけでなく、只の賞金稼ぎらしきものまでかぎつけている」
[Suo] うらら:「M……ステファン・モローの遺産ですか」
[Hisasi] イーヴ:「…………」
[Suo] #いつの間にか後ろに立っていた
[Hisasi] 三郎:「…………」
[Suo] #さっきまで寝てたのでパジャマ姿
[Hisasi] イーヴ:「……あえて問わないが」
[Hisasi] 三郎:「トンデモもここまでくると疑う気もなくなるわなぁ」
[Hisasi] イーヴ:「君がどこまで知っているかは知らないが……答えで言えばYESだ」
[Suo] うらら:「あ……」
[Suo] #また言っちゃった
[Hisasi] 三郎:「吹利にあるM遺産……もっとも奴の作品だけでなく、奴が残したデータ……手段、技術……色々だな」
[Hisasi] #M遺産が吹利で見つかったぜ、の情報
[Hisasi] #あちこちで話題が広がってる
[Hisasi] イーヴ:「君の背後は聞かない、が、君はモローについてどこまで知っているのかな?」
[Suo] うらら:「天才的な頭脳と、悪魔のような精神を持った研究者ということは聞いています。それから……」
[Suo] #『水』に侵食される原因を作った男
[Suo] うらら:「……いえ、何でもないです」
[Hisasi] 三郎:「…………ま、それ以上はいいさ」
[Hisasi] #空気を読めるペンギン
[Suo] うらら:「……ありがとうございます」
[Hisasi] イーヴ:「問題は……奴そのものでなく、奴が及ぼした影響……それは連鎖し狂気を撒き、更に悲劇と憎しみを広げる」
[Hisasi] #ぴっと、既に多くのスレッドが並ぶ情報板を流しつつ
[Suo] うらら:「これは……」
[Hisasi] #いわゆる裏情報網における2ちゃん
[Hisasi] #9割がゴミで残り1割が辛うじて使える情報
[Hisasi] #その1割から更にものごっつい低確率でモノホンのネタがある
[Hisasi] イーヴ:「情報は膨大だ、だが、殆どはガセ……だが、事実はどこかから漏れる……その僅かな情報で掴んだのが」
[Hisasi] #M遺産、愛玩用人形と思われていた者
[Hisasi] 三郎:「……人形、ね」
[Hisasi] #画面に映る、カタログをスキャンしたような画像
[Hisasi] #灰色の髪、灰色の瞳の少年少女達
[Hisasi] #うららっくさんにはひとめでわかる、UD因子を確定付ける元になった人のコピー
[Suo] うらら:「……これは」
[Hisasi] #未来世界になってもいまだ解明されてない
[Hisasi] #貴重なサンプルです
[Hisasi] #未来世界に持って帰ればトンデモねえ値段がつきます
[Suo] うらら:(UD因子保持者……でも、回収の指示は出ていない。通信機能が復活したら石橋長官に相談しよう。それまでは……)
[Suo] うらら:(彼らが死なないように、保護しよう)
[Hisasi] イーヴ:「……ひっかかるな」
[Hisasi] 三郎:「どうした?」
[Hisasi] イーヴ:「この間から……妙に引っかかっている……彼らを、以前から知っているような、奇妙な感じがな」
[Suo] うらら:「……」
[Hisasi] 三郎:「なら、やるしかねえだろ。おめえの勘ははずれたことがねえ」
[Suo] うらら:「……彼らを、どうするんですか?」
[Hisasi] イーヴ:「……一部からは抹殺令が出ているようだな」
[Suo] うらら:「モローの遺産だから、ですよね……」
[Suo] #納得行かない顔
[Hisasi] 三郎:「かわらねえな、やりかたがよう」
[Hisasi] #ふん、と
[Hisasi] 三郎:「そうやって踏み潰してなかったことにする、獣人を利用した連中とかわらねえ」
[Suo] うらら:「この子達は何も悪くないんですよね……」
[Hisasi] 三郎:「ああ……そうやって、また……納得いかねえ憎しみがまた広がる」
[Suo] うらら:「……踏み潰して、踏み台にして……」
[Hisasi] イーヴ:「踏みにじられ、繰り返していった結果が……今の吹利の惨状だ」
[Suo] うらら:「確かに、ずっと変わらないです。……今だけじゃなくて、これから先も、ずっと……」
[Hisasi] 三郎:「臭いものに蓋をしていって、結局何の解決にもなってやしねえんだよ」
23:35:44 MOTOI -> MOTOIaway
[Suo] うらら:「……わたしは、この子達を守りたい、保護したいと思いました。……間違っているでしょうか?」
[Hisasi] 三郎:「この人形っ子達をぶち殺したとして……その時は収まるかもしれねえ、だが……付け焼刃だよ」
[Hisasi] イーヴ:「彼らは……狙われて然るべき存在だ、だが、彼らを抹殺し更に歪みを生むことは……私は正しいとは思えない」
[Hisasi] 三郎:「ま、うちの上は抹殺に賛成も多いがね」
[Suo] うらら:「…………」
[Suo] #表情が曇る
[Hisasi] #でも護る気はあんまりなさそう
[Hisasi] #上の意向に
[Hisasi] 三郎:「ま、俺らは財団でも問題児だからな」
[Hisasi] #くくく、と
[Suo] うらら:「それじゃあ……」
[Hisasi] イーヴ:「処罰には慣れてる、まあ慣れるもんでもないがね」
[Suo] うらら:「それなら、わたしも似たようなものです。……始末書書きも廊下でバケツ持って立たされるのも、慣れてます」
[Suo] #にっこり
[Hisasi] 三郎:「……………まあ、がんばれ」
[Suo] うらら:「はい!」
[Hisasi] 三郎:「俺らの独断だ、連中を『確保』する……上にもその意向を伝えるつもりだ」
[Suo] #どういう意味で受け取ったかは不明
[Suo] うらら:「…………」
[Suo] #じーっと画面を見ている
[Hisasi] イーヴ:「財団の遺物確保という名目でだがな、彼らを抹殺せんとする組織とは……交渉がいるだろうが」
[Hisasi] 三郎:「だが、やる。だ。どんな相手だろうとな」
[Hisasi] 三郎:「……獣人みてぇな……どうしようもねえ結末には、させねえよ」
[Hisasi] 三郎:「尊い犠牲、だの。致し方ない、だの。俺は認めねえ」
[Hisasi] イーヴ:「……そうだな」
[Suo] うらら:「小声)コンピュータ、現時点で操作権限のある機動兵器の情報照会を」
[Suo] #背後で何やらぶつぶつ
[Hisasi] イーヴ:「潰すべきは……奴の生んだ狂気の連鎖」
[Suo] うらら:「小声)……各機、第一ルーチンを『護衛』、第二ルーチンを『隠密』と設定、最優先護衛対象は……」
[Hisasi] イーヴ:「…………」
[Hisasi] #再び端末に映った画像を見る
[Hisasi] #かなり画像が荒く潰れているけれど
[Suo] うらら:「これは……?」
[Hisasi] #顔を拡大したり精査したりしつつ
[Hisasi] イーヴ:「……ちょっと眼の記録を繋げる」
[Hisasi] #義眼にコードを刺して、端末に繋げて
[Hisasi] #数日前の映像記録を表示
[Hisasi] # http://kataribe.com/IRC/HA21/2009/12/20091214.html#000000
[Hisasi] 三郎:「……これは」
[Hisasi] #画像に映ったのは、ファーつきのコートとふわふわの帽子をかぶった灰色の髪の少女
[Hisasi] #輸入食料品店でビーツの缶詰を買って言った
[Hisasi] #白弥ん
[Hisasi] 三郎:「……もう少し拡大してみてくれ」
[Hisasi] イーヴ:「ああ……これと、彼らの顔を並べてみる」
[Hisasi] #にてまつ
[Suo] うらら:「……この娘も?」
[Hisasi] イーヴ:「只の空似の可能性もあるが……それにしては出来すぎている」
[Hisasi] 三郎:「この辺りの子か?ここらを当たってみるか?」
[Hisasi] イーヴ:「…………彼女の背後を洗ってみる必要はありそうだな」
[Hisasi] #ミッション、しろやんの画像を元に彼女を探れ
[Suo] うらら:「ほかの子達と比べると、随分と身なりがしっかりしているんですね。……誰かに保護されているのでしょうか?」
[Hisasi] イーヴ:「その可能性は高いな……あるいはいずこかの組織か団体かが彼女を確保し、利用しているか、あるいは保護しているか」
[Hisasi] 三郎:「ともあれ、ワケアリである可能性は充分にある」
[Suo] うらら:「小声)偵察ユニット、赤蜻蛉に指令。第一ルーチン『隠密』、第二ルーチン『監視』と設定。……対象は映像の少女。データは逐一、端末に送信」
[Hisasi] #次回、しろやん謎の電波少女と遭遇す
[Suo] #電波少女w
[Hisasi] #イザヤンサイドはとよりんが回復してからに
[Toyolina] #すまないねえズキズキ
[Hisasi] #よりによって右手ですか
2009/12/18 00:00:00 end