最高技能値18で、人間の域は越えつつあるが、まだ神域にはまったく達して
いない。そんなキャラクターの苦悩を遊ぶ予定。
PCたちは、神々への道を研究する研究者サークルに所属し、神々の力を得るた
めの過去の研究を求めて調査を行っている。
主にセッションでは、神域を目指した技術により構築された異界遺跡を調査し、
帰り道に困る展開を遊んでいます。
http://kataribe.com/PS/14/
とある異界の自動同期3D地図。
厚みのある長方形の板構造。岩盤の床。表面には透明のカバーがあり、そこ
に発光し資源供給を行なうための空間場工学的なしかけが組み込まれている。
ひびが入ってしまっている。そのミスがゆえに、廃棄された。
発見者はどこで見つけたのか。製作者が用いていた原作地形の小屋で。
なぜ製作者は手放したのか。それはまだ不安定な状態の時に、作業上の不備
により異界構造体に亀裂が入って時空の裂け目となってしまったためである。
異界があり地図があるのではなく、地図こそが異界を構築するためのしくみ
である。
世界の薄皮を剥ぐようにして複製し、異界にするという手法。元になった土
地の地図との誤認がありうる。
草原の知性。そして地図経由で開けられた穴。入り込む「虫」により蝕まれる。
虫を取り除くことで利用可能になる。力不足な草原知性の配下において「拡
張」させることで異界を維持し技能値18程度の投影を他世界に可能な異界知性体
として再構築させることができる。
虫とは異界をくらう異界シロアリ。異界構造体をかじり取り巣を作る。
スラン・フリマルト
異界に溺れて神になることを刷り込まれた少年。位相をずらして異界を泳ぐ。
異界耐性を活かして先行偵察。
ラキス・フォルト
人形がすべてな呪具師。空間場工学で呪具を作ったりいじったり。
ユーヤ・ルアフ・ノム・エルナン
白き森の鹿に坐す者。森の地方神の分体が本体と乖離した人格となった存在。
アスティ・ラシィ
本を操り殴ったり調べたり。
でかい本こそ本体説。
今回の探査対象は、異界と関わりのある透明な板である。下部が上面から見
ると緑色に塗られており、下方から見ると茶色になっている。超空間への廃棄
遺物の探索において発見されたものである。
これらの事前情報のもとに、諸君はこの呪具の正体を探り、廃棄された理由
を解明、可能であれば問題を解決して帰還するという任務に志願した。
・事前調査
・キーになる情報が不足していた
・材質の調査は失敗
・振り回してみたりする
・異界そのものではないが異界との繋がりがある
・ひび割れらしいものがあり、そこに何らかの浸食痕の影が検知された
・拡大観察してみると、どうやら草原らしい。ウサギの姿。
・作業小屋らしきものにおいて発見された遺物の縁をたどる
・牧草地に存在する小屋で最近なにかがなされたらしい
・その小屋周辺との過去の繋がりが検知される
・遺物を鍵として時空門を開く
・スランによる先行偵察。
・どうも振り回したときに色々と転がったりしていたようである
・その先には今いるのと全く同じ小屋が。
・時間的経過は同程度だが、何らかの超空間放射の影響を検知
・異界の小屋の外も普通に、現地の小屋の外と同様であった
・ただしひび割れが空中に実在し、超空間放射が漏れてきていた
・ひび割れの影響を発見、探査に出向く
・木の根のような泥の塊のようななにかが、ひび割れより侵入している
・ということでスランは戻る。
・全員で調査
・ラキスが障壁を張って観察。
・異界構造物を食いちらす異界シロアリの巣であると判明。
・駆除方法を探し、香木を確保
・シロアリは親指大なので巣に入るわけにも行かない
・香木入り爆弾のようなものを運搬させて巣の母を破壊。
・逃げてくるシロアリに障壁が食い荒らされるのに耐えつつ戦い
・最終的に本を振るった超必殺技で見事撃退。
・最終評価
・実際にはウサギ群をコアにした草原知性体であったことは判明せず
・シロアリはうまく使えば補強に使えたのだがさっくり駆除をしてしまった
・だいたい50点か。
連絡先 / ディレクトリルートに戻る / TRPGと創作“語り部”総本部