燃恵 :「おじいちゃん、コーヒーいる?」 琴石 :「コーヒーなんかどうでもええんじゃ。ええかげん、燃恵 :よ。ワシをおじいちゃん呼ばわりするのはやめんか! ワ :シとてまだ、50代なんじゃぞ? そこんとこよぉ〜ック考 :えて呼ぶのじゃ」 燃恵 :「おじいちゃん、聞いてる? コーヒーいるのかいらない :のかって!」 琴石 :「おじいちゃんおじいちゃんと……呼ぶなぁッ!」 燃恵 :「ハイハイ。で、おじいちゃん、コーヒーどうする?」 琴石 :「くれ」 燃恵 :「欲しいんだったら早く言ってよね〜。ミルクと砂糖はい :らないわね?」 琴石 :「(ブツブツ……おじいちゃん……ブツブツ)」 燃恵 :「聞いてるのッ! おじいちゃん!」 琴石 :「おお、すまんすまん。どっちも入れんでいい。じゃが、 :おじいちゃんと呼ぶのはやめてくれ」 燃恵 :「言葉使いが既に老化してんだって。おじいちゃんは」 琴石 :「フッ……俺だってたまにはジジイ言葉も使うんだよ。ど :うだ? この若さ溢れるしゃべりは」 燃恵 :「……似合わない……」 琴石 :(げきょーん!)
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