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語り部の創作コミュニティとしての活動は。語り部とその活動に関心のある人間が集まる全人格的なコミュニティをベースにして。そのうえで多様な企画を自主的に運営して、参加者自身の自助努力により楽しんでいく環境を提供するというスタイルを取っています。つまり、自主性が無いと楽しみにくいというわけです。
もともと語り部の遊び方は草の根BBS(パソコン通信の掲示板)で発祥しましたので、全人格的なコミュニティ性が強く。なにかを遊ぶために集まるというよりも、語り部のルールや共同創作活動に関心のある人間が集まったうえで、あつまった人間がいろいろな方法で遊ぶという傾向が、PBeMなどに比べて相対的に強いようです。
むろん、とくに参加せずに読んで楽しむという方法もあります。参加者にも元ROM(それも数年単位で)だった人は多いようです。また、年に数回顔を見せるだけとか、数年ぶりにもどって来るとかいった事例も多々ありますが。そういうのが問題なく許されるのも、語り部の特徴の一つかも知れません。
参加するためには、とりあえず語り部メーリングリストに参加して自己紹介を流し、語り部関連IRCチャンネルで「こんなことに関心があります」「こんなことがやってみたいんですが」などと相談してみることなります。
キャラクターの作成と登録は参加者ページにて参加者登録の申請を行ない、そののちにキャラクターデータベースに登録、メーリングリストに流して行ないます。
オンラインコミュニティとしての語り部は、TRPG.NET(TRPGに関する最大のポータルサイト)によりそう存在……というか、もともとTRPG.NETの母体でした。掲示板などのサービスそのほかにしても、まず語り部のほうで必要性があって実装・試験され、それが流用されるという経緯をたどっています。
今ではコミュニティ自体は、TRPG.NETの掲示板群などど部分的には重複するものの。かなり独立した、隠れた勢力になっています。ただし、隠れてはいるとはいえ、その分量はいまもTRPG.NETの全体に匹敵するとさえ、いうことができます。
これがメインのページです。完成版や資料その他を掲載してます。テキストメインで百メガ以上。じつはTRPG.NETのユーザページを除いたものよりも多かったりします。
コミュニティシステムのログ(過去の文書)は公開されていますから、暇な時にでも、面白そうな内容があれば覗いてみるのも良いかもしれません。こうして公開の場で情報や相談をやりとりすることで、コミュニティとしての統一性や求心力の維持を計っています。
現在の語り部コミュニティの活動は、メーリングリスト、Web、IRC(チャット)の三本の柱を利用して成立しています。
もともとはパソコン通信の掲示板や一言伝言板、ファイルボードなどを利用していました。その時その時の、便利そうなものを利用するということで。利用するメディアは固定的ではないわけです(FDD配送なんかもありましたし)。
二万メールを越えたメーリングリスト。百行・二百行のメールは平気で流れます。さすがに千行行くと長いかなという気はしますが。私の知るかぎりTRPG系ではもっとも盛んなメーリングリストです。
創作物、IRCログを整理したもの、設定の検討、TRPG一般にからんだものも含めたデザイン論などが流れております。
ここで流れた内容をもとに完成版を作成することになっているのですが、あまりに多いので、現状では進行管理が不足し、情報を探すことが困難になるなどの問題を抱えています。
#kataribe をはじめとした語り部の主要チャンネルは、語り部公開IRCログ最新情報よりログが自動公開されています。そのログからまとまった内容が整理され、メーリングリストにながされてもいます(いささか、滞っていたりもしますが)。
一日中ひとがいる、ログの分量、という点では、TRPG.NETの顔というべき、#TRPG もかないません。
ML on Web などとも呼ばれています。ようするに掲示板とメーリングリストの内容をWWWから読み、さらに投稿もできるというものです。
情報の氾濫に対処し、過去の情報の価値を向上するためのしかけを加えた、次期 ML on Web を検討しています。TRPG.NET次世代掲示板として構想されているもののプロトタイプでもあるので、さっさと片づけたいところです。
ちょっとした伝言や雑談などに、IRCの利用できない環境からのアクセス時に利用されています。
語り部関連のページの追加・新規作成時に、告知していただくための場所です。告知内容は日刊TRPG総合メールニュース 語り部日報や創作文芸告知メールマガジン文芸広報にも掲載されます。
TRPG総合サービスプロバイダTRPG.NETと連動して電網工房・匠の発行しているオンライン最大のTRPG情報専門誌にして、語り部のサポート誌。まぐまぐ以前から存在します。現存する日本語のものとして、おそらく十誌に入るほど古くからあるメールマガジンです。
語り部の活動のうち目立つもの、まとまった制作物の情報などを整理して、どのような活動をしているか紹介しています。