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創作TRPG企画語り部の汎用予備チャンネル。
過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #KA-06 2011-05-05をご活用くださいませ。
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2011/05/05 00:00:07
00:08:51 ! SaW ("See you...")
00:15:41 + SaW(~UserID@KD125053007151.ppp-bb.dion.ne.jp) to #KA-06
00:22:53 SaW -> sawafuro
00:23:32 + Hisasi(~hisasi@s3.ItokyoFL92.vectant.ne.jp) to #KA-06
00:30:35 + Saw_i(~Saw_i@pw126236029242.22.tss.panda-world.ne.jp) to #KA-06
00:45:03 ! H_Aoi ("Go To Futon")
2011/05/05 01:00:00
[gombeLOG] ----
[gombeLOG] http://gombe.org/KATARIBE/junk/HA23C_Ena.txt
[gombeLOG] #とりあえず恵那のキャラシート(1月時点)を退避
[gombeLOG] http://gombe.org/KATARIBE/junk/HA23Wiki_IchijoEna_201101270307.src.txt
[gombeLOG] #おなじくとりあえず、1月末時点の恵那のWikiページのソースを退避
[gombeLOG] #(骨ライダーとの邂逅である『少女のヒーロー』まで反映済み)
[gombeLOG] ##結構情報が足りないなあ、3ヶ月分か
[gombeLOG] #と言うところで前振りが長いが、小学校バザー演奏会のちょい前くらいかな?
[gombeLOG] @都内某所
[gombeLOG] 澪:「今日はちょっと暖かかったね」
[gombeLOG] #黒のスーツに黒のストッキング、さらに黒のダウンを羽織って、ちょっと暑そうにしながら歩いている澪
[gombeLOG] 恵那:「厚着しすぎだよお母さん……」
[gombeLOG] #こちらはそんなに着てはいないが、地味な色のタータンのワンピースに黒のカーディガンを
[gombeLOG] #靴もいつになくおめかし
[gombeLOG] 澪:「そうだねー。恵那の体温あったかいから、風がなければ十分だもんねー」(おどけて、ぴと、と恵那に身体を預ける
[gombeLOG] 恵那:(されるがままに)「……あ、着いた」(前方を指さす)
[gombeLOG] 澪:「……ん」(姿勢を正して
[gombeLOG] #着いたのは、立派な構えの寺
[gombeLOG] #勝手知った風に境内に入り、所定の場所に走った恵那が、水を入れたバケツとひしゃくを用意
01:42:57 ! Saw_i ("Leaving")
[gombeLOG] #澪の手には墓前に供える花束が
[gombeLOG] 澪:「場所覚えてる?」
[gombeLOG] 恵那:「うん」
[gombeLOG] #軽々と、でも水をこぼさないように、先に立って歩く
01:47:16 Morris -> MorrisZZZ
[gombeLOG] 恵那:「……」(目的の区画に入ったところで、ふと立ち止まる)
[gombeLOG] 澪:「……あら」(恵那に追いついたところで、恵那が立ち止まった理由を理解して、深々と会釈する
[gombeLOG] 老人:「……ああ。こんにちは」
[gombeLOG] #とある墓前に座っていた老人男性が、澪と恵那を認めて会釈を返し、立ち上がる。
[gombeLOG] 恵那:「こんにちは」(頭をぺこりと下げて挨拶
[gombeLOG] 澪:「ご無沙汰しております……島崎のおじいさま」
[gombeLOG] #近づいて改めて挨拶
[gombeLOG] 島崎老人:「いや……毎年この子のためにありがとうございます」
[gombeLOG] #今度は老人の方が深々と頭を下げる番
[gombeLOG] 澪:「いえ、とんでもないです」
[gombeLOG] #なぜなら私は他でもなく……
2011/05/05 02:00:00
[gombeLOG] 島崎老人:「恵那ちゃん、大きくなったね」(恵那を覗き込んで
[gombeLOG] 恵那:「……」(覗かれるままに、一度頷く
[gombeLOG] 島崎老人:「何歳になったかな」
[gombeLOG] 恵那:「ことし4年生です」
[gombeLOG] 島崎老人:「そうか……そうかね」(にっこりと微笑む)
[gombeLOG] 島崎老人:「……ますます、榛名に似てきたね。よく似てきた。そっくりだ」
[gombeLOG] #心の底からつぶやくように
[gombeLOG] #つぶやきながら、澪へも目をやり、微笑む
[gombeLOG] 澪:「……」(微笑みながら、うなずき返す)
[gombeLOG] 澪:「今日は急にすみませんでした」
[gombeLOG] 島崎老人:「いや、十回忌には来られないとうかがっていましたが、今日来てもらえると聞いて、それで十分だろうと家内とね。二人で暮らしていると大変だろうから」
[gombeLOG] 澪:「ありがとうございます」
[gombeLOG] 島崎老人:「……さ、恵那ちゃん」
[gombeLOG] #老人が指し示した先には、手入れの行き届いた墓
[gombeLOG] #島崎家之墓
[gombeLOG] #ああ、十周忌、の間違いか。
[gombeLOG] #十一回忌だった
[gombeLOG] #墓石には、一番新しいところに、2001年晩春〜初夏の日付で「榛名 享年十二歳」とある
[gombeLOG] 恵那:「……お父さん」
[gombeLOG] #
[gombeLOG] ## http://www.trpg.net/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=KA-06&day=20110211#220000 とかで呼び方を確認していてしまった
[gombeLOG] #墓にはまだ新しい花が供えられていて、澪と島崎老人によって、澪が持ってきた花と併せて活けられることに
[gombeLOG] #ちょっと墓前がにぎやかになりました
[gombeLOG] 恵那:(墓に水をかけて、手を合わせて
[gombeLOG] 恵那:「……お父さん、恵那も来週の火曜日で9歳になるよ」
[gombeLOG] 恵那:「天国で見ていてください」
02:32:38 ! Hisasi ("")
[gombeLOG] #会ったこともない父
[gombeLOG] #まだ若い、と言うより幼いうちに逝ったという父
[gombeLOG] #それでも
[gombeLOG] #『お父さん、バレンタインデーのチョコレート、めしあがれ♪』
[gombeLOG] #『ますます、榛名に似てきたね。よく似てきた。そっくりだ』
[gombeLOG] #恵那の周りの関連する誰もが、父を大事に思っていることが伝わってくるし、また、自分と父との関わりを実感させる
[gombeLOG] #そのせいか、今目の前にある墓に入っているという父のことを、とても身近に感じる自分がいる
[gombeLOG] #そのことが、かえって不思議に思われる
[gombeLOG] 澪:(恵那の後ろで手を合わせている)
[gombeLOG] #まだ自分にとっては父はまだ年上で、その二重の意味で、恵那にはとても大きな上の方の存在だけれど
[gombeLOG] #母である澪は、父のことをどういう風に思っていたんだろう?
[gombeLOG] 澪:「……榛名くん。あたし、ますますおばさんになっちゃったよー?」(苦笑して見せながら、墓に水をかける)
[gombeLOG] 澪:「それにますます忙しくなっちゃうけど。嫌いにならないでねー?」
[gombeLOG] #おどけたような、申し訳なさが混じった、それでも今もなお父のことを「居る」相手として想い続ける母の気持ちに気付いて
[gombeLOG] 恵那:「……大丈夫だよ」
[gombeLOG] #なぜかわかるような気がして、そして自分も澪と同じだと言いたくて、そう口にする恵那
[gombeLOG] 澪:「……ありがと」(きゅ、と恵那の頭を脇に抱きしめる澪
[gombeLOG] 島崎老人:(同様に手を合わせていた)「……では行きましょうか。お昼も用意しているし、その後は和尚さんにも来てもらえることになっているので」
[gombeLOG] 澪:「いつもあれこれ良くしていただいてすみません」(深々)
[gombeLOG] 島崎老人:「いや、二人だけですからな。にぎやかな方が我々も嬉しいです」
[gombeLOG] 澪:「……」
[gombeLOG] #島崎の家は親族ももう少なく、このような法事にわざわざ来てくれる者もいない
[gombeLOG] #家の者でなくとも、血の繋がる恵那が来るならば申し分ないと言うこと
[gombeLOG] #だからこそ、家の者でもないのに澪も恵那も、呼んでもらえるし、良くしてもらっている
[gombeLOG] #その前提として、今では恵那が島崎家の血を引く子供として認知してもらえているという事実が大きい
2011/05/05 03:00:00
[gombeLOG] #それらの経緯も事情も感情も、何もかも承知した上で、言葉を飲み込む澪
[gombeLOG] #何も知らないながら、自分の立場を理解している恵那
[gombeLOG] 恵那:「……お母さん、行こう?」
[gombeLOG] 澪:「……うん。じゃ、お父さんにお別れ。ね」
[gombeLOG] 恵那:「お父さん、またね」
[gombeLOG] 澪:「また来るね、榛名くん」
[gombeLOG] #母子二人して、ばいばい、と墓前に手を振って、島崎老人の後に続く
[gombeLOG] ----
[gombeLOG] ちょいと長くなってしまいました
[gombeLOG] ちなみにこの島崎のおじいさまは、恵那にとってはおじいさんじゃなくてひいおじいさんに当たる
[gombeLOG] と言ってもまだ70代とかその辺だろうなあ
[gombeLOG] 奥様もいるけど足を悪くして出歩けなかったりとかそういう年代
03:30:54 ! gombeLOG ("Leaving..")
2011/05/05 04:00:00
2011/05/05 05:00:00
05:31:21 ! Toyoi4ne ("Leaving")
2011/05/05 06:00:00
2011/05/05 07:00:00
2011/05/05 08:00:00
2011/05/05 09:00:00
2011/05/05 09:00:10
09:02:00 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #KA-06
2011/05/05 10:00:00
2011/05/05 11:00:00
2011/05/05 12:00:00
2011/05/05 13:00:00
13:22:12 MorrisZZZ -> Morris
13:31:35 + utako(~utako@i118-18-191-207.s11.a040.ap.plala.or.jp) to #KA-06
2011/05/05 14:00:00
14:02:45 + H_Aoi(~chocoa@121-84-8-227f1.hyg2.eonet.ne.jp) to #KA-06
14:25:35 Morris -> MorrisAFK
2011/05/05 15:00:00
15:29:29 + kro_v(~kurov@p2137-ipbf6509marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp) to #KA-06
15:50:49 ! kro_v ("Leaving...")
15:51:52 + kuro_v(~kurov@p2137-ipbf6509marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp) to #KA-06
15:57:28 ! kuro_v ("Leaving...")
15:59:45 + kuro_v(~kurov@p2137-ipbf6509marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp) to #KA-06
2011/05/05 16:00:00
16:03:40 MorrisAFK -> Morris
16:35:22 Morris -> MorrisAFK
16:36:56 ! Ruki ("Leaving...")
16:47:37 MorrisAFK -> Morris
2011/05/05 17:00:00
17:06:40 + Ruki(~Ruki@180-197-234-10.aichieast1.commufa.jp) to #KA-06
2011/05/05 18:00:00
18:55:08 H_Aoi -> H_AoiAFK
2011/05/05 19:00:00
2011/05/05 20:00:00
20:10:03 + gombeLOG(~username@ntkyto044094.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #KA-06
20:17:59 Morris -> MorrisEAT
20:32:26 MorrisEAT -> Morris
2011/05/05 21:00:00
21:09:36 + Hisasi(~hisasi@s3.ItokyoFL92.vectant.ne.jp) to #KA-06
2011/05/05 22:00:00
22:00:27 utako -> utako_afk
22:13:20 mimiMao -> mimidead
22:13:34 ! H_AoiAFK ("CHOCOA")
22:51:38 mimidead -> mimiMao
22:56:55 utako_afk -> utako
[gombeLOG] ----
[gombeLOG] # http://www.trpg.net/cgi-bin/irc_view.cgi?channel=KA-06&day=20110505#010000 の続き
[gombeLOG] @都内某所、とある旧家
2011/05/05 23:00:00
[gombeLOG] #だいたい杉並区くらい
[gombeLOG] 島崎老人:「ただいま。恵那ちゃんたちが来たよ」(玄関を入り、中へ呼ばわる
[gombeLOG] 澪:「お邪魔いたしますー」
[gombeLOG] 恵那:「こんにちはっ」
[gombeLOG] 老婦人:(廊下の奥から現れて)「恵那ちゃん? あらお久しぶりです。元気にしてた?」(澪にも会釈しながら
[gombeLOG] 恵那:「はい」>元気に〜
[gombeLOG] 島崎老人:「お昼は届いたかね」
[gombeLOG] 島崎夫人:「あら、どうでしたかね」
[gombeLOG] 島崎老人:(澪と恵那に)「まあ、お入りなさい」(と言って座敷へ案内)
[gombeLOG] 恵那:(ついていく)
[gombeLOG] 澪:「……?」(ちょっと何かに引っかかったような、かすかに怪訝そうな顔
[gombeLOG] 島崎老人:(廊下の奥=台所あたりから)「ああ、届いているね。早速座敷の二人に」(夫人へ言っている様子)
[gombeLOG] 島崎夫人:(奥で)「はいはい」(要領を得ているように応える)
[gombeLOG] 島崎夫人:(座敷に現れて)「今日は暖かかったですねえ」
[gombeLOG] #おしぼりや麦茶を出してくれる
[gombeLOG] 澪:「そうですねー。あ、ありがとうございます。……これは横浜のお土産、って言ったら変なんですけど」
[gombeLOG] 島崎夫人:「あらそんな、ご丁寧に」
[gombeLOG] #手土産を差し出す澪、受けて恐縮する夫人
[gombeLOG] 島崎夫人:「じゃあ、お供えしてきますね」(おしいただいて、さげる
23:13:20 Luna_ -> LunaYoppa
[gombeLOG] #入れ替わりに島崎老人が、仕出しの膳を持って現れる
[gombeLOG] 澪:「あ、すみませんお手伝いを」
[gombeLOG] 島崎老人:「いや、気にせんでください。あれもちょっとぼんやりしてるから」(笑いながら)
23:15:27 + miyakema_(~mikeyama@p43eca0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #KA-06
[gombeLOG] #澪を押しとどめながら人数分の膳を島崎老人が用意して
[gombeLOG] 島崎老人:「さあ、召し上がってください」
[gombeLOG] 澪:「いつもありがとうございます」(深々)
[gombeLOG] 恵那:「いただきます」(同様にお辞儀)
[gombeLOG] 島崎老人:(奥へ)「おい、もういただくよ」
[gombeLOG] 島崎夫人:(奥で)「はいはい」
[gombeLOG] #廊下を、和服の着こなしに慣れた上品な足音が近づいてくる
[gombeLOG] #そして座敷に戻ってくる島崎夫人
[gombeLOG] 島崎夫人:「……まあ(驚いたように)。お帰りなさい、榛名」
[gombeLOG] ----
[gombeLOG] #いろいろあった後、食事が済んで
[gombeLOG] 島崎老人:「……ちょっと驚かせてしまって、申し訳ないね」
[gombeLOG] 澪:「いえ……」(と言いつつ、自分が感じた怪訝さが現実になっていたことに頷く)
[gombeLOG] 恵那:「……」
[gombeLOG] #驚き半分戸惑い半分の恵那
[gombeLOG] #今、島崎夫人はお茶のお代わりを取りに行って、座敷にはいない
[gombeLOG] #自分のことを父の名で呼び、しかもそれを疑いもせず会話を続けた島崎夫人
[gombeLOG] #それを島崎老人にたしなめられ訂正された、その瞬間から再び自分を恵那として何も疑いもせず会話を再開したり
23:26:45 Asahiya -> asahiyAFK
[gombeLOG] 島崎老人:「……暮れくらいから少々ぼけの“気”が出てきたようでね……元々あまり出歩かないし、足を悪くしてさらに出なくなったら、その頃からのように思う」
[gombeLOG] 澪:「……そうですか……」
[gombeLOG] #自分のことは忘れられていなかったので、そんなものなのかなあ、と思う澪
[gombeLOG] 島崎老人:「ごめんね、これから時々こういうことがあると思うけど、あまりびっくりしないでくれると嬉しいかな」>恵那
[gombeLOG] 恵那:「はい……」
[gombeLOG] 恵那:「あの……」
[gombeLOG] 島崎老人:「ん?」
[gombeLOG] 恵那:「お父さん、は……そんなに私に似てたんですか」
[gombeLOG] 澪:「そっくり」
[gombeLOG] #雰囲気ぶちこわしの即答ぶりを発揮して、澪が応える
[gombeLOG] 島崎老人:「……ふふふ」(つい笑ってしまう)
[gombeLOG] 澪:(頷きながら)「こんなこというとお父さんにかわいそうだけど、すっごくかわいかったの、榛名くんは!」
[gombeLOG] 恵那:「……そうなの?」(ちょっと気圧されながら)
[gombeLOG] 島崎老人:「まあ、そうだね。元気な子だったけど、大人しくてお人形さんみたいだったのは大きくなってからもだったな。……写真ではわからないかい?」
[gombeLOG] 恵那:「うん……」
[gombeLOG] #小さい写真しかなくて、そこにいるのは確かに少年みたいな姿ばかりで
[gombeLOG] #でも確かに、整った顔だなあと思ったことはあるけど
[gombeLOG] 恵那:「……そんなに似てる?」>澪
[gombeLOG] 澪:「似てる」
[gombeLOG] #太鼓判を押すかのように、OKサインを出す澪
[gombeLOG] 島崎老人:「さらに言えば、恵那ちゃんのおばあさんともそっくりなんだよ」
[gombeLOG] 恵那&澪:「……そうなんですか?」
[gombeLOG] #母子で思わず声が揃う
[gombeLOG] 島崎老人:「うん、うちに嫁に来てくれた女性でね。榛名のお母さんに当たる」
[gombeLOG] 澪:「……お義母様……」
[gombeLOG] 島崎老人:(頷いて)「黒姫さん、と言ったんだが……この人も、榛名を産んだ時に亡くなってしまってね……」
[gombeLOG] 澪:「まあ」(驚いて口に手を当てる
[gombeLOG] 恵那:「……」(真剣に聞いている)
[gombeLOG] 島崎老人:(澪に目をやり、続いて恵那に目をやって)「恵那ちゃんのおじいさんに当たる人はずっといなかったから、私たちがお父さんを育てたんだけどね。……恵那ちゃんを見ていると、お父さんのことも、おばあさんが初めてうちに来てくれた時のことも、併せて思い出してしまう」
[gombeLOG] 島崎老人:「だから一層、家内も間違えてしまうんだろうね」(苦笑)
[gombeLOG] 恵那:「……」
[gombeLOG] 島崎老人:「恵那ちゃんも……似てるだけじゃない。お父さんのことを本当に大事に思ってくれて、ありがとう。私たちも嬉しいし、間違いないことだと思う」
[gombeLOG] 島崎老人:「澪さんも、本当にありがとう。……その節は、申し訳ありませんでした」(澪に振り返って、軽く頭を下げる
[gombeLOG] 澪:「いえ……」(素直に、ただ頭を下げるのみ)
[gombeLOG] #そこへ島崎夫人が戻ってくる
[gombeLOG] 島崎夫人:「あら、どうしました?」(しんみりした場の雰囲気に、微笑みながら訊く
[gombeLOG] 島崎老人:「恵那ちゃんのおばあさんのことを話していたんだよ」
[gombeLOG] 島崎夫人:「あらあら、そうですねえ。むかし、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんだと言ったら、びっくりしていたものね?(笑)」
[gombeLOG] #以下雑談
2011/05/06 00:00:00 end
先日分(2011-05-04) ← 表示中(2011-05-05) → 翌日分(2011-05-06)
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