最高技能値18で、人間の域は越えつつあるが、まだ神域にはまったく達していな
い。そんなキャラクターの苦悩を遊ぶ予定。
PCたちは、神々への道を研究する研究者サークルに所属し、神々の力を得るため
の過去の研究を求めて調査を行っている。
今回の舞台は、タレス歴2000年代の水郷都市の技術者たちにより建造された人
工神格。ピタタレス系の石造構造物技術に加えて、独自の流体情報体の技術に
より構築されている。扇形のブロックが組み合わさり、ドーナツ型になってい
た。過負荷によりエネルギーが飽和して作業担当者を抹殺、ブロックの接続部
1ヶ所が破壊。安全機構が水門を遮断して休眠状態に入った。
3000年ごろに復旧しようとした調査隊が光晶竹と片翼闇蝶を持ち込み、補修、
再起動。しかし過負荷が再びかかり調査時に外部超空間の調査のために穴を開
けた壁面から破断、機能を停止した。
今回の奇譚会による調査で再度、低レベルの稼動状態に入っている。調査の過
程で光晶竹は増殖し知性化し、片翼闇蝶は孵化する可能性が有る。
マシェイ・エレス :幻真転法つかいのノーティス学院生徒
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27500/27537.html
http://kataribe.com/PS/14/C/0002/
ラクナル・ノウェル :雑貨・呪具店「白呪堂」の若旦那
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27500/27536.html
http://kataribe.com/PS/14/C/0004/
ルフィン・シェラーム :“偉業の伝承者”エリシャの準使徒。
:シェラーム流剣術伝承者。
http://kataribe.com/PS/14/C/0005/
今回の探査対象は、水路を中心として構築された異界都市である。タレス歴2000
年代の水郷都市の避難場であると推測されている。祭礼処理された水盤が門と
なる。
任務(優先順位順):
・全員が生きて帰ること。
・どのような原理により構築されていたのか、なぜ放棄されているのか、の二
つを解明して帰ること。
・建造技術などの資料があれば持ち帰ること。
・有用な道具類で持ち帰ることのできるものがあれば拾うこと。
・生存者がいれば救出すること
・機能の復旧が可能なら記録しつつ復旧すること。
・のちのちの調査のために可能な限り環境を保全すること
記録用デバイスとしてフェロン式の記録用金属板が貸与される。
2004-08-08 に、ふたかみ文化センターにて行なったセッション。
13:30〜17:00まで、だらだらと。
基本的に慎重に調査し、危険なことには手を出さないようにしつつ情報を収
集できました。
今回の不十分だったことは以下の点ですが、「のちのちの調査のために可能
な限り環境を保全すること」以外達成できましたね。
・光晶竹を破壊、胞子を散布する助けとなった
・水の怪についての調査が不十分だった
・光晶竹と水の怪などにより、遺跡が再稼働することになったことを予測しな
かった
・状況進度はブロック数で計測する
・開門によりエネルギーの流れが強くなる。
・水の怪は水路を開門すると増殖・融合。
・最初の接触から五回のブロック移動とそのあとの三回移動で光晶竹が知性を
獲得。
・二ヶ所の水門の開門で片翼闇蝶が羽化。
・タレス歴2000年代の水郷都市の技術者たちにより建造された人工神格。ピタ
タレス系の石造構造物技術に加えて、独自の技術により構築されているようだ。
・水郷都市は既に戦乱で破壊されている。
・異界に運河が沢山あるような構造である。エッシャーのあれっぽいとか。つ
まり下流に向かって流れがあり、最後に落下部分がある。落下部分になにかミ
ソがありそうだ。
・実際には捻じれて破断した部分が滝になってるのかな。
・ブロック単位で水門がある。ブロックには、付随する居住区予定地(使われ
た痕跡はない)、水神系とおぼしき祭壇や礼拝施設、水量調整用の水門と管理
所、補修用資材置き場、貯水池、港、造船所あと、などがあるようだ。
・調整室には死骸の名残などがある。
・地方神の本体を想定して建造されており、依代を経由で侵入する。地上にお
ける本体は戦乱で破壊されている。
・問題はどのような目的で構築されたのかだよなあ。そして、なぜ失敗したの
か。
・ループと門による流れの強化が神への道をもたらすはずが、調整不能なエネ
ルギーを産み出して暴走、緊急対処で門を落した。
・PCは偵察、分析、直接戦闘、かあ。
・包囲されて襲撃とかが欲しいかな。
・水の怪かなあ。澱んで分断された水が、かつて流れていた力の巡りの影響を
受けて、動き出す。力の流れを断ち切ることで無力化できるが、力の流れを断
ち切ると再稼働が困難になる。
・上流から、特定の音を発信することにより下流の液体へと影響操作すること
が可能である。
・キーデバイスで指揮統制できても良いかも
・対比を入れたいなあ
・最近人間をあまり出していないなあ
・透明な管が乱立したような結晶生命体。光晶竹(こうしょうちく)。長短様々
な透明な竹筒のようなものが生えている。きらめき、光が上下したりする。力
を食らう菌類のようなものである。司令塔があってしかるべきか。色が違うと
かどーだろう。
・胞子がついてまわるとかどうだろう。つまり広まるためにPCを使う。そのた
めには、破壊されてもよし。という初期状況。触ると砕けてガスを放出する
「先端の球」があるとかね。ネギ坊主。
・光は情報伝達のためであり、また身を守る道具である。繁殖することにより
光コンピュータとして機能しうる。フェルスの人工神格模索の一つ。
・知性を確保した後、エネルギーを利用し支配をかためようとするいる。
・魔獣、片翼闇蝶(へんよく・あんちょう)。特定の条件で羽化する。黒いサナ
ギ。鱗粉が闇を呼び、ブロックを暗黒に閉ざし空間的にも歪みを生じさせる毒
を有する。
・幼虫が食い荒らし、糸を吐いたあとを先に見せること。
・こいつがなんのために居るのかだよなあ。誰かが飼ってるのか。それとも、
超空間を渡ってきたのか。破断部分からの侵入かな。
・修理するために糸を使い空間を歪めて治したかった。しかし暴走エネルギー
が強すぎて休眠していた。探索によりエネルギーの外部からの投入があり再起
動。
・餌は竹である。
・3000年代の調査した連中が補修しようと試みた痕跡である。その連中の一名、
魔獣封身術の使い手キシャン・ラムレは、歪みの中で死亡。
・どんでんがえしを用意したい
・三者三様の思惑のなか、いかにして目的を達成するか。ってのはどうだろう。
人じゃないからなあ。いまんとこ、どれも意識さえない生物で、生態系になっ
てるなあ。
・だから調査偵察の意味が薄い
・いっそ生態系そのものが組み合わさって、結果として「意図せざる神格情報
体」として機能しはじめているとかはどうだろうか。
・最初の侵入者が刺激となって、停滞していた内部の状況が動きはじめた。そ
こに入ってくるPCたち。
どのようにその舞台に入るのか
依代とおぼしき物。
PCの解決すべき課題はなにか
崩壊した理由を解明する
登場する人物についての意図と、各人の目的達成のための行動
水の怪は条件が整えば遺物を排除しようとする。ただし、音による操作が当
初は可能。
光晶竹は繁殖とともに知性を増し、結果として円環都市の本来の目的を果た
すことになる。
片翼闇蝶は羽化すれば産卵し、破断面から脱出。幼虫は光晶竹を喰らって、
穴を塞ごうとする。
行動の現実的に可能な舞台の範囲と、制限要素
円環都市の中。
達成目標と中間目標
目標達成への障害と制限
生態系への影響を与えることで、状況的に追い詰められる。
動機づけと継続意欲の維持方法
任務。得られる価値ある物品や存在。
達成度と危険が見える何らかの方法(カウントダウン要素と積み上げ要素)
異生物が広まり領域が変化する。そして神格の目覚めという危機が。
葛藤を発生させるための方法
どれと協力するか
水門を開けるかどうか
テーマ
神を産み出そうとした残骸から、繁殖しようとする戦略の錯綜が新たな神を
産み出そうとする。偶然と必然。
得られるもの
流体情報体の基礎理論を書いた書籍。
キュラストラスの祭儀方法。
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