語り部IRCログ #HA06 2009-11-28

ほのぼの現代ファンタジーPBW、狭間06のメインチャンネル。

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2009/11/28 00:00:00
[Hisasi] #何が違うんだろう、あのリア充の二人と、、、
[ToyoX200] #なにがちがうんだろう
[ToyoX200] 店長さん:「復習してみようか。いらっしゃいませ、こちらのお席にどうぞ、ご注文はおきまりでしょうか、お決まりになりましたら申しつけくださいませ、ご注文ありがとうございます」
[ToyoX200] #スラスラ
[Hisasi] 千沙紀:「……いらっしゃいませ、こちらのお席にどうぞ……ご注文はおきまりでしょうか、お決まりになったらおもうしつ(噛んだ」
[Hisasi] 千沙紀:「……お申し付けくださいませ、ご注文ありがとうございます……(はー」
[Hisasi] #すーはーすーはー
[ToyoX200] 店長さん:「お客さんがみえて、お席にご案内して、お冷やとおしぼりお持ちして、ご注文がお決まりになってるかどうかを伺って、決まってたらお受けして、まだだったら一度引いて」
[Hisasi] 千沙紀:「……はい」>マリオが見せてくれたお手本を思い出しつつ
[ToyoX200] 店長さん:「ちゃんとフォローするからとりあえず行ってみようか
[ToyoX200] 」
[Hisasi] 千沙紀:「はいっ」
[Hisasi] #では、お客様ご案内といこうかな
[Hisasi] #お客様立候補が居ればゴー、居なければ適当にゴー
[miburo] #喪子来店してよい?
[Hisasi] #どうぞー
[miburo] 喪子:「……」
[miburo] 喪子:「……」(´・ω・`)
[Hisasi] 千沙紀:「いらっしゃいませ」
[Hisasi] #ちょっと緊張しつつ
[miburo] 喪子:じー
[Hisasi] 千沙紀:「おひとりさまですか?」
[Hisasi] #で、凝視されつつ
[miburo] 喪子:「さあ……数え方によるわ」<虚空を見つめて
00:10:32 + H_Aoi(~chocoa@121-84-38-132.eonet.ne.jp) to #HA06
[ToyoX200] #ヒ
[Hisasi] 千沙紀:「……え、あ、あの……では、お席にご案内します」>多分一人だと思う、目見では
[miburo] 喪子:「ふかふかの席がいいわ」
[Hisasi] 千沙紀:「はい、では……ソファ席に、どうぞ」>とりあえず今はおじさまとか居ないからそっちでもいいかなと判断
[ToyoX200] #ようございますよ
[miburo] 喪子:ぽす
[Hisasi] 千沙紀:「ごちゅうもんがおきまりになりましたら、おもうしつけください」
[Hisasi] #ちょっと棒
[miburo] 喪子:「決まらないときはどうすればいいのかしら」
[Hisasi] 千沙紀:「え、と、あの……」
[Hisasi] #いきなりピンチ
[miburo] 喪子:「まさに今決まらないの」
[Hisasi] 千沙紀:「ええと、お奨めは……店長の特製ブレンド、です」
[Hisasi] #一番スタンダードな奴
[Hisasi] #他はコーヒーの種類とかにはあまり明るくない
[miburo] 喪子:「あの人ががんばったのね……」<店長の方をみてほう、となる
[Hisasi] 千沙紀:「え?」
[miburo] 喪子:「違った?」
[Hisasi] 千沙紀:「いえ、はい、あの方が店長です」
[Hisasi] #こくこくこく
[miburo] 喪子:「店長……」
[miburo] 喪子:「特製とかはだめよ」
[ToyoX200] 店長さん:(ニッコリ)
[miburo] 喪子:「なんだかよくない記憶があるわ」
[ToyoX200] #だめ出しされたw
[miburo] #失敗した薬品調合の記憶がよみがえる
[miburo] 喪子:「もっとこう、気を抜いたほうがときとして不吉で混沌としたすてきな結果を生む……」
[Hisasi] 千沙紀:「………不吉で、混沌……素敵な」
[miburo] 喪子:「特製じゃないブレンドを」
[Hisasi] #わけわからなくなってまいりましたが
[miburo] 喪子:「アイリッシュクリームを入れてちょうだい。今日は寒いわ」
[Hisasi] 千沙紀:「では、特製でないブレンド……で、はい。アイリッシュクリーム、と」
[Hisasi] #かきかき
[Hisasi] 千沙紀:「かしこまりました、ブレンドにアイリッシュクリーム、で」
[Hisasi] #ぺこりんと頭を下げて
[Hisasi] #ほうほうのていで戻ってゆく
[miburo] 喪子:じー
[Hisasi] 千沙紀:「注文、通常のブレンドにアイリッシュクリームです」>わたくたと戻って
[ToyoX200] 店長さん:「通常の? はい、承りました」
[Hisasi] 千沙紀:「……(はー)」
[Hisasi] #緊張したー
[miburo] #膝掛けをかけたあと、ゼンマイの切れた人形のごとく微動だにしていない
[ToyoX200] 店長さん:「緊張した?」
[ToyoX200] #ゴリゴリと豆を挽きつつ
[Hisasi] 千沙紀:「……はい、すごく……でも、ちゃんと、注文……とれました」
[Hisasi] #はー
[Hisasi] #やり遂げた感
[Hisasi] 千沙紀:(やったよ、彗さん)
[Hisasi] #お空のトオクさんに(回数多いよ
[Hisasi] #ぐっ
[miburo] 喪子:お空のトオクさんをみてゐる
[ToyoX200] #見られてる
[ToyoX200] 店長さん:「最初の一回が出来れば、あとはすぐ慣れるよ。じゃあ、こちら、お客様にお持ちしてね」
[Hisasi] #がんばってね、ちさきくん(お花とか羽とかちらして微笑むトオクさん
[Hisasi] #脳内トオクさんはお花畑の住人
[ToyoX200] #エンジェルですね!
[miburo] #なんかフィルターがw
[Hisasi] #黒さなんかこれっぱかしもありません
[Hisasi] #光トオクさんです
[miburo] #形而上のトオクさんですね
[ToyoX200] #ちゃんと実在してるし(ごくまれに)
[Hisasi] #では、お持ちしましょうかね
[Hisasi] #脳内トオクさんに励ましてもらったし
[ToyoX200] #恋愛初期の少年によく見られる症状ですね^^
[Hisasi] #まあ、まだ若いですからね
[Hisasi] 千沙紀:「よし」
[Hisasi] #ぐっと
[Hisasi] #カップを載せたトレイを手に
[Hisasi] #てこてことお席にお運びします
[miburo] #虚空を見つめて動かない
[Hisasi] 千沙紀:「おまたせいたしました、ぶれんどでございます」
[miburo] 喪子:「ちゃんと手を抜いてくれたかしら」
[Hisasi] 千沙紀:「え……普通の、ブレンドです……特製ではないほうの」
[miburo] 喪子:「そう」
[miburo] 喪子:「普通なのね……」
[Hisasi] 千沙紀:「はい……どうぞ」
[Hisasi] #内心どきばくしつつ
[Hisasi] #ちょっと手が震えつつもことんと置いた。
[ToyoX200] #実際はまったく同一のブレンドですがそれが普通のブレンドなので仕方ない
[miburo] 喪子:置かれたカップを見ている
[Hisasi] 千沙紀:「では、ごゆっくり……」>緊張しつつ頭をさげて
[miburo] 喪子:うなづく
[miburo] あんにゅーい
[Hisasi] 千沙紀:(大丈夫かな、大丈夫かな……普通のブレンドでよかったのかな)
[Hisasi] #手を抜いたものをくれとか以外にもほどがあるYO
[miburo] #しばらくは空気で
[miburo] #新たな入店者を待つ!
[Hisasi] #入店者もとむ
[Hisasi] #いないようなので自キャラでもいれとくか
[Hisasi] SE:カラン
[Hisasi] 高橋:「どうもー」
[Hisasi] #これかよ
[Hisasi] 千沙紀:「あ、いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
[Hisasi] 高橋:「…………え、あ、一人です」>むむむと高橋アイによるスキャン
[Hisasi] 高橋:「……(この初々しい動き、そしてウエイター姿、これは……受けがいい、受けがいいぞ!恐るべし店長!?)」
[ToyoX200] #高橋w
[Hisasi] 千沙紀:「あの、お席に……」
[ToyoX200] 店長さん:「いらっしゃいませ、高橋くん」
[Hisasi] 高橋:(このちょっと自信なげな雰囲気はお姉さま方にはクリティカルだ、かつ、ウェイター姿は凛々しくかつ制服に弱いお嬢さん方にも一部お兄さん方にもいける。ゆかりんとかつみちゃんで得た男性客から更に女性客を狙って!?流石は敏腕女店長!)
[miburo] #ちさきちって女顔でギャルソン服なん?
[Hisasi] #一応男ですが、女顔ですね
[miburo] #高橋自重
[Hisasi] 千沙紀:「あの、どうぞ……」
[Hisasi] 高橋:「(はっ)ああ、はいどうも」
[Hisasi] #高橋の観察眼は素晴らしかった(この才能を何故活かせない高橋
00:53:26 ! Tihiro ("無理ー。")
[Hisasi] #そして席について
[Hisasi] 千沙紀:「注文がお決まりになりましたら、おもうしつけください」
[Hisasi] 高橋:(ちょっと頬を赤らめて緊張を隠せない挙措、これは……くっつ、これだから天然ものはっつ)
[Hisasi] 高橋:「……特製ブレンドお願いします」
[Hisasi] 千沙紀:「はい、特製ブレンドですね、かしこまりました」
[Hisasi] #ぺこり
[Hisasi] 高橋:(いやしかし、この慣れない挙動が段々こなれて慣れていく姿を見せるというのも……これはリピーターを狙った戦略!?)
[Hisasi] 高橋:(ゆかりんだってそうじゃないか、あの危なっかしい姿がいつのまにかすっかりこなれてマイフェアレディ的に進歩していく姿を見たあの胸の高ぶりを)
[Hisasi] #うるせえよ高橋
[miburo] #病院
2009/11/28 01:00:00
[ToyoX200] 店長さん:(高橋くんがトリップしてる)
[Hisasi] 千沙紀:「店長、注文特製ブレンドです」
[Hisasi] 高橋:(これは、今後も見逃せないな……客の推移から見て分析が必要だ)
[Hisasi] #水をくいっとのみつつ
[Hisasi] #何の分析なのかは不明だけど
[Hisasi] #あいかわらずGARDENにかようことになりそうです、高橋
[ToyoX200] 店長さん:「はい、ありがとうございます」
[miburo] #高橋就職は……?
[ToyoX200] #就職出来たようですよ
[Hisasi] #ええ、なんとか、、
[Hisasi] #まあちょっと初任給貰う前に会社つぶれてドカタバイトの末に木下と一緒にそのまま来年度入社できることになりました
[miburo] #わあ
[Hisasi] #あわやネカフェ難民寸前までいって復活しました、不死鳥の高橋と呼んであげてください
[Hisasi] 千沙紀:(緊張顔で運びつつ)
[Hisasi] 高橋:(くっ、その強張った顔イイ、悔しいけど)
[Hisasi] #高橋帰って来い
[ToyoX200] うちも自前キャラ出すかな
[Hisasi] 千沙紀:「どうぞ、お待たせしました」
[Hisasi] 高橋:「ああ、うん、ありがとう」
[Hisasi] #くっ、なぜだ、男のはずなのになぜか女の要素がある?どういうことだ!
[Hisasi] #高橋、市原を見抜いたよ。一般人のくせに
[Hisasi] #だが、余り意味は無かった
[Hisasi] 千沙紀:「どうぞ、ごゆくり」
[Hisasi] 千沙紀:(やった)
[Hisasi] 高橋:(嬉しそうな顔もよい、これはポイントが高いぞ、リピーター率を計算しなおさねば)
[Hisasi] #計算してデータ溜めてなんになるのかは
[Hisasi] #誰もしらない(高橋本人すらも
[ToyoX200] 渚:「こんにちはー」
[Hisasi] #この情報収集分析能力をなんとかすればきっと就職だっていけるはずだというのに
[ToyoX200] #カフェ同人でも出したら人気出るかもしれんね>監修高橋
[Hisasi] 千沙紀:「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
[Hisasi] #吹利カフェ名鑑
[Hisasi] #監修高橋、足で探して分析して蓄積したデータが満載だ!
[ToyoX200] 渚:「うん、窓際の暖かい席がいいんですけど空いてます?」
[Hisasi] 千沙紀:「はい、どうぞ。こちらです」
[Hisasi] #ちょっと固いけど、ちゃんとあんないするYO
[ToyoX200] 渚:「ありがとう、新人さん?」
[ToyoX200] #男の子入ったんや、めずらしー。店長さん女の子しかいれへんかと思ってたのに
[Hisasi] 千沙紀:「はい、まだあまりなれてなくて……すみません」
[Hisasi] #初々しいわね
[ToyoX200] 渚:「ううん、そんなん最初は誰だって普通やし、えっとね、カフェラテにシナモンちょっと多めで、チーズスフレケーキとセットで」
[Hisasi] 千沙紀:「はい、かしこまりました」
[Hisasi] #ちょっとはにかんで
[Hisasi] #ぺこりと一礼してもどる
01:27:42 ! miburo ("平安")
[Hisasi] 千沙紀:「カフェラテ、シナモン少し大目、チーズスフレのケーキセットでおねがいします」
[ToyoX200] 渚:(……これはなんかキュンとくるものがあるわ……)
[ToyoX200] 店長さん:「はい、かしこまりました。……ちょっと慣れてきた?」
01:30:30 + saw(~UserID@110-134-178-202.rev.home.ne.jp) to #HA06
[Hisasi] 千沙紀:「はいっ」
[Hisasi] #嬉しそうです
[Hisasi] #はたらくよろこびですね
[Hisasi] #UOとちがってちゃんと稼いでます
[ToyoX200] 店長さん:「慣れたらどってことないでしょ? じゃあ、これお運びしたら、一度休憩入って?」
01:31:56 Morris -> MorrisZZZ
[Hisasi] 千沙紀:「はい」
[Hisasi] #ぺこりんとお辞儀して
[Hisasi] #はこんでいく
[Hisasi] 千沙紀:「おまたせしました、ケーキセットでございます」
01:36:12 ! H_Aoi ("あしたはあわじ")
[ToyoX200] 渚:(読んでた本にしおり差して閉じた)「ありがとう。がんばってくださいね」
[Hisasi] 千沙紀:「はい、ありがとうございます。ごゆっくり」
[Hisasi] #えへへ
[Hisasi] #みぎーのリア充オーラが眩しいな!
[ToyoX200] #キラキラー
[ToyoX200] #晩秋の午後の日差しつき
[Hisasi] 千沙紀:(メール打ってる)
[Hisasi] #『彗さん、今バイト頑張ってます。接客のお仕事もなれなくて緊張したけどなんとかうまくやってます。お給料はいったら一緒においしいものたべにいこうね』
[Hisasi] 千沙紀:「がんばる」
[Hisasi] #お空のトオクさんながめてぐっと握りこぶし
[ToyoX200] トオクさんの返事:「がんばってね、でもがんばりすぎてもだめだから、気をつけてケガとかしないでね」
[ToyoX200] お空のトオクさん:「だめだよちゃんと貯金しないとー」
[ToyoX200] #うふふー
2009/11/28 02:00:00
02:35:33 ! Suo (EOF From client)
2009/11/28 03:00:00
03:12:32 ! Hisasi ("ロマサガなつかしす")
2009/11/28 04:00:00
2009/11/28 05:00:00
2009/11/28 06:00:00
2009/11/28 07:00:00
2009/11/28 08:00:00
2009/11/28 09:00:00
09:00:00 ! kataribe ("auto down")
09:00:33 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06
09:38:11 fukaFuton -> fukaNeoki
2009/11/28 10:00:00
2009/11/28 10:00:01
10:00:23 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 11:00:00
2009/11/28 12:00:00
12:35:52 MorrisZZZ -> Morris
2009/11/28 13:00:00
13:28:23 Morris -> MorrisAFK
13:31:36 + killist(~killist@KD114017189170.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 14:00:00
2009/11/28 15:00:00
2009/11/28 16:00:00
16:36:29 + EkitaiT(~ekitait@113x35x211x126.ap113.ftth.ucom.ne.jp) to #HA06
16:41:06 + H_Aoi(~chocoa@121-84-38-132.eonet.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 17:00:00
2009/11/28 18:00:00
18:26:24 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA06
18:41:45 MorrisAFK -> Morris
18:57:02 + Yamiwolf(~yamiwolf@n210148157246.nct9.joetsu.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 19:00:00
19:20:51 + meltdown(~meltdown@wd225.AFL8.vectant.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 20:00:00
20:14:11 Morris -> MorrisAFK
20:40:17 + Suo(~username@ppxb158.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA06
2009/11/28 21:00:00
21:03:56 MorrisAFK -> Morris
21:17:30 ! EkitaiT ("You're never really done for as long as you got a good story and someone to tell it to.")
21:20:05 + Tihiro(~sample@p2079-ipbf204kyoto.kyoto.ocn.ne.jp) to #HA06
[Hisasi] ----
[Hisasi] #何処かの公園
[Hisasi] #片足を軽く引きずるようにあるく少年が一人
[Hisasi] #その手に抱えるように持った古いラジカセ
21:36:24 + killist(~killist@KD114017189170.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06
[Hisasi] #コードがなくても電池で動く一品
[Hisasi] やすし:「…………」
[Hisasi] #えっちらおっちらと、片隅にあるベンチに腰掛けた
[Hisasi] #傍らにラジカセを置いて
[Hisasi] やすし:「…………」
[Hisasi] #両手を耳にあてて
[Hisasi] #聴く
[Hisasi] #風に混じって、地の響きに潜んで、水の流れの合間に聞こえる
[Hisasi] #無数の『声』を聴く
[Hisasi] #それは時に恨みの声だったり、憎しみの叫びだったり、哀願の悲鳴だったり、そして
[Hisasi] やすし:「……たけし」
[Hisasi] #空を見上げた
[Hisasi] #風の音に混じって聞こえた声
[Hisasi] やすし:「……もう、帰ってこないんだね」
[Hisasi] #人には
[Hisasi] #たけしの決意の叫びは、やすしの元にも届いていた
[Hisasi] やすし:「……きよし……たけし……みんな、遠くへいっちゃうのかな」
[Hisasi] #さらさらと風が細い髪を揺らす
[Hisasi] #その風に澱みはなく、山から吹き降ろす澄んだ風
[Hisasi] やすし:「…………僕は」
[Hisasi] #ほう、と。溜息をついて
[Hisasi] #じっと地面を見つめる
[Hisasi] ----
[Hisasi] 次の喜由川再臨のキーはやすしです
[Hisasi] ただの人間の
[ToyoX200] ほうほう
[Hisasi] 色んな声とか念とかひろっちゃう集音マイクみたいな役割なんだ
[Suo] とりあえず、甚助は戸萌さんや本宮さん、あとは企画防災第二課にコンタクトを取る予定です
[Hisasi] うに
[Suo] (影響力の高い地元の有力者と、あとは喜由川ノ主帰還のときに動いた企画防災二課に、と
[Hisasi] 戸萌のおばあさまもがんばっておこう
2009/11/28 22:00:00
[Suo] 克五郎さんには既に面識があるだろうし、妖怪側の事情にも理解があるだろうし
[Suo] 本宮さんのところにも面識があるし、企画防災二課には「ひまわりの家」のかずこ先生に事情を話して、神楽森さんとのコンタクトを取るとか
[Hisasi] その時にやすしが
[Hisasi] 「ぼくもやる」
[Hisasi] と言う
[Suo] --------
[Suo] #もみじ荘・みんなで寛げる居間みたいな場所にて
[Suo] 甚助:「うーん……」
[Hisasi] 黒絹:「んー」>コタツでぬくぬく
[Suo] #皆で共有のスペースがあることにしてみた
[Hisasi] #蛇だから寒いの弱いのよぅー
[Hisasi] #こたつむり状態
[Suo] #メモ帳に何かを書き込み、赤ペンで二重線引いて消したり、青ペンで上から書き込んでみたり
[Suo] 甚助:「まずは本宮……いや、あそこは頭が固いし……戸萌……克五郎さんは兎も角、あそこも……うーん……」
[Suo] #突っ伏す
[Suo] 甚助:「企画防災二課……まったく繋がりが無いからなぁ。明神の話のときもやんわり断られたし……あれ?」
[Hisasi] #喜由川ノ主を還した時に協力したのは企画防災二課でしたよ
[Suo] 甚助:「黒絹さん、喜由川の主を還したときに協力したのは企画防災二課でしたよね?」
[Hisasi] 黒絹:「そうよぉーセッティングは企画防災二課で、実際に術をおこなったのはかずこさんだけどねー」>首までコタツに入った状態で
[Suo] 甚助:「ひまわりの家のかずこ先生、か。……あ、これならいけるかもだ」
[Suo] #ケータイを取り出し、メール送信
22:15:22 ! H_Aoi (EOF From client)
[Suo] #To:ひまわりの家 Sub:吹利山の柏木です
[Suo] #Sub:こんにちは、段々と寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?ちょっと相談したいことがあるので、近々またお会いしたく思います。お忙しいとは思いますが、時間に都合の付くときがあったら、よろしくお願いします。それでは
[Suo] 甚助:「……とりあえず、まず一件」
22:21:54 + EkitaiT(~ekitait@113x35x211x126.ap113.ftth.ucom.ne.jp) to #HA06
[Suo] #ケータイでひまわりの家のパソコンにメール送信。かずこ先生の携帯に転送される仕様になっているかもしれないし、そうでないかもしれない
[Hisasi] #返信。連絡ありがとうございます、この所忙しくなかなかご挨拶できなかったことお詫びいたします。また一度ひまわりにおいで下さい、子供達も客人が来るのを楽しみに待っています
[Suo] 甚助:「あ、返信早いなー。……とりあえず、行ってみるか」
[Suo] #もぞもぞとコタツから出る
[Suo] 甚助:「うー、さぶっ。……上着、取って来よ」
[Suo] #部屋に行き、ブルゾンを取って来て玄関まで
[Suo] 甚助:「んじゃ、行ってきまーす」
[Suo] #そんな訳で、ひまわりの家まで
[Hisasi] #Ui
[Suo] #返信。お返事ありがとうございます。実は、少々急ぎの用で、出来ればすぐにでもお話をしたいのですが、よろしいでしょうか?
[Hisasi] #返信。かまいません、今は子供達と年末準備をしています。ここ最近寒い日が続いています、どうか暖かくしておいでください
[Suo] #返信。ありがとうございます。では、今から向かいます。1時間後くらいには着くと思いますので、よろしくお願いします。
[Suo] 甚助:「よし。……お土産でも買ってくか」
[Hisasi] #そしておじさんとよばれて凹む
[Suo] #orz
[Suo] #そんな訳で、小一時間後
[Suo] 甚助:「こんにちはー」
[Hisasi] かずこ:「どうぞ、よくいらっしゃいました」
[Hisasi] #お出迎えしてくるかずこさまと
[Hisasi] 多菜:「えっと、いらっしゃい……」
[Suo] 甚助:「こちらこそ、急にすみません」
[Hisasi] やすし:「…………」>じーとかずこせんせいの後ろで見てる子
[Suo] 甚助:「やぁ、こんにちは」
[Hisasi] 多菜:「……こんにちは」>もじもじ
[Hisasi] やすし:「…………こんにちはおじさん」
[Hisasi] #悪気は無い
[Suo] 甚助:「…………こんにちは。はい、これ、お土産ね」
[Suo] #不自然な間、微妙に引きつった笑顔
[Hisasi] かずこ:「ほら、やすしくん……お兄さんにお礼しましょうね」
[Hisasi] #ふぉろー
[Hisasi] やすし:「……ありがとう」
[Hisasi] #ぺこり
[Suo] #ちなみに、おいしい和菓子屋さんで買ったお饅頭を
[Hisasi] #で、ぴきぴきしつつ
[Hisasi] #案内されます
[Suo] 甚助:「先生……もう、いいですから(涙」
[Suo] #で、園長先生のお部屋に
[Hisasi] #他の子供たちは遊んでいるようだ>いくよくるよ春とかは
[Hisasi] #で、園長室
[Hisasi] かずこ:「どうぞ、外は寒かったでしょう」
[Hisasi] #で、あったかいお茶を淹れてくれます。
[Suo] #春は今日もエクストリームスポーツ研究会でパルクールやってるとか
[Suo] 甚助:「やぁ、ありがとうございます(ずずー」
[Hisasi] #そして、向かいに座って
[Hisasi] かずこ:「この度は……山の主の襲名もつつがなく終わり……おだやかな風が吹いていますね」
[Hisasi] #ちょっと寂しげに笑って
[Hisasi] かずこ:「あの時は、お話もできませんでしたから」
[Suo] 甚助:「ええ、おかげ様で……たけし、いや、若様も元気にやってますよ」
[Suo] 甚助:「で、今回の話ですが、喜由川の主のことで、ちょっと」
[Hisasi] かずこ:「……喜由川」
[Hisasi] #ちょっと目が真剣になった
[Suo] 甚助:「ええ……昨年、主は帰還したとのことですが、よりどころとなる筈の川は無く、本来の力が取り戻せていないと聞いています」
[Hisasi] かずこ:「ええ、霊威としては存在しても……その母体がない以上、完全な復活とはいえない」
[Suo] 甚助:「ええ。……幸い、器――ハワードさんから貰った人造霊の卵がまだあるので、そこに宿らせることは出来ないかと考えているのですが……」
[Hisasi] かずこ:「……偉大なる父の……」
[Hisasi] かずこ:「新たな、母体として……」
[Hisasi] #できなくはない
[Hisasi] #ただ念とか思いを込める為に色々とがんばらないといけないだけで
[Suo] 甚助:「ええ。……想いを集めて形とし、それを主の体とする」
[Hisasi] かずこ:「ええ、可能です……でもその為には、多くの想いが必要」
[Suo] 甚助:「そう、人間達にも協力を呼びかけなければなりません。……主の帰還の際に動いた、企画防災二課、それから、戸萌家や本宮家にも話をする予定ですが……」
[Hisasi] かずこ:「はい……少しでも多くの……協力者が」
[Hisasi] #大丈夫、かずこさん小池さんと知り合いだしそっから尚父につなげられる
[Suo] 甚助:「我々妖怪、それから、市原の皆さんだけではもう支えきれない……」
[Hisasi] かずこ:「…………ええ」
[Hisasi] #ここで
[Suo] 甚助:「かずこ先生は企画防災二課や本宮の家とも繋がりがあると聞いています。……無茶なお願いかもしれませんが、人間達に話を付けるために、力を貸しては貰えないでしょうか?」
[Hisasi] #こっそりドア向うで聞いてるやすしがいる
[Hisasi] かずこ:「ええ、わかりました。いずれにせよ……本来が人がやらねばならぬことです」
[Hisasi] #頷いて
[Hisasi] かずこ:「出来うる限り、力を尽くします。人の……償いとして」
[Suo] 甚助:「ありがとうございます。……俺だけだと門前払いを食らいそうで、どうしようか困ってたところだったんですよ」
[Suo] 甚助:「…………」
[Hisasi] #で、話がついて帰るときにドアにはりついてたやすしにぶつかる
2009/11/28 23:00:00
23:01:05 ! meltdown ("皆様に「砂漠の風」があらんことを")
[Suo] 甚助:「今日はありがとうございました。……また、よろしくお願いします」
[Suo] #で、ドアから出ようとする
[Hisasi] かずこ:「はい、またいつでもいらしてください」
[Hisasi] SE:がちゃ
[Hisasi] やすし:「わっ」
[Hisasi] #ころん
[Suo] 甚助:「……え?」
[Hisasi] かずこ:「やすしくん?」
[Suo] 甚助:「大丈夫?」
23:02:44 + TK-Leana(~TK-LEANA@119-228-81-236.eonet.ne.jp) to #HA06
[Hisasi] やすし:「……あ、はい」
[Hisasi] #よたよた
[Hisasi] #片足がうまく動かないのでよたくたと
[Hisasi] かずこ:「やすしくん……ほら、甚助さんがお帰りですよ」
[Hisasi] #何をしていたかはきかない
[Suo] 甚助:「どうしたの?先生と俺の今の話、聞いてた?」
[Hisasi] やすし:「…………(こくん)」
[Hisasi] #うなずいた
[Hisasi] やすし:「あ……あの」
[Hisasi] #顔をあげて
[Hisasi] かずこ:「やすしくん……」
[Suo] 甚助:「ん?」
[Hisasi] やすし:「ぼく……声、きこえる……想いも……」
[Hisasi] かずこ:「……やすしくん……」
[Hisasi] やすし:「たけしの声も……聞こえた。ぼくも……できること、ある」
[Hisasi] #あまり勢い込んでしゃべることに慣れてないから
[Hisasi] #つっかえつつ
[Suo] 甚助:「うん。……力を貸してもらえると助かるんだ。けどね……」
[Hisasi] やすし:(首を横に振って)「できる、想い、あつめるの……できる」
[Hisasi] やすし:「……声、集める……僕が聞く声は……想いだから……」
[Hisasi] #で、ここで甚助さんの手を引いてやすしの性能を見てもらおうかな。
[Suo] 甚助:「……けど、声を集めるのは、大変なことだよ」
[Hisasi] やすし:「できる……見せる」
[Hisasi] #ここで甚助さんの手を引いた
[Hisasi] かずこ:「……やすしくん」
[Suo] 甚助:「?」
[Hisasi] やすし:「できる」
[Hisasi] #で、そのまま引っ張っていかれます
[Hisasi] #かずこせんせいはやすしに任せて見送ります
[Suo] 甚助:「っと、ちょっと?」
[Hisasi] #で、ついていった先はひまわりの中庭
[Hisasi] #その手にはラジカセ
[Suo] 甚助:「……?」
[Hisasi] やすし:「……声、集める」
[Hisasi] #で、甚助さんの傍らで
[Hisasi] #ラジカセの録音ボタンをスイッチオン
[Hisasi] やすし:「……」>両手を耳に当てて、何かを聴いている
[Hisasi] #甚助さんには風の音とかくらいしか聞こえない
[Suo] 甚助:「何か、聞こえる?」
[Hisasi] やすし:「……いっぱい」
[Hisasi] #頷いた
[Hisasi] やすし:「……色んな声が聞こえるの、風から地面から水から」
[Hisasi] #で、その間じーっと録音中
[Suo] 甚助:「……」
[Hisasi] やすし:「録れた」
[Hisasi] #ぽち、と。
[Hisasi] #録音停止して
[Hisasi] やすし:「声、聞こえるよ……一部だけだけど」
[Hisasi] #で、再生
[Hisasi] 『……ああぁ……怖い、怖い……』『……ここはどこ?ここは……冷たい、固い』『だして……もっと広い……世界……』
[Suo] 甚助:「……これは」
[Hisasi] #人、妖怪、地の声、あらゆる声が混じって聞こえてくる
[Hisasi] やすし:「声、たくさん……元はね、想いなの」
[Suo] 甚助:「想い……?」
[Suo] #何となく、察しは付く
23:20:42 + H_Aoi(~chocoa@121-84-38-132.eonet.ne.jp) to #HA06
[Hisasi] やすし:「最初は……死んだ人の声だったの、想いが強く残ってたから……でも、もっと聞こえるようになったの」
[Suo] 甚助:「成る程、それが君の力か……」
[Hisasi] やすし:「たけしの声、聞こえたよ……遠くからわーーって響いてきた」
[Hisasi] #海で俺がたけしだーと叫んだあれ
[Hisasi] やすし:「この間の山の声も、たくさん聞こえた……」
[Suo] 甚助:「聞こえてたのか……そうか」
[Hisasi] やすし:「……悲しい声のほうが多い、けど。助けを呼ぶ声もいっぱいある……」
[Hisasi] やすし:「たけしも…………きよしも、頑張ってる…………だから、こんどは人のぼくががんばるの」
[Suo] 甚助:「ありがとう……きっとたけしやきよし君も喜ぶよ」
23:24:10 + saw(~UserID@110-134-178-202.rev.home.ne.jp) to #HA06
[Suo] 甚助:「けど、無理をし過ぎて疲れすぎないようにね。……その力、使い過ぎると疲れたり頭が痛くなったりすることは無いかな?」
[Hisasi] やすし:「だいじょうぶ……痛いのは怖くない」
[Hisasi] #殴られたり蹴られたりするのは昔に慣れてる
[Suo] 甚助:「そう、か。……君は、強いね」
[Suo] #言葉が見つからない
[Hisasi] やすし:「……人は怖い、それは知ってる……だから」
[Suo] 甚助:「…………」
[Hisasi] #人の恐ろしさの最たるを知ってるからね
[Hisasi] やすし:「……でも人は優しい、これも知ってる……」
[Suo] 甚助:「そうか……」
23:28:34 OTE -> OTE_Aw
[Hisasi] やすし:「きよしもたけしも……友達。きよしの為に……できるなら、がんばる」
[Hisasi] #人、龍神、妖怪、そんな枠なんか関係ねえんだ
[Hisasi] #ひまわりで育った仲間だから
[Suo] 甚助:「ありがとう。……必ず、二人に伝えるよ。君が頑張ってるんだって」
[Suo] #目の高さに合わせるようにしゃがんで、やすし君の両肩をポンポンと叩き
[Hisasi] やすし:(うなずいた)
23:30:14 + SAIRU(~SAIRU@x198178.ppp.asahi-net.or.jp) to #HA06
[Hisasi] #良く見ると、ちらりとみえたやすしの手首には
[Hisasi] #根性焼きのようなものがあった
[Hisasi] #ひきずって歩く足、頭には凹んだ跡があって、襟元から見えた肌にうっすら消えない傷跡がある
[Suo] 甚助:「……」
[Hisasi] #察することしかできないけれど、やすしがここに居る理由は
[Hisasi] #幸福なものではないということくらいは
[Hisasi] #甚助さんにもわかる
[Suo] 甚助:「いつになるかは分からないけど……きっとまた、たけしやきよし君とも会えるよ」
[Hisasi] やすし:「…………うん」
[Hisasi] #頷いた
[Hisasi] #ちょっとだけ寂しそうな顔だった
[Suo] 甚助:「…………」
[Hisasi] やすし:「……がんばる」
[Hisasi] #またちみっこたちが頑張るんだ
[Suo] 甚助:「頼むよ。君が集める声が、出来るだけ良いものになるように、俺も頑張るから」
[Hisasi] やすし:「うん」
[Suo] #あっちこっちに話を取り付ける
[Suo] #そんな訳で、予期せぬ協力者が出来たのであったというところで
[Hisasi] #実際の声を集めるのは、ちみちみすすめつつ
[Hisasi] #集めた声をやすしが一気に送り込んでみたいなイベントを考えてます
[Hisasi] #そして甚助さんの額がぱっかんと割れて珠が出てくる
[Suo] #人間だったら即死だった!
2009/11/29 00:00:00 end