語り部IRCログ #HA06 2010-08-05

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2010/08/05 00:00:01
[utako] #ぞわりと、黒い毛皮の犬が4頭現れ、粗い呼吸をしながら香苗の周りを歩き回る。
[utako] 香苗:「周囲10m置きに配置、行け。」
[utako] #5つの頂点を持つような陣形に黒犬が走り、止まる。
[utako] 香苗:「まとなれ」
[utako] #ぞわりと黒い毛皮が香苗を覆うと、一匹の人間大の獣のような姿になる。
[utako] 香苗:「さぁ、楽しい楽しいピクニックだぞ。番犬ども。」
[utako] #香苗は獣道を走りだした。
[utako] ----
[utako] #吹利山中腹―――登山開始からいくらかの時間が経過した
[Hisasi] #何かの気配を感じてもよい
[utako] 香苗:「ハァ………ハァ………当たりか。いや、マズったか…?」
[utako] #体力の低下をその息に感じながら前を見る。
[Hisasi] #視線を上に向ける、と。
[Hisasi] #何かの気配を感じる、木々の間から
[utako] 香苗:「霊山って言われるだけあるって話だけじゃぁ、なさそうじゃねぇか…」
[Hisasi] 声:『そこの者、御山に何用か』
[Hisasi] #声が響いたよ
[utako] 香苗:「南は熊本、火の元の国より参った。名は無戸室。霊山と聞き真意を確かめに参上した。」
[utako] #10m置きに配置した黒犬が、伏せる。香苗も膝を付き、眼を伏せる。
[Hisasi] 声:『ここから先は神聖なる禁足地である。ここは吹利の霊脈の要となりし御山』
[utako] 香苗:「―――神は居られるか?」
[Hisasi] 声:『神、と申すものが我らが主を示すのならば、是だ』
[Hisasi] 声:『吹利の御山を統べるものであり、吹利の礎となる吹利五石坊、我らが主』
[utako] 香苗:「真意賜る。」
[utako] #立ち上がり、黒い毛皮が消え、普通の姿となる。帽子を捨て、靴を脱ぎ、荷物を置いて両手を広げた。
[utako] 香苗:「良ければ今この声の者の姿を拝見したい。」
[Hisasi] 声:『……マレビトよ、その礼に答えよう』
[Hisasi] #ひゅっと
[Hisasi] #ばさっと何かが降りてきた。
[Hisasi] #山伏っぽい姿の鴉天狗、長30センチ。一本下駄でカコンと、降り立つ。
[Suo] #ちっこいの来た
[utako] 香苗:「これは驚いたな。夏に鴉天狗とは。」
[utako] #いや、こちらだとそうでもないのか、と首を傾げて視線を合わせるようにしゃがむ。
[Hisasi] 鴉天狗:「我は吹利五石坊が側近、羽黒ノ磨墨」>はぐろのするすみと読む
[utako] 香苗:「羽黒ノ磨墨殿、吹利は穏やかな土地か?」
[Hisasi] 磨墨:「穏やか……か。吹利は古から封じられし地としてあやかしを初めとした人外らの多く住まう、特異な地。だが、それでも人とあやかし、その他多くの者達は穏やかに過ごしていた、が」
[Hisasi] #ちっさい鴉天狗、何か含みのある言い方
[utako] 香苗:「相、解った―――どこも世間は同じか。」
[utako] #含みを理解するように頷く
00:31:17 ! Suo ("肉食いたい")
[Hisasi] 磨墨:「さよう、そして……今の御山のヌシは未だお若い、必要上の警戒もそれゆえとご理解いただきたい」
[Hisasi] #で、真面目に会話してると五石坊さまの声が聞こえて、ご対面という展開はどう?
[utako] #良いですねー^^
[utako] 香苗:「そのような事情があったか……知らずとは言え、無用な気遣いをさせて申し訳ない。」
[Hisasi] 声:『構わぬ』
[Hisasi] #なんか声響いた
[Hisasi] #渋い声が
[Hisasi] 磨墨:「!……これは、五石坊さま」
[Hisasi] #あわくったように鴉天狗がキョロキョロと
[utako] 香苗:「五石坊殿…?」
[utako] #膝を付き、視線と周囲の犬の鼻を使い、気配を探ろうとするが――止めて眼を伏せる。
[Hisasi] 声:『……マレビトよ、本来ならば礼を尽くして御山を訪問いただいたことを歓迎すべきだが』
[Hisasi] #なんか威厳がありそうな声ですね
[utako] 香苗:「お気持感謝いたします……」
[Hisasi] 声:『いま起こっている吹利の揺らぎ……他の地も例外ではない、と知る』
[Hisasi] #で、よく見ると
[Hisasi] #木々の間から
[Hisasi] #10歳くらいのガキが覗いているのが見えました
[utako] 香苗:「――――?」
[utako] #視界の端に…子供?と言ったかんじ
[Hisasi] たけし@ボイスチェンジャー:『時間が許せば、火の国の話など聞かせて欲しいものだ』
[Hisasi] #こいつ、、、
[Hisasi] #葉っぱ(ボイスチェンジャー)を手に
[utako] 香苗:「五石坊殿さえ宜しければ…獣道を踏み荒らした無礼もあります故。」
[utako] #ちらりと羽黒ノ磨墨の方を見る。
[Hisasi] 磨墨:「……?」>視線の行方をしって
[Hisasi] #たけしの姿見て
[Hisasi] 磨墨:「!!!」
[Hisasi] #ちょ、らめぇ!
[utako] 香苗:「お若い、と聞いたが……もしや。」
[Hisasi] たけし:「あ」
[Hisasi] #装束姿、錫杖てにした背中に羽はえたガキンチョ
[Hisasi] #目があった
[Hisasi] 磨墨:「五石坊さま!お姿を現してはいけませんとあれほど!!」
[Hisasi] #手遅れ気味に
[Hisasi] たけし:『ご、ごめ……だって、お客さんだから』>ボイスチェンジャーで無駄に渋い声
[utako] 香苗:「これは、本当に驚いた……」
[Hisasi] たけし:「えーっと、ヨロシク、俺が吹利山のヌシ、五石坊」
[Hisasi] #びし、と。敬礼
[utako] #きょとんとして、少年を眺めて、はっと気づいたように目を伏せる。
[utako] 香苗:「火の元の国から参った。名は無戸室香苗と……」
[utako] #ちらりと羽黒ノ磨墨の方を、本当なのか、と見る。
[utako] 香苗:「……申します。」
[Hisasi] 磨墨:(あちゃー)
[Hisasi] #もう、このお方は、、、と。がっくし
[Hisasi] たけし:「おう、五石坊たけし、な。無戸室殿、火の元の国からようこそおいで下さった。えーと、俺は吹利以外知らないから火の元の国のことをお聞かせ願えると嬉しいぞ」
[Hisasi] #言葉使いちょっとめちゃくちゃですが、腐っても山のヌシ、小さな体から感じるパワーはモノホンです
[utako] 香苗:「問われればお聞かせしましょう。何をお聞きに?」
[utako] #周囲に配置した黒犬から、少年が本物であるという事を感じ取る。
[Hisasi] たけし:「うむ、その前に案内しよう。霊山、禁足地へ」
[Hisasi] #しゃらん、と錫杖を鳴らして
[Hisasi] #風で浮くぜ!
[utako] 香苗:「お――――」
[Hisasi] #ばさっと羽を羽ばたかせて
[utako] #胸に手を当てて、黒狗を収容する。
[utako] 香苗:「吹利に来て、天狗の風に乗れるとは…思ってもみなかった…」
[Hisasi] たけし:「火の国の者よ、風都の御山をご覧になるがいい」
[Hisasi] #そのまま一足飛びにてっぺんに飛ぶぜ
[utako] 香苗:「感謝いたします。」
[utako] #空中にはあまり慣れていない様子
[Hisasi] #で、こんな感じで吹利の御山をご紹介頂いたYOって感じでしめでどう?
[utako] #おーけーです!
[Hisasi] #ヌシは案外フレンドリーだったよ、ガキだし
[utako] #一応主さんなので香苗さんは自粛してまつ。誰コレ状態。
2010/08/05 01:00:00
01:00:06 Yaduka -> Yad_Sleep
[utako] ----
[utako] おつかれさまー!
[utako] お付き合い感謝れす!
[Hisasi] おういえ
[utako] 香苗さんの旅は続く
[Hisasi] 色んなとこに出向いていくのか
[utako] 色んなところに出向いていきます
[Hisasi] 今度魔女の館にでも訪れてください
[utako] どこかにゃ?
[Hisasi] 古い洋館で、吹利に昔からいる魔女の本拠地。割と吹利じゃ知られてる
[Hisasi] 魔女が一杯居ます。
[utako] 市原の魔女さんたちの館か!!
[Hisasi] 市原軍団の本拠地です^^
[utako] よし、次はそこだw
[arca] そういえば我がPCは市原との関係は薄いなぁ
[Hisasi] なし崩しにお茶会になってあれおいしーこれおいしーな展開になると見ます
[utako] wwww
[utako] たけしくんと写メ撮って近衛に送っていいですか?
[Hisasi] どうぞどうぞ
[utako] 吹利山なう
[utako] みたいな
01:14:23 + Ruki__(~Ruki@202.211.150.220.ap.yournet.ne.jp) to #HA06
01:25:44 ! Hisasi ("ただいま二次元")
2010/08/05 02:00:00
02:46:46 ! arca ("Leaving...")
02:46:49 ! utako ("TakIRC")
02:51:21 ! lute (Connection reset by peer)
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2010/08/05 03:00:00
2010/08/05 04:00:00
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2010/08/05 19:00:00
2010/08/05 20:00:00
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20:51:56 ! lute_ (Connection reset by peer)
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2010/08/05 21:00:00
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21:55:08 + eupho(~eupho@ntakta007170.akta.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
2010/08/05 22:00:00
22:10:25 ! lute (Connection reset by peer)
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22:20:40 ! eupho ("おやすみなさい")
22:31:04 + eupho(~eupho@ntakta007170.akta.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
22:37:06 Morris -> MorrisZZZ
22:59:24 ! meltdown ("皆様に「砂漠の風」があらんことを")
2010/08/05 23:00:00
23:01:08 + utako(~utako@OFSfb-16p3-1.ppp11.odn.ad.jp) to #HA06
23:11:01 ! eupho ("おやすみなさい")
23:20:56 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA06
[utako] #吹利の街のどこか―――AM10:00頃
[utako] 香苗:「女ぁたらしはぁ、はりつけにしてぇ―――」
[utako] #奇妙な歌を口ずさみながら、黒い犬を散歩している女性。
[utako] #ちなみに歌は作詞作曲香苗である。
23:30:59 ! mikeyama ("再起動でござるよ、ニンニン")
[utako] #赤い首輪に赤いリードをつけた、黒毛のラブラドールレトリーバーと共にとある場所に向かっていた。
[utako] 香苗:「魔女の館って、占い所みたいな名前じゃねぇか。」
[utako] #古い地図と新しい地図を片手で持って歩いている。
[Hisasi] #大きな古い洋館です
[Hisasi] #蔦の張った塀にかこまれて、大きな門と通用門があります
[utako] 香苗:「……………ここか?」
[Hisasi] #吹利でもそこそこ知られた魔女の一派、市原の本拠地
[utako] #地図をしまい、黒い犬がすんすんと鼻を鳴らす。
23:34:19 + gombe(~gombe@ntkyto045085.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
23:34:47 + gombeLOG(~username@ntkyto045085.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
[utako] 香苗:「山に神、地に魔女、指して通るは地獄か…はたまた原初の混沌か…」
[utako] #謳うように呟いて、大きな門の前で立ち止まる。
[utako] 香苗:「西洋の門ってぇのは、どうやって尋ねりゃ良いんだ……?」
[Hisasi] #ふつうに通用門にチャイムがあります
[utako] #ばりばりと頭を掻いて…チャイムを見つける。
[utako] 香苗:「ポチッとな…」
[Hisasi] Se:ぴんぽーん
[Hisasi] #ほどなく
[Hisasi] 声:「どちらさまです?市原に御用ですの?」
[utako] #チャイムにちょっと緊張する。
[Hisasi] #女の子の声が聞こえた
[kisi_note] #れっつ、ぴんぽんだーっしゅ
[utako] 香苗:「あ、あー、コンニチワ。ちょっと吹利について市原さんに尋ねたい事があってきました…」
[utako] #電話慣れしていないおばあちゃん並みにでかい声。
[Hisasi] 声:「少々お待ちくださいませね」
[utako] #ぴんぽんだっしゅなんて!(うずうず
[Hisasi] #で、向うからドタバタ足音が聞こえて
[Hisasi] #通用口がきぃ、と開いた
[utako] 香苗:「あン……?」
[utako] #通用口のほうに歩み寄る。
[Hisasi] #黒いローブ姿の10歳ほどの女の子がひょっこり顔を出した
[utako] 香苗:「市原さん……?」
[Hisasi] ニレイ:「市原の館に御用ですの?お名前を伺ってもよろしい?」
[Hisasi] #えへんと、胸を張って
[utako] 香苗:「失礼。九州の熊本県上益城郡から参りました。無戸室香苗と言います。」
[utako] #黒毛のラブラドールはお座りをして待機。
[Hisasi] ニレイ:「市原の娘、志木ニレイですの」>ちょんとローブの裾を両手でつまんでお辞儀
[utako] 香苗:「ご丁寧に、ありがとうございます。」
[utako] #胸に手をあて、深く頭を下げる。一緒に犬も頭を下げた。
[Hisasi] ニレイ:「ご案内いたしますわ、市原にお尋ね事というのも気になりますし」
[Hisasi] #ちょっと気取った風に
[utako] 香苗:「失礼します。」
[Hisasi] #で、魔女の館の敷地内
[Hisasi] #薬草畑があったり数名の魔女子と婆魔女らが薬草摘んでたりあれこれ説明されてる図が見える
[Hisasi] #いかにも魔女の世界といった風ですね
[utako] 香苗:「まるで……魔女の学校のようですね。」
23:47:45 + mikeyama(~mikeyama@e6d138.Est6N1F5.vectant.ne.jp) to #HA06
[utako] #犬は一緒についてきても大丈夫ですか?
[Hisasi] ニレイ:「ふふ、間違ってはいませんわ。市原の娘達は幼少時は魔女の館で礼儀作法をはじめとした基本一般を習うのが慣わしですもの」
[Hisasi] #おっけーです
[kisi_note] #身につくかどうかはまた別の話(とーいめ
[Hisasi] ニレイ:「魔女というくくりでも市原派ちょっと特異なものですわ、さ、どうぞこちらに」
[utako] 香苗:「なるほど…」
[Hisasi] ニレイ:「逆に……吹利以外では市原の影響は殆どありませんの、吹利の外にでる市原はほぼいない……むしろ吹利でしか生きていけないというのが正しいですわ」
[Hisasi] #で、一室に案内されて
[Hisasi] #普通に応接セットですね、部屋のあちこちにマジックアイテムやら飾られててもキニスンナ
[utako] 香苗:「吹利特有の現象、でしょうか。」
[Hisasi] ニレイ:「吹利特有……その地に根付いたというのが正しいですわね」
23:52:18 ! gombe ("Leaving...")
[utako] #案内され、ラブラドールは盲導犬のように足元にぴったりとくっついている。
[Hisasi] ニレイ:「吹利は、特異な地ですもの」
[Hisasi] #吹利山でも似たような言葉を聞いたのを思い出してもいい
[utako] 香苗:「―――――」
[utako] #言葉を思い出し、眼が細まる。
[utako] 香苗:「確かに、そのようですね。」
[Hisasi] ニレイ:「わたくしでわかる範囲でよければ、お答えいたしますの。吹利のこと」
[Hisasi] #そして、二足歩行メイド猫がティーセットを運んでくる
[utako] 香苗:「ありがとうございます。お尋ねしたい事なのですが―――封都とは何を封じて居られるのかを問いたく参りました。」
[Hisasi] ニレイ:「封じの里……吹利の当て字としても言われいますわ」
[Hisasi] ニレイ:「何を封じているか、は。私達、娘にはあずかり知らぬものですが。筆頭グランドマスターや役目様方の一部は一端をご存知でらっしゃる様子ですの」
[utako] 香苗:「その辺りを問いたいところですが……難しそうですね。」
2010/08/06 00:00:03 end