語り部IRCログ #KA-03 2010-08-08

創作TRPG企画語り部の汎用予備チャンネル。

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #KA-03 2010-08-08をご活用くださいませ。

2010/08/08 00:00:00
00:03:53 + TK-Leana_(~tk-leana@60-56-46-208.eonet.ne.jp) to #KA-03
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00:18:08 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #KA-03
00:31:22 MOTOI -> MOTOsleep
00:41:47 ! SAIRU (Connection reset by peer)
2010/08/08 01:00:00
01:21:34 ! Suo (EOF From client)
2010/08/08 02:00:00
02:00:30 ! EkitaiT ("明日から実家に帰らせていただきますっ><")
02:08:40 ! TOURUI ("Leaving...")
2010/08/08 03:00:00
03:09:19 ! Hisasi ("どっかいきたいなあ")
[utako] #しんかん荘前の道路――――PM18:00ごろ
[utako] #人通りが極端に少なく、また車もほとんど通らない道路の真ん中で屈伸運動している女性。
[utako] #今からマラソンでも始めようか、という勢いだが、ジーパンにタンクトップという、走りだすような格好ではない。
[utako] 香苗:「……歳だ。これは間違いねぇ…」
[utako] #一日運動しなかっただけで、身体は少しの鈍りを見せていた。
[utako] 香苗:「やべぇな……田舎だったら、城塞上り下りしてるだけで体力つくからなぁ…」
[utako] #額の汗を拭いながら、道路わきに待機していた黒犬が頭を上げる。
[utako] 香苗:(気配、二つ―――横臥ちゃんと、影ちゃん……?)
[utako] #犬の嗅覚の情報を分析、整理。
[utako] 香苗:(隠れてるのか……?)
[utako] #視覚からは情報は捕らえられない事から、その結論にいたる。
[utako] #と、少し離れた曲がり角―――
[utako] 横臥:「………」
[utako] #ハンドサインで、勘付かれた、と示す。
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] #様子見、隙が出来れば突撃、と返す。
[utako] 香苗:「子供の考えそうな事と言えば……」
[utako] #近衛がした悪戯を思い出す。
[utako] 香苗:「泥団子、ガム、水風船………タライ?」
[utako] #首をかしげて呟くと…、にかりと笑う。
[utako] 香苗:「………遊びたいさかりかねぇ?」
[utako] #黒犬が頭を上げて、周囲を見ていたが、とっとっと、と歩いて香苗の足元に座る。
[utako] 香苗:「よし、良い子だ……ちょっと引っ込んでろ。」
[utako] #黒い犬の姿が消える。
[utako] 香苗:「力は使わねぇでいてやるか………さぁ、どっからでもかかってこい、ガキども。」
[utako] #ぱんっと、掌に拳を打ち付けて、周囲を警戒する。
[utako] 横臥:「………」
[utako] #隙は出来そうにない。
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] #行くぞ。先行は影。後行は横臥。
[utako] #とハンドサインを示し合わせて、影蜥蜴が飛び出した。
[utako] 香苗:「あン?影ちゃんか……君はどっちかと言えば遊撃だと思ったが、陽動か、先遣。」
[utako] 影蜥蜴:「行くぞ………」
[utako] #走り出した。
[utako] #目標は腹部。または胸部。
[utako] 香苗:「やりたい事が見えねぇけど………」
[utako] 影蜥蜴:「ッ―――」
[utako] #香苗の数歩手前まで近寄り、身を屈める。
2010/08/08 04:00:00
[utako] #後ろから横臥が、影蜥蜴を飛び越して、香苗の胸部に飛び込む。
[utako] 香苗:「見えてねぇと思うなよ!」
[utako] #運動能力は横臥の方が高い。だが、技術では香苗のほうが高かった。
[utako] #飛び込む横臥の手首を掴み、自分の方にさらに引き寄せながら、背中を下に押さえるようにすることで、横臥の身体が一回転する。それは、長い棒を扱うのと同じ原理だった。
[utako] 横臥:「っ!?」
[utako] #急激な回転、目の前いた香苗が消え、いつのまにか空が見えた。
[utako] 香苗:「お次は―――」
[utako] #と、足元には腹部を狙って飛びつこうとしていた影蜥蜴。
[utako] #双方の視線が交差するが、どちらも引かず、影蜥蜴は飛びついた。
[arca] #どきどき
[utako] #回転途中の横臥の中心を射抜いた手を支点に、横臥を自分と影蜥蜴の間に滑り込ませた。
[utako] 横臥:「ば!!」
[utako] 影蜥蜴:「ッッッ!!!」
[utako] #視線が合う、二人の少女。
[utako] #ぎゅむぅ。
[utako] #なぜか、横臥と影蜥蜴が抱き合うような形になる。
[utako] 横臥:「………」
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] #そして、しんかん荘の二階から見ていた近衛。
[utako] 近衛:「まだ、あれ出来んのかよ……」
[utako] #あれとは、子供一人を棒に見立てた合気にも近い棒術。
[utako] 香苗:「あっはっはっは!影ちゃんと横臥ちゃん、見込みはあるけど、まだまだじゃねぇか!」
[utako] 横臥:「……」
[utako] #違う、やりたかったことと全然違う。
[utako] 影蜥蜴:「……」
[utako] #それは影蜥蜴も同じだった。
[utako] 香苗:「どうする?まだ続けるかい?」
[utako] #良い運動になる、という感じの香苗。
[utako] #ばっと、抱擁を離して、二手に別れる影と横臥。
[utako] 香苗:「元気があって良いじゃねぇか?」
[utako] #にかりと笑って腰に手を当てる。
[utako] #先に動いたのは横臥。戦術を変えるように、香苗の右側に滑り込むようにして移動後、すぐに姿勢を低くした。
[utako] 香苗:「フッ―――」
[utako] #一息で、視線を手で防ぐように香苗の掌が横臥の顔の前にやられる。
[utako] #それで、横臥は一瞬だけ止まった。
[utako] 香苗:「後手は―――」
[utako] #左を見ると、一瞬だけ送れて動いた影蜥蜴が、腹部に手を伸ばしていた。
[utako] #だが、リーチは香苗のほうが圧倒的に長い。影蜥蜴の肩に手を置いて、そっと軌道を逸らした。
[utako] 近衛:「ババァーめしー」
[utako] #不意に、近衛の声が掛けられ――
[utako] 香苗:「近衛!!――――あ。」
[utako] #声に反応して、対処が終わった事から近衛のほうを向く香苗。
[utako] #技術は香苗のほうが上でも運動能力は、横臥のほうが高い―――
[utako] #左を制した後に、右の対処をするはずが、一手、遅れた。
[utako] #一瞬止まったおかげで、力を蓄えた横臥が垂直飛びをするように香苗の腹部に飛びつく。
[utako] #軌道をそらされた影蜥蜴が、横臥の方へ手を伸ばすのも同時だった。
[utako] #複数思考―――1.両側を落とす。それは安全を考慮できない。2.跳んで逃げる。腹部上の垂直とびは困難。そもそも膝が二人にぶつかりそう。3.この体勢はもしかして美味しいかもしれない。
[utako] #主だった考えを3つ。退手2つ。攻手4つ。守手2つを思考して、主だった3が頭を出す。
[utako] 横臥&影蜥蜴:「獲ったぁ!!」
[utako] #横臥が影蜥蜴の手を取り、引き寄せて軌道修正しつつ二人で両側から抱きしめる形となった。
[utako] #二人の飛び込んだ勢いを下半身だけでは殺せず、ゆっくりと後ろに倒れる香苗。なるべく丸くなって転がれるようにしながら、横臥と影蜥蜴の身体をカバーする。
[utako] 香苗:「獲ったって…………あっはっはっはっは!参ったねぇ。こりゃ。近衛も私に一手するのに、何年も掛かったって言うのに!」
[utako] #豪気に、嬉しそうに笑って、影蜥蜴と横臥の頭を撫でる香苗。
[utako] 横臥:「参った……か……?参ったって言ったよな!?」
[utako] 影蜥蜴:「全文聴集。参ったと、確かに言った!!」
[utako] #大笑いする三人。
[utako] 横臥:「勝った!香苗に勝ったぞ!」
[utako] 影蜥蜴:「むむ。影は近衛の母だと遠慮せず遅れは取っていない!」
[utako] #かなりギリギリだったが、それでも喜ぶ二人。
[utako] 香苗:「あっはっはっはっは!そうだねぇ。二人は強いねぇ。」
[utako] #撫でくり撫でくりと横臥と影蜥蜴の頭を撫でて、にかりと笑う。
[utako] #その笑顔は、近衛にそっくりだった。
[utako] 横臥:「………」
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] #撫でられた頭が熱くなるのを感じて、二人はぎゅっと、香苗に抱きつく。
[utako] 香苗:「ど、どうした?そんなに強く抱きつかれちまったら、立てねぇじゃねぇか。」
[utako] #恥ずかしく、嬉しく照れながら、香苗は助けを求めるように2階にいる近衛のほうを見上げるが、近衛はすねたような顔をしていた。
[utako] 近衛:「なんでぇ、俺は仲間はずれかよ…」
[utako] #こっちもこっちで、まだ子供だった。
[utako] 香苗:「ほら、二人とも立たねぇか……あひゃひゃひゃ!横臥ちゃん、そこくすぐったいからやめてくれ!」
[utako] #なにやらもにゅもにゅと触られて、笑い出す香苗。
[utako] #満足そうに立ち上がると二人の少女。
[utako] 横臥:「これが甘えるか!」
[utako] 影蜥蜴:「違うぞ。馬鹿。」
[utako] 横臥:「楽しかったし、温かかったじゃねぇか?」
[utako] 影蜥蜴:「これは愛情を踏まえた抱擁ではなく、おそらく、物理的な抱擁だ。」
[utako] 香苗:「話が見えねぇけど、二人とも……こっちこい。」
[utako] #上体を起こした香苗が、二人の肩に手を回して、頭を自分に引き寄せるように、抱擁する。
[utako] 横臥:「―――――」
[utako] 影蜥蜴:「―――――」
[utako] 香苗:「あったけぇだろ……それに気持ち良いだろ?」
[utako] #眼をぱちくりさせる少女達。
[utako] #2階から見ていた近衛が静かに眺める。
[utako] 香苗:「私は横臥ちゃんと影ちゃんが大好きだ…だから、気持ち良い。落ち着くし、安心できる。」
[utako] 横臥:「………」
[utako] #こくんと頷く。
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] #ぎゅっと、一度強く抱きしめて、こくんと頷いた。
[utako] 香苗:「……よし、それなら飯だ。いや、その前に風呂だな。3人してしっかり汚れちまった。」
[utako] #あっはっは!と豪気に笑って、二人を抱きしめていた手を離して、立ち上がってから頭に手を置く。
[utako] 横臥:「解った!」
[utako] 影蜥蜴:「了解した。」
[utako] #ぞろぞろと道路から離れて、
[utako] #2階に上がり、先にお風呂に入ってなさい、と影蜥蜴と横臥に行って、部屋の外に近衛と香苗が残った。
[utako] 近衛:「歳か?」
[utako] 香苗:「まぁな。ガキ二人相手にするにゃ、まだまだ行けるけどよ。」
[utako] #タバコに火をつけて、ふぅ、と一息つく。
[utako] 近衛:「あいつら、面白ぇだろ?」
[utako] 香苗:「あぁ。お前のガキの頃にちっと似てるじゃねぇか…」
[utako] 近衛:「俺が、同じ事をやった時は、3回転したけどな。」
04:43:15 ! kurov ("Leaving...")
[utako] 香苗:「当たり前だ馬鹿野郎。あの頃と体力が違うんだよ。」
[utako] 近衛:「いや、俺…結果的に布団に頭を叩きつけられて脳震盪起こしたじゃねぇか……」
[utako] 香苗:「あそこはアスファルトの上だろ?そんな殺し技使うか。」
[utako] 近衛:「布団の上だったら叩きつけてたのか……」
[utako] 香苗:「まさか。あんな可愛い子らが、怪我なんかしたらどうすんだ?」
[utako] 近衛:「待て、俺は可愛くねぇのか?」
[utako] #言ってから、はっと気づく近衛。
[utako] #にやにやと香苗が笑う。
[utako] 香苗:「いいや、可愛いよ。とびきりな。」
[utako] 近衛:「そうかい。」
[utako] #がしがしと頭を掻いて、近衛が部屋に戻る。晩飯の支度を初めに行ったようだ。
[utako] 香苗:「ったく……可愛いもんをこさえやがって……」
[utako] #夕暮れの空を見て、歯噛みする。
[utako] #足元に黒い犬が現れ、くぅんと鳴いた。
04:48:24 + kurov(~kurov@p1128-ipbf5003marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp) to #KA-03
[utako] 香苗:「魔神なんてもう作らねぇよ……だが、近衛がもしも生命創造の上を目指した時には、もっかいするかもな。」
[utako] #わしわしと黒犬の頭を撫でて、また、遠い夕暮れの空を見た。
[utako] 香苗:「全く……馬鹿な家系よね…」
[utako] #一瞬だけ、香苗の周りが静かな気配になった。
[utako] #一瞬だけだったが…
[utako] ----
[utako] 何を2時間もやってるんだ…(-ω-;)
[arca] 深いい話になった
[arca] やるな時武
[utako] 抱擁のアドバイスがこうなるとは…
[arca] 報告を聞いたらまた笑いますね
[utako] しかし、愛情を求める方法=愛のある抱擁=相手を理解する方法、の方程式が二人の少女の中に出来つつあるのであった!
[arca] 良い方程式
2010/08/08 05:00:00
[arca] 既に淙雅の〆の言葉は用意してあるので安心してね!
[utako] 時間大丈夫だったらやりますか!
[arca] 仮面ライダー見終わるまで起きてますから大丈夫ですよ
[utako] やりますかww
[arca] うたこさんは大丈夫なのですか
[utako] 始発まで時間あるし、ひまなのです(´・ω・`)しょぼーん
[arca] どんまい!
[arca] ----
[arca] #
[arca] #吹利公園
[arca] #昼過ぎ
[arca] 淙雅:「うむ…ジェミニは思ったより難しいな。ニグレドからアルビノに至る方程式を過程から結果に変換するソリテールをうんぬんかんぬん」
[utako] #フリルのついた白いワンピースを着て、白髪紅瞳のツインテール少女と、同じデザインだが黒い色のワンピースを着て、黒髪藍瞳のポニーテール少女が、歩いてきた。
[utako] 横臥:「よぉ、おっちゃん。」
[arca] #日陰になっているベンチでぶつぶつと図形を描く淙雅
[utako] 影蜥蜴:(やや頬が赤いが、ぺこりとお辞儀する)
[arca] 淙雅:「む?やあキミ達か」
[arca] 淙雅:「綺麗な服を着ているな。二人とも似合っているよ」
[utako] 横臥:「はっ、あんがとよ。俺はこんな服さっさと脱ぎてぇけど……あぁ、そうだ。一応、事後報告しに来てやったぜ。」
[utako] 影蜥蜴:「似合っているのか…変ではないのか……」
[utako] #なにやら来る最中、人目を集めたらしい。
[arca] 淙雅:「報告?……あぁ、先日のアレか。律義だなキミ達は、良い事だぞ」
[arca] 淙雅:「もし誰かに変と言われたならそいつを連れてきたまえ。この私が直々に説教してやろう」
[arca] #はっはっは
[arca] #まさか本当に報告されるとは思っていなかった淙雅
[utako] 横臥:「まぁな。恩は返す。それが主人公たる横臥様の行動だ。」
[utako] #ツインテールをなびかせて笑う。
[utako] 影蜥蜴:(こくん、と頷く)
[arca] 淙雅:「不敵だね、実に横臥君らしい」
[arca] #はっはっは
[utako] #二人で淙雅の両脇に座る。
[utako] 横臥:「で、報告だけどな。概ね上手くいった。」
[arca] 淙雅:「そうか、それは良かったな、詳しく聞いて構わんかね?」
[utako] 影蜥蜴:「抱擁は2度行い2度失敗したが、香苗様の方から抱擁をして貰い………その、あたたかい、とかきもちいとか、安心を与えてもらえた。」
[arca] #一部始終はそう説明しましたと言った感じではしょっちゃっていいんだぜ!
[utako] #影蜥蜴がふわふわな説明ながら、こと細やかに説明しました!
[utako] #ということでwww
[arca] #話を聞いている最中から、若干吹き出しそうな状態
[arca] #そして話を聞き終えた瞬間
[arca] 淙雅:「はっはっは!」
[arca] #今までになく愉快そうに笑った
[utako] 横臥:「うぉっ!?どうしたおっちゃん」
[utako] 影蜥蜴:「ッッッ―――!?」
[arca] 淙雅:「はっはっは…いや、すまない…くっく…素晴らしい武勇伝だな」
[arca] #っはっはっはっは
[arca] #前半のはなしの流れがまるでバトルなので
[utako] 横臥:「おうよ。俺に掛かれば、香苗なんて敵じゃねぇ!」
[arca] 淙雅:「いやこれは傑作だ!キミ達は実に、いや実に面白い。ますます気に入ってしまったよ」
[utako] 影蜥蜴:「やはり幼女趣味か……」
[utako] #じろりと影蜥蜴が、見る。
[arca] 淙雅:「少女から幼女に言葉が入れ替わっているぞ」
[arca] #はっはっは
[utako] 横臥:「俺は、少女で、影は、幼女だろ。」
[utako] #あははは!
[utako] 影蜥蜴:「う、うるさい!誰が幼女だ!」
[arca] 淙雅:「はっはっは…あぁ〜また大いに笑わせてくれたなキミ達は」
[arca] #ふぅ、と一つ息を入れつつ
[utako] 横臥:「よく解らねぇけど、良かったぜ。」
[utako] 影蜥蜴:(こくん)
[arca] 淙雅:「うむ。…キミ達も理解できたようでなによりだよ」
[arca] #後半は淙雅のほぼ望んだ通りの結果だった
[utako] 影蜥蜴:「か、影は初めから解っていた。」
[arca] 淙雅:「抱擁されてみて、どんな気分だったかね?」<影&横臥
[utako] 横臥:「嬉しい、か?楽しいってのは違う。面白いってのとも違う。だとすると、あの感情は、嬉しいが近いな。」
[utako] 影蜥蜴:「影は……安心感だ。地に脚がついたような…世界が広がりを見せた不安を、そっと守ってくれる安心があった。」
[arca] 淙雅:「うむ。それこそが愛情だ」
[utako] 横臥:「そりゃぁ、欲しくなるな。」
[arca] 淙雅:「それを求める行為こそが『甘える』と言う事。そして『甘える』と言う行為その物が『愛情』でもある」
[utako] 影蜥蜴:「求める行為自体に、愛情―――」
[utako] #何かを決めたように、パチン、と指を鳴らして、淙雅の顔を見る。
[utako] 影蜥蜴:「時武淙雅。」
[arca] #若干難しいことを言う淙雅
[utako] 影蜥蜴:「――――感謝するぞ。影は、ひとつ、心を理解した。」
[arca] 淙雅:「愛情には愛情をもってしか応えられない。そうしなければ息苦しくなるのだ。昨日までの横臥君の様にな」
[utako] #淙雅がしゃべり終わるのと同時に、横臥がぎゅっと抱きつく。
[arca] #おうふ、ログが詰まってた
[utako] 横臥:「世界は産まれたときから俺のものだ。息苦しくても、全部ひっくるめて満喫してやるよ。」
[arca] 淙雅:「おやおや、私にも甘えてくれるのかね?あかの他人である私に」
[utako] 影蜥蜴:「たしかに時折息苦しさを感じた事もないが、そういう事か………理解した。」
[utako] #反対から、影蜥蜴も淙雅に抱きつく。
[arca] 淙雅:「はっはっは、両手に花だな。光栄だが、衆目の面前ではやや問題がある画だぞ?満足したら離れたまえ」
[utako] 横臥:「あぁ、甘えてやるぜ?俺の求める愛情は、飛び切りに爽やかな愛情だ。甘えて、おっちゃんに愛情を別けてやる。」
[arca] #二人の肩を叩きつつ
[arca] #これは紳士クラブの面々が黙っていませんね!
[utako] 影蜥蜴:「暫し我慢しろ……影が欲しいのは安心と安寧、穏やかな愛情だ。甘えて、淙雅にも与えてやる。」
[utako] #白い少女は元気に、黒い少女はやや恥ずかしそうに笑った。
[arca] 淙雅:「十分貰っているぞ、こうやってキミ達と話しているだけで私は満足だったのだ。これではやや貰い過ぎになってしまう」
[arca] #可愛い奴らだなと笑う社長
[utako] 横臥:「良いんだよ。俺達は愛情を与えて、勝手に貰う。それが俺の1−1だからよ。」
[arca] #通りすがりの人々:「なにあれ」「やばいんじゃねあれ」「うらやましくねあれ」
[utako] 影蜥蜴:「……算数の話か?」
[utako] #周囲の視線を気にしていない二人の少女。
[arca] 淙雅:「そうか…好きにしたまえ。私にはもう抗う気力はないわ」(はっはっは
[arca] #なんだこれ。お爺ちゃん?
[arca] #とりあえず爆発しろ
[utako] 横臥:「さて、満足したぜ!」
[utako] #離れて、楽しそうにけらけらと笑う。
[utako] 影蜥蜴:「そうか……」
[utako] #まだひっついている影蜥蜴。抱き心地やら、匂いやら、何か安心している様子。
[arca] 淙雅:「うむ。どうした、影蜥蜴君キミはまだ満足しないのかね?」(頭をなでてやる
[utako] 影蜥蜴:「む………」
[utako] 横臥:「こら、影!てめぇも離れろ!」
[arca] 淙雅:「ためらわず甘えろとは言ったが、加減を忘れてはならぬぞ?今すぐ覚えろとは言わないが大人にはプラトニックな一線があるのだ」
[arca] #もう片方の手で髭を整えつつ
[utako] 影蜥蜴:「む………中々よい触り心地だった。」
[utako] #むぅ、と不満そうな顔で離れた。
[utako] 横臥:「ったく………」
[utako] #ぎぎぎ、とにらみ合う少女達。
[arca] 淙雅:「はっはっは、これでは本当に私は少女幼女趣味だな」
[arca] 淙雅:「…む?……む、むむむむむ!」
[arca] #突然立ち上がる淙雅
[utako] 横臥:「どうした?変な声をだし、て……」
[utako] 影蜥蜴:「………?」
[utako] #立ち上がる淙雅を呆然と見上げる少女達。
[arca] 淙雅:「抱き合わせ…層構造…ミルフィーユ…、そうか!!!!!」
[arca] #閉まっていた紙とペンを取り出し猛烈に何かを書き始める
[utako] #二人は顔を見合わせて、淙雅をみる。
[arca] 淙雅:「そうか…無理に混合する必要はない…ようは使用時のシナジー効果…そうか、はっっはっはそうかそうか!!!」
[arca] #ゴゴゴゴゴゴゴ
[arca] 淙雅:「むほおおおおおぉっ天啓を得たりぃ!」
[arca] #キュピーン…
[arca] #そして、一枚の錬成式が完成した
[utako] 横臥:「なんか閃いたみたいだな。」
[arca] 淙雅:「ありがとうモノクロ姉妹…また素晴らしいものをキミ達から得た…!」(恍惚
[utako] 影蜥蜴:「良かったな、と言えば良いのか……?」
[utako] #よく解っていない顔。
[arca] #前に作られた間法人より数段美しい図式が描かれた紙がヒラヒラと横臥の手元に落ちる
[arca] #錬成陣
[utako] 横臥:「何か嬉しそうだし、良かったな、で良いんだよ。良かったな、おっちゃ……ん。」
[arca] #その図式は独立した二つの図式が見事な幾何学模様で一体となっている様なそんな感じ
[utako] #前にも見た。あれから少し探索もした。勉強もしたが、何一つわからなかったが、一つだけ解る事がある―――
[arca] #それがフリーハンドで書かれたと想像すると恐ろしい
[utako] 横臥:「綺麗だな。」
[utako] 影蜥蜴:「…………」
[arca] 淙雅:「そうだろう!何せキミ達がモデルなのだ、美しくない訳がないではないか!」
[arca] #はっはっは
[utako] 影蜥蜴:「影達がモデル……?…似顔絵と言う奴か…?」
[utako] #影の方はそもそも検討がついていないらしい。
2010/08/08 06:00:00
[arca] 淙雅:「ふうぅぅ…いかんいかん頭に血が上り過ぎているぞぉ落ち着け私」
[utako] 横臥:「前の奴勉強してみたけど、一向に解らねぇんだよな……これ、発動するとどうなるんだ?」
[utako] 影蜥蜴:「………?」
[arca] 淙雅:「然るべき準備と材料があれば、エレメントがその錬成陣に導かれ一つの結果を得られる」
[utako] 横臥:「……………全く解らねぇ」
[arca] 淙雅:「簡単に言えば、その錬成陣からは香水ができるのだ。それもここ10年で最高のな」
[arca] #若干落ち着いたが目はギラギラしている
[utako] 影蜥蜴:「エレメント。元素。要素。ファクターとは異なる魔術的要因。火、風、土、水―――……香水?これが。」
[utako] #練成式を見て、淙雅の顔を見る。
[utako] 横臥:「何か面白いもの見つけたときの眼だな。」
[utako] 影蜥蜴:「む………意欲。情熱。欲望。」
[arca] 淙雅:「それは設計図に過ぎない…然るべき場所で完成させる必要がある。完成したあかつきにはキミ達に一番に贈ろう」
[arca] #ふっふっふ
[utako] 横臥:「香水なんて使わねぇけどよ。さんきゅうな。俺達がモデルの香水なんて、楽しみすぎるぜ。」
[arca] 淙雅:「申し訳ないが、これで失礼させていただく…この衝動はもう抑えられん」
[utako] 影蜥蜴:「了解した。邪魔はしない。」
06:07:02 fukaNeoki -> fukaFuton
[arca] 淙雅:「その用紙は返してもらうよ」
06:07:08 fukaFuton -> fukaNeoki
[arca] #横臥の手元に落ちた図式
[utako] 横臥:「満足いくまでやって、俺達も満足させてくれよ。」
[utako] #図式を渡しながら。
[arca] 淙雅:「望むままだ。求めよ、さすら場与えられん!」
[arca] SE:ダダダダ
[arca] #ものすごいスピードで走り、公園を出て行く
[arca] 淙雅:「むほおおぉぉぉぉ………」
[utako] 横臥:「はは、おっちゃんだな。」
[utako] 影蜥蜴:「時武淙雅を、少し理解した。」
[arca] #欲望の紳士
[utako] #見送って、少女達も公園から姿を消した。
[utako] #純粋なジェミニ。
[arca] #さっそく次の日当たりにむっちゃ高そうな香水が届くでしょう
[utako] #近衛が見て、メーカ名とか見たら滅茶苦茶驚くはず
[arca] #驚いちゃってくださいw
[utako] #(  ω )  ´ `
[arca] #これで切ろう
[arca] ----
[arca] おつかれさまです
[utako] おつかれさまでした!
[utako] ちなみに二人が着ていたのは香苗さんが仕込んだ服と格好
[arca] 仕込まれたのか!
[arca] ジェントルスタイルの淙雅と居たらものすごく退廃的だ!
[utako] 横臥が術を使って、BGMとか着けたらすごいことになるぜ!
[arca] これはいけませんね
[arca] 本当に少女趣味に
[utako] 目覚めるときはきた!
[arca] 大変だー!
[utako] 目覚めた瞬間、横臥は男に!(近衛の手により
[arca] うおぉお
[arca] 横臥は卯くんの方にいくと良いよ!
[utako] 可愛いもんね!って、あれ!?
[arca] 満月の日には気をつけてね
[utako] ……ゴクリ
06:38:07 ! utako ("TakIRC")
06:57:31 ! TK-Leana_ ("Leaving...")
2010/08/08 07:00:00
07:10:36 + meltdown(~meltdown@w4d143.AFL13.vectant.ne.jp) to #KA-03
07:34:49 ! TK-Leana ("Leaving...")
07:36:54 + kisi_note(~kisi_note@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #KA-03
07:40:39 + TK-Leana(~tk-leana@60-56-46-208.eonet.ne.jp) to #KA-03
2010/08/08 08:00:00
08:15:01 ! TK-Leana ("Leaving...")
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21:18:29 ! eupho ("おやすみなさい")
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2010/08/08 23:00:00
23:22:48 ! meltdown ("皆様に「砂漠の風」があらんことを")
23:38:14 ! mikeyama ("再起動でござるよ、ニンニン")
23:50:42 + PaLiLitH(~paladin@238.108.111.219.dy.bbexcite.jp) to #KA-03
23:50:45 - PaLiLitH from #KA-03 (Leaving..)
2010/08/09 00:00:01 end