語り部IRCログ #HA06-01 2011-06-02

現代オカルトファンタジー世界「狭間さまよえるもの達」のチャンネル分室。

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #HA06-01 2011-06-02をご活用くださいませ。

2011/06/02 00:00:01
00:01:13 + TK-Leana(~tk-leana@218-251-29-47f1.hyg1.eonet.ne.jp) to #HA06-01
[TK-Leana] ローザ:「歩さんは一人旅ですか……」
[utako] 影蜥蜴:「近衛は飛び出して行ったが、ローザも追うか?」
[utako] #書置きが「行ってくr」 (る、と書こうとして何か伸びてる。超慌てて言ったかんじに
[TK-Leana] ローザ:「一人で出かけたくなるような事なんて誰にでもありますわ」
[TK-Leana] # 父親が放浪癖持ち
[TK-Leana] ローザ:(ふぅ)「歩さんも、旅に出る時はきちんと言って出かければいいのに。もう、子供じゃないんですから」
[utako] 影蜥蜴:「確かにな。」 (書置きを丸めて捨てる)
[utako] 影蜥蜴:「だが、時には人に気づいて欲しかったり、逆に誰にも悟られずに一人になりたいという事もある。」
[TK-Leana] # あんまり深刻に思ってない&近衛が口で何も言わずに出て行ったのがちょっと不満で刺々しくなってた
[utako] 影蜥蜴:「ローザもしてみてはどうだ? 次ぐらいには近衛の胃にも穴が空くとは思うがな。」 (くすくすと艶に笑う
[TK-Leana] ローザ:「そのうちに、それも良いかもしれませんわ」
[TK-Leana] ローザ:「いつか一緒に世界を放浪してみたいと思ってましたのに、お嫁さんを二人も増やして腰を落ち着けてしまうんですもの……旅に出ようと思えば、わたくし一人で出て行くしかありませんわ」
[utako] 影蜥蜴:(くすくすと笑って、腹を抱える)
[utako] 影蜥蜴:(ひとしきり笑ってから、涅槃像のように寝転がり) 「くくくっ……それは、楽しみにしなければならないな。 その時は皆で追うとしよう。」
[TK-Leana] ローザ:「たまには追われる方の気持ちにもなりたいところです」
[utako] 影蜥蜴:「気づかぬ者は馬に蹴られて死んでしまえ。」 (また、艶に笑って眼を細める。
[arca] #そういえばローザさんは二回位追われてるよね
[TK-Leana] ローザ:「ですが、追いかけられるとなると、こちらも気を使わなければなりませんね……それはそれで不自由かしら」
[TK-Leana] # あの時はちゃんと逃げなかったからなあ
[arca] #かなりちゃんと逃げてたと思うけどw
[arca] #近衛さんぼろぼろやったで
[TK-Leana] # 正直、一月はもう会話なしで焦らすつもりだったと思いますよ、ローザさんは
[utako] 影蜥蜴:「追われたいと思う気持ちがあり、追われているという自覚があれば不自由に感じるかもしれないが」
[TK-Leana] ローザ:「いえ、物理的な問題で」
[TK-Leana] ローザ:「カウラさん達まで追いかけてくるとなれば、タクラマカンをラクダで渡ったり、暗黒大陸で遺跡を探して放浪したりは出来ないなあと」
[utako] 影蜥蜴:「すれば良いだろう。基本的に追われるものは考えなしで良い。追う者の事を考えるのは、終わった後で良いものだ。」
[TK-Leana] # 因さんが近衛さんを叩きのめさなかったら、しばらくあれで様子を見てたはず。本当に必要とされてるのか試そうとか思ってた
[TK-Leana] ローザ:「そうですか? それなら遠慮なく行かせてもらいましょうか」
[TK-Leana] ローザ:「まあ、みなさんきちんと一人立ちでいるようになってからですが。子供が出来ていれば、小さいうちはあまり無理も出来ませんし……」
00:33:31 ! utako (Connection reset by peer)
00:34:11 + utako(~utako@i118-17-5-197.s11.a040.ap.plala.or.jp) to #HA06-01
[utako] 影蜥蜴:「可愛い子には旅をさせろ、と言うではないか。影はアマゾンの秘境に行ってみたい。」
[TK-Leana] ローザ:「ギアナ高地とか心ひかれますよね」
[TK-Leana] ローザ:「お父様は常々言ってましたわ。永遠にさまよう事を許されたユダヤ人は幸福だと」
[arca] #その名指しは危なくないかw
[utako] 影蜥蜴:「腰を落ち着けたい者も居るだろう。」
[utako] 影蜥蜴:「むしろ、影達は今のままでも何とか行くかもしれないが……近衛は今連れて行ったところで、何ともならないぞ。」
[TK-Leana] # え、何故に
[TK-Leana] # ああ
[TK-Leana] ローザ:「お父様は常々言ってましたわ。永遠にさまよう事を許されたユダヤの靴屋は幸福だと」
[TK-Leana] # に訂正
[TK-Leana] ローザ:「そうですわよね……まあ、そのうちの話ですわ」
[utako] 影蜥蜴:「む。」 (こくん、と頷いて)
[utako] 影蜥蜴:「影が家出したら………、近衛は腹を立てそうだな。」
[TK-Leana] ローザ:「怒るのは、心配だからですわ」
[utako] 影蜥蜴:「解っている。まぁ、その後には抱きしめてくれそうだが、ソレを目当てに行動を起こすというのも悪くはないな。」
[TK-Leana] ローザ:「そして近衛さんの胃に穴を空けますの?」(くすくす)
[utako] 影蜥蜴:「介抱まで影がしてしまえば、一石二鳥だ。」
[TK-Leana] ローザ:「あら、そうはいきませんわよ。その時は、わたくしが介抱して差し上げますから」
[utako] 影蜥蜴:「むぅ……・・・まぁ、それもその内の話だ。影は現状に不満はない。」
2011/06/02 01:00:00
[TK-Leana] ローザ:「ふふ、そうですね」
[TK-Leana] ローザ:「……歩さんには、不満があったのかしら」
[utako] 影蜥蜴:「多かれ少なかれ、不満がないほうが変だろう。」
[TK-Leana] ローザ:「それはそうでしょうけど」
[utako] 影蜥蜴:「その不満にどう折り合いをつけるかは、本人次第だろう。」
[TK-Leana] ローザ:「折り合いが付けられないほど不満がたまって出奔した。なんて事はないですよね……」
[TK-Leana] # 不安になってきた
[utako] 影蜥蜴:「それは、影より近衛やローザが知っておかなければならない事だろう?影は知らない。」 (眼を閉じて、蜥蜴の姿になり、クッションの隙間に潜りこんでしまう
[TK-Leana] ローザ:「……仮にそうだとすれば、わたくしはどうすればいいのかしら」
[utako] 影蜥蜴:「……。」 (もぞもぞ、と潜ってしまった後は何も応えなくなった
[TK-Leana] # 影に訊ねたわけではなく、独り言のようにつぶやく
01:12:51 + gombeLOG(~username@ntkyto179068.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06-01
01:16:47 MOTOI -> MOTOsleep
[TK-Leana] ---
[TK-Leana] 割とローザさんは複雑です
01:47:11 + ToyoDHD(~Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06-01
01:51:06 kisito -> kisi_neru
2011/06/02 02:00:00
02:05:37 ! ToyoDHD (EOF From client)
02:10:36 + ToyoDHD(~Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06-01
02:43:32 ! utako (Connection reset by peer)
02:44:20 + utako(~utako@i118-17-5-197.s11.a040.ap.plala.or.jp) to #HA06-01
02:47:00 ! kurov ("Leaving...")
02:58:19 + kurov(~kurov@p2137-ipbf6509marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp) to #HA06-01
2011/06/02 03:00:00
2011/06/02 04:00:00
04:51:27 ! gombeLOG ("Leaving..")
2011/06/02 05:00:00
2011/06/02 06:00:00
2011/06/02 05:59:59
2011/06/02 06:00:00
2011/06/02 07:00:00
2011/06/02 07:00:12
07:02:08 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06-01
07:13:55 fukaFuton -> fukaNeoki
2011/06/02 08:00:00
08:08:38 fukaNeoki -> fukaWork
2011/06/02 09:00:00
2011/06/02 09:00:09
09:00:36 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06-01
2011/06/02 10:00:00
10:51:08 ! asahiya ("パソコン休憩タイム―")
2011/06/02 11:00:00
2011/06/02 12:00:00
2011/06/02 13:00:00
2011/06/02 14:00:00
14:59:21 ! utako ("TakIRC")
2011/06/02 15:00:00
15:00:03 + utako(~utako@i118-17-5-197.s11.a040.ap.plala.or.jp) to #HA06-01
15:21:22 ! utako ("TakIRC")
15:29:43 + utako(~utako@i118-17-5-197.s11.a040.ap.plala.or.jp) to #HA06-01
2011/06/02 16:00:00
2011/06/02 17:00:00
2011/06/02 18:00:00
18:03:49 + kisi_neru(~kisito@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #HA06-01
18:35:41 kisi_neru -> kisito
2011/06/02 19:00:00
19:26:56 fukaWork -> fukaFuton
2011/06/02 20:00:00
20:48:52 + arca(~arca@g145.115-65-74.ppp.wakwak.ne.jp) to #HA06-01
2011/06/02 21:00:00
[arca] エノク君をうごかそう
[arca] ----
[arca] #ウル中
[arca] エノク:「…(お弁当を作ってみたぞ」
[arca] #昼休み、早起きして作った弁当を開くエノク
[arca] エノク:「…(あれ、こんなに黒かったっけ…」
[arca] #妙に黒いおかずが並び、白飯の白さが際立っていた
[arca] エノク:「…(お米だけは神代さんに炊いてもらったけど…」
[arca] エノク:「…(これはたしか、卵焼きか」
[arca] #恐らく卵焼きを口に運ぶ
[TK-Leana] 佐竹:「うわあ、神代くん。美味しそうな……」
[arca] SE:サクッ
[TK-Leana] 佐竹:「ひじき?」
[arca] #卵焼きにあるまじきクリスピーな音とやや強い香ばしい香りが広がる
[arca] エノク:「…(まずい」
[arca] #むんぐと飲込み水を飲む
[arca] エノク:(涙眼
[arca] エノク:「…(つ、つぎは、なんだっけ…たしかホウレンソウを炒めたはず…」
21:48:40 + H_Aoi(~chocoa@121-84-8-227f1.hyg2.eonet.ne.jp) to #HA06-01
[arca] #恐らくほうれん草の炒め物も黒かった
[arca] エノク:『ひしきははいってないよ』
[arca] #おそらくほうれん草を口に入れる
[arca] エノク:「…(食感はほうれん草だけど、味がこの卵焼きと同じだ」
[arca] #飲込み、また水を飲む
[TK-Leana] 佐竹:「ええと、焦がしちゃったのかな? 大丈夫?」
[arca] エノク:(弱々しく微笑みつつ)『だいじょうぶ』
[arca] エノク:「…(ああ、ライスがおいしいなー」
[arca] エノク:「…(…次ぎは、確かウィンナーって言ったっけ。肉の腸詰め」
[arca] #やはり黒い
[arca] エノク:「…(だんだん眼が慣れてきたぞ。たしかにこれは卵焼きだった。黄色いし」
[arca] SE:ぱりっ
[arca] #弾ける様な弾力
[TK-Leana] 佐竹:「あのー、神代くん。焦げすぎてるのは健康に悪いよ?」
[arca] #表面はやはりえぐい味がしたが、中身はまだ安全圏だった
[arca] エノク『ありがとう なるべく避けて食べるよ』
[arca] エノク:「…(これは表面を削ればなんとかいけるぞ」
[TK-Leana] 佐竹:「ええと、おかず分けようか?」
[arca] エノク:「…(そう言えば父さんもブロックを焼いている時に焦げをそいでたな」
2011/06/02 22:00:00
[arca] エノク:(佐竹を見る
[arca] #なんとなく遠慮している目
[TK-Leana] 佐竹:「そう? ならいいけど」
[TK-Leana] # 心配げ
[arca] エノク:『気持ちだけ貰うよ ありがとう』
[arca] エノク:「…(最近カウラさんとかに貰っちゃったしな、何か物乞いみたいだ。…明日からまたパンにしよう」
[arca] #焦げて内心の部分をかじりつつ白飯を頬張る
[arca] ----
[arca] 料理はできなかった
[utako] エノクの料理ってイメージが野営してる風景だった
[arca] 主に牛をしめて丸焼きとかです
[arca] 後は各自塩こしょうをふっていただく
[arca] 後チーズとゆでた野菜とか豆
[arca] パンは堅めな奴
[utako] ハイジに出てきそうなチーズとパンとかも作ってそう
[arca] チーズ焼いて食べたりとかはしますね
[arca] ----
[arca] エノク:「…(未来の食べものはなんでもおいしいけど、一体どうやって料理してるんだろう」
[arca] エノク:「…(市場にはもう出来上がったものがたくさんあるし、こんなに食べ物があるから平和なんだな」
22:18:10 MOTOsleep -> MOTOI
[arca] #ひとりうなずく
[arca] #そしてメモ
[arca] #『未来の食べ物はおいしい。特に肉まん』
[arca] 女子生徒:「おい」
[arca] エノク:「?」
[arca] #放課後、とある女子生徒に呼び止められるエノク
[arca] 女子生徒:「お前が神代エノクか」
[arca] #少しだけ茶色がかった長い髪をきつく結い、背後にさらりと落とすポニーてる
[arca] #姿勢正しくししが伸び、女子生徒の眼差しは常に事らの目を見ていた
[arca] #そして、最も特徴的なのは
[arca] #左手に握られた差物
[arca] エノク:「…(剣道部かな…」
[arca] 女子生徒:「私は、居合い部の帆山と言う者だ。君に話がある」
[arca] #上履きを見る限り、帆山は二年生のようだ
[arca] #生徒達が行交う中、じっと帆山に見据えられる
[arca] エノク:「…(なんかこわいな…俺なんかしたかな」
[arca] 帆山:「急いでいるのなら後でも構わない。部活動もあるだろう」
[arca] #狼狽えるエノクを表情変えず、やはり正面から見据える帆山
[arca] エノク:『わかりました では後ほど』
[arca] 帆山:「うむ。私は居合い部の練習場で待っている挨拶を済ませておくと良い」
[arca] #それだけ言うと、スタスタとエノクの横を通り過ぎる
[arca] #緊張が解け、辺りの雑音が聞こえるようになった
[arca] エノク:「…(びっくりした。居合い部の練習場っていうと道場か。…挨拶ってなんだろう」
[arca] #首を傾げつつ、エノクは部活へ向う
[arca] ----
[arca] 三人目
[arca] 居合い部の帆山さん
[arca] 同性のファンが多いとか
[arca] ----
[arca] #放課後。部活動が各々終わり。解散していく頃
[arca] #下校ラッシュの第二陣が校門へと集まっていく
[arca] エノク:「…(道場って確かここだったな」
[arca] #鞄を背負い、ただ一人道場へ向っていく
2011/06/02 23:00:00
[arca] #道場の付近には既に人の気配はほとんどなかった
[arca] #異様に静かだ
[arca] エノク:「…」
[arca] #道場の扉を開ける
[arca] #道場の照明は既に半分程落ちており、寂しさを感じる
[arca] #外よりも一層静寂は増し、今まで静かだと感じていた屋外の音が騒がしいと思える程
[arca] #その粛々とした空間のなかに、座して待つ見覚えのある先輩
[arca] 帆山:「待っていたぞ神代エノク」
[arca] エノク:「…」
[arca] #ただならぬ空気に、さすがのエノクも豊穣が強ばる
[arca] #表情が
[arca] 帆山:(ゆっくりと立ち上がり、半身の姿勢をとる
[arca] 帆山:「さあ、ぬけ」
[arca] エノク:「え…」(ぽかーん
[arca] #かっこが抜けた
[arca] エノク:「…(え…」(ぽかーん
[arca] #帆山の言葉がイマイチ飲込めず、立ち尽くす
[arca] 帆山:「なにをしている、さっさと剣を抜け抜け。それとも準備が必要か?」
[arca] エノク:『あの どうして?』
[arca] #正直な疑問を投げかけるエノク
[arca] 帆山:「……………」(ゴウッと強い気迫が漏れ出る
23:12:28 ! H_Aoi ("徹甲榴弾らう゛")
[arca] #それと同時に、帆山の周囲に赤い霞の様なものが立ちこめた
[arca] エノク:「!?(この気配は…」
[arca] 帆山:「忍耐も修行のうちだが、もう既にかなり待たされている。さっさとしろ」
[arca] エノク:「…(帆山先輩も後継者のひとりってことか…」
[arca] #鞄を置き、大剣を携える
[arca] 帆山:「そうだ、それで良い。鎧は着ないのか?」
[arca] エノク:(首を振る
[arca] 帆山:「そうか。…来い」
[arca] #足を開き、さらに姿勢を落とす帆山
[arca] エノク:「…(イアイ…確かもの凄い太刀筋が早いとかなんとか…」
[arca] #大剣を引き抜き、切先を帆山に向けて構える
[arca] エノク:「……っ」
[arca] SE:ダンッ
[arca] #深く踏み込み、帆山へ向けて突撃を開始するエノク
[arca] #みるみると距離が縮まっていく
[arca] 帆山:(動じず構えを崩さない
[arca] エノク:「…」(乱れなく切先を帆山に向けたまま突撃
[arca] #そして、互いの間合いが触れ合う
[arca] 帆山:(エノクの正確な突きを紙一重で躱しーーー
[arca] SE:ダンッガシィっ
[arca] #間髪入れず、帆山の刃が鞘から放たれる
[arca] エノク:「!?」
[arca] #寸での所で、刃を鞘で受け止めた
[arca] エノク:(感性を活かしそのまま突き進んで回避
[arca] 帆山:(エノクの身体をひらりと躱して、刃をさやに収めた
[arca] エノク:「…(カウンターかっ…危なかった…」
[arca] #さやについた傷と腕についた痣を見る
[arca] エノク:「…(防いだのにこの衝撃…鋭いだけじゃないのか」
[arca] 帆山:「一太刀目で勝負がつかないか。面倒だな」
[arca] #表情は変わらず、エノクの目をじっと見つめている
[arca] エノク:「…(こっちもファーストコンタクトで決めるつもりだったんだけど…イアイ、すごいな」
[arca] 帆山:「やはりしゃべれない、か。筆談は嘘ではなかったという事か」
[arca] #刃を交えた事で相手の間合いと隙のなさがはっきりと見得て来る
[arca] エノク:「…(迂闊に突っ込む訳にはいかないな。どうじよう」
[arca] エノク:(大剣を構え直し、切先を再び帆山に向ける
[arca] 帆山:「また向って来るか?その大振りな得物では振り遅れるのは目に見えているぞ」
[arca] エノク:「…(悔しいけどその通りだ…せめてガントレットがあればもう少しマシなんだけど」
[arca] エノク:「…(でも、もう一度突っ込んで生還できれば何かつかめる気がする」
[arca] #キッと帆山を睨み返すエノク
[arca] 帆山:「…向って来るのか。勇敢なのか無謀か…」
[arca] #姿勢を低くとる
[arca] エノク:「…ッ」
23:49:57 + asahiya(~asahiya@i114-189-185-106.s11.a026.ap.plala.or.jp) to #HA06-01
[arca] #再び帆山に向けて踏み込む
[arca] #エノクも先ほどよりやや姿勢を屈して走り込む
[arca] エノク:「………!!!」
[arca] SE:ダンッ……ズッ
[arca] #エノクの突きは再び躱され、帆山の刃が撃ち放たれる
[arca] #先ほどよりも正確なひと太刀
[arca] #刃は流れる様に構えた鞘をすり抜け、流れる様に脇腹へと吸い込まれた
[arca] エノク:「!!…(く…」
[arca] #身をよじり、やや無理な体勢で地面へ転倒し転がる
[arca] 帆山:「…繋がったか。爪の先よりは深く撫でたぞ」
2011/06/03 00:00:00 end