語り部IRCログ #HA06 2011-08-10

ほのぼの現代ファンタジーPBW、狭間06のメインチャンネル。

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #HA06 2011-08-10をご活用くださいませ。

2011/08/10 00:00:00
[asahiya] 澄子:「ここまできて、やらないのも……」
[utako] カウラ:「……そうよね、ここまでやってきたのだから……気合入れて行くわよ。」
[utako] #苦行か
[utako] カウラ:「はぁ……それじゃ、…さん、はい――」
[MOTOI] #呼ばれてたようですがお絵かきしてて反応できんかったー(汗
00:03:39 MorrisNY -> Morris
[utako] #今からでも良かったらどうぞー
[TK-Leana] # 丁度居てもおかしくないシーンですしね
[asahiya] #うむうむー
00:08:24 ! H_Aoi ("掘り掘り")
[utako] カウラ:「さわやまさーん、あーそーぼー」 (精一杯に頑張ってるが、小声
00:10:00 Yaduka -> Yad_Sleep
[asahiya] 澄子:「あっそびーましょー……」(カウラに合わせてるくらいの小声
[TK-Leana] 阿光:(ため息)
00:11:15 + MOTOI(~MOTOI@219-117-185-245.cnc.jp) to #HA06
[utako] カウラ:「……鏡君、一番声出して頂戴。……男子なのだから。」
[TK-Leana] 阿光:「それ、分かってて言ってるのかルートスペード」(じと
[utako] カウラ:「貴方こそ、あからさまにテンションが変わるのはとても空気が悪いわよ。」
[asahiya] 澄子:「カウラさんの口調だと、他の家は全部あの調子だったんでしょう?」
[asahiya] #なんでまた って言ってる表情で
[TK-Leana] 阿光:「色々あってな、あいつとは相容れん」
[asahiya] 澄子:「う、うーん……」
00:20:06 Morris -> MorrisZZZ
[utako] カウラ:「仲が悪いのよ、鏡君と佐和山さん。」
[TK-Leana] 阿光:「否定はせん」
[utako] SE:カラカラカラ…
[utako] #伊織にそっくりのちっこい女の子が、可愛い如雨露片手に庭に出てきた。
[TK-Leana] 阿光:「む」
[asahiya] 澄子:「難しいなぁ……ん?」
[utako] 都:(済んだ鼻歌謡ながら、ちょろちょろとガーデニングに水遣りして、ミニトマトの植木鉢から一粒美味しそうなものを取って洗ってパクっと食べてる。)
00:28:33 ! Hisasi ("")
00:28:56 ! Toyolina ("")
[utako] カウラ:「…あら。」
[utako] 都:「すっぴゃい……、肥料足りないんでしょうか…」 (首を傾げて、家に戻ろうとして…3人に気づく)
[utako] 都:「……?」
[asahiya] 澄子:(苦笑いを浮かべて、肩ほどの高さで手を振ってみせる)
[utako] 都:(つられる様に、小さく手を振り返す) 「あの……うちに、何か御用でしょうか?」
[TK-Leana] # ごめ、ちょっとすごい眠い
[utako] #伊織は学校では大抵髪を後ろで折って束ねているが、目の前の伊織似のロリは髪を下ろしており、格好は花柄エプロンにロングスカート、Tシャツ、と大人しい格好。
00:34:50 + Luna(~luna@219-117-185-245.cnc.jp) to #HA06
00:34:52 + Luna_(~luna@219-117-185-245.cnc.jp) to #HA06
[utako] #んご、ちょろっとして終わらせるつもりが
[utako] #切っときますか
[TK-Leana] # 申し訳なす
[TK-Leana] 一旦セーブという事で
[MOTOI] #次回は佑佳の家であそびましょーですか(ぇ
[TK-Leana] # みんなでスマブラ合戦
00:36:31 ! Luna ("Leaving...")
[utako] ----
[utako] セーブ
[TK-Leana] おつかれさまー
[utako] お疲れ様でした!
[asahiya] おつかれさまでしたー
00:38:37 TK-Leana -> TK-Sleep
[utako] 伊織似のロリで伊ロリとか思いついたが使い道なかった
[MOTOI] ロリ母
[TK-Sleep] ママは小学六年生
[utako] 嫁が小学生6年生なのはおるで
[kisito] 普通にアウトやね。
[utako] http://kataribe.com/IRC/KA-03/2010/12/20101226.html#190000
[utako] 少し下のほうに、都、藍理、伊織、愉夢でご飯食べに行ったときのログが
[utako] 会計で泣く母
[MOTOI] それってロリというかなんというか
[MOTOI] おこちゃま。
[utako] おこちゃママ
[utako] 都が復活後空港で佐和山父と佐和山母(都)が出会って抱き合った直後、駆けつけてきた警備員に佐和山父、事情聴取されたの巻
00:56:41 MOTOI -> MOTOsleep
2011/08/10 01:00:00
01:11:11 kisito -> kisi_neru
01:11:27 ! Suo (EOF From client)
2011/08/10 02:00:00
02:14:03 ! ToyoMBA (EOF From client)
2011/08/10 03:00:00
2011/08/10 04:00:00
2011/08/10 05:00:00
2011/08/10 06:00:00
06:39:47 + ToyoMBA(~toyomba@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06
2011/08/10 07:00:00
07:25:28 ! fukaWork ("Leaving...")
07:49:02 + fukanju(~fukanju@FL1-119-242-244-193.oky.mesh.ad.jp) to #HA06
07:51:29 MorrisZZZ -> MorrisAFK
07:51:32 MorrisAFK -> Morris
2011/08/10 08:00:00
08:03:49 fukanju -> fukaWork
08:04:48 Morris -> MorisWork
08:07:58 ! mikeyama_ ("引っ越しおち")
08:43:44 + mikeyama(~mikeyama@pc685a0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA06
2011/08/10 09:00:00
09:00:03 ! kataribe ("auto down")
09:06:44 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06
2011/08/10 10:00:00
2011/08/10 10:00:00
10:02:59 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA06
2011/08/10 11:00:00
2011/08/10 12:00:00
2011/08/10 13:00:00
13:34:20 + kisito(+dad8b1aa@ircip3.mibbit.com) to #HA06
2011/08/10 14:00:00
14:22:33 + kisito_i(~kisito_i@pw126228196198.24.tik.panda-world.ne.jp) to #HA06
[utako] ----
[utako] #3月の終わり頃のお話。
[utako] #まだカウラの前髪が腰の辺りまで長く、普段から素顔を隠していた時期。
[utako] #わずかに雪が降る道をランニングしている少女が一人。
[utako] 閑:「ふっ………、ふっ………、ふっ………」
[utako] #厚手のジャージの上にウインドブレーカーを着ても寒かったので着けたネックウォーマーのせいで呼吸が困難になり、いつもよりランニングがきつい。
[utako] #漫画やゲーム本を読むのが好きだし趣味は所謂アキバ系の自分だが、運動は好きだった。
[utako] #フルスクラッチのデザインのイメージを固める前には、頭の中を真っ白にするために特に距離も決めていない持久走をする事もよくある。
[utako] #小学校の頃やっていたフットサルの成績と、勉強より趣味に力が注げそうだという理由で潤野学舎中学校に入学する事も決めた。
2011/08/10 15:00:00
[utako] #入学理由と勉強の状況を思い浮かべながら閑は走る。学力的に問題は無く、体力的な方が問題があるため走り込みもまた受験のためといえばそうだった。
[utako] 閑:「……まだ考えられるから、まだ走れる…」
[utako] #速度を落とし、ウォーキングに変更して呼吸を整える。
[utako] #走るときは晴れが良い、と思っていたが…曇り空から落ちてくるまばらな雪を眺めるのも良いなどと思いながら、呼吸を整えて走り出そうとして
[utako] #少しだけ、空気に違和感を感じる。
[utako] #閑自身が感じたというよりは、閑の近くに隠れている赤い巨大な頭部だけの生命体が捕らえた感覚が閑に伝達された。
[utako] 閑:「……何かある?」
[utako] #閑が背後を振り向くと、すぐ後ろで光学迷彩のノイズのような揺らぎが返事をする。
[utako] 閑:「ちょっと……見て来て」
[utako] #また揺らぎが返事をすると、生命体の気配が消えた。
[utako] 閑:「 (……何かな) 」
[utako] #生命体が移動していった方向を見ながら、ネックウォーマーの端を上げて鼻まで隠す。
[utako] 閑:「…ちょっと、寒い。」
[utako] ---
[utako] #閑がランニングをしていた路地の近く。
[utako] #低いビルとビルの間、薄暗く電灯も無い道とは言えない通路の真ん中でサラリーマン風の男性が倒れていた。
[utako] #泥酔したり、病で倒れたわけではなく、その男性の頭の上には小さな鬼が一匹立っている。10cmほどの小さな人形にもみえるその鬼はかすかな声で鳴きながら男性の頭をペタペタと触っている。
[utako] 赤い生命体:(ずずっ……、と少しだけビルの壁面から現れ、小鬼と男性を見ている)
[utako] 小鬼:「コイツ、トリツケル、キキッ…オレノ、カラダ」
[utako] 赤い生命体@閑:「……何をしているんですか?」 (赤い顎と意識を連動させる)
[utako] 小鬼:「ナニヤツ、ジャマ、スルナ」 (半透明になりながら、男性の頭に半身を潜らせる)
[utako] 赤い生命体@閑:「と、通りすがり……ですけど……えっと、それは…何をしているんですか…?」
[utako] 小鬼:「カラダ、モラウ」
[utako] 赤い生命体@閑:「邪魔……したほうが良い気が、してきたんですが…」
[utako] #少し行けば人通りがあるのは知っている。そこまで男性を運べば、あの小さい何かも男性に何かする事はできないだろう…多分。
[utako] 赤い生命体@閑:「感覚連動――、ログイン。」
[utako] #ビルの壁面から、全身を現す。
[utako] #ガキンッ、と拘束が外れるような音がして赤い生命体のパーツが上下にズレて、顎を開く。
[utako] 小鬼:「キキッ……、ジャマモノ」
[utako] #戦意を感じて、急いで男性に潜ろうとする
[utako] 赤い生命体@閑:「だ、駄目です。何か、嫌な感じがしますっ」
[utako] #ビルの壁面で削りながら、小鬼に向かって飛来する。
[utako] 小鬼:「ヒョウイ、アクニンヘンゲ」 (小鬼の姿が透明になり、男性の頭部に潜って消えた)
[utako] 赤い生命体@閑:「あ……」 (小鬼を標的にしていたが、標的を変更をして男性を拘束しようとする
[utako] 男性:(倒れたままの姿勢で、両手を赤い生命体に向けて)
[utako] #ゴンッ、と閉じられそうになった顎を抑える
[utako] 男性:「ひぃー、ふぅ……あぶねぇあぶねぇ……、この男事食い殺す気か、貴様。」
[utako] #首を回しながら顎を抑えた手を支えに起き上がると、その額には小さな角が二つ。白目と黒目が反転して、気味の悪い瞳に変化している。
[utako] 赤い生命体@閑:「こ、殺す気なんて……ただちょっと、拘束をしようと…」
[utako] 男性:「祓い屋か?」
[utako] 赤い生命体@閑:「いえ、ほ、本当にただの通りすがりで…」
[utako] 男性:「なんだ、なんだ……ただの」
[utako] 男性:「俺の食糧だってわけか。」
[utako] #爪が伸び刃のように尖り、口のは犬歯にも似た牙が生え、男性の体が少し膨れ上がったように見える。
[utako] #男性の手が、赤い生命体の表面にビキッ、と食い込んだ。
[utako] 赤い生命体@閑:「いたっ……、しょ、食糧…って…わ、私食べられませんよ、こんな感じなので」
[utako] 男性:「外側なんだどぉーだって良い、中身だ中身。まぁ…外側も食ってみないと味なんて解らないだろうがな?」
[utako] #脚を振り上げて、顎の内側に思い切り前蹴りする。
[utako] 赤い生命体@閑:「っ――――!?」
[utako] #装甲の一部が剥がれ、閑の本体にも激痛が走る。
[utako] #喧嘩だってした事がないのに、目の前の奇妙な男性から敵意と食欲を向けられ、戸惑う。
[utako] 赤い生命体@閑:「……にっ、逃げない、と」
[utako] 男性:「離さねぇ。」 (赤い生命体を持ち上げ、思い切りアスファルトにたたきつけた)
[utako] 赤い生命体@閑:「――――。」
[utako] #連動していた感覚から、わけのわからない信号が伝わってくる。
[utako] #衝撃、激しく動いた視界、激痛、身体の半分が麻痺したような嫌な感覚。
[utako] 男性:「見た目よりは軽いな。」
[utako] #片手と脚で抑えながら、貫手に構える。
[utako] 男性:「よっぽど不味くなければ、残さず食ってやる。」
[utako] 赤い生命体@閑:「(食べられ、る?今?その前に、殺され……)」 (動転しながら、男性を見上げて、震えだした。
[utako] SE:カツン
[utako] #異様な気配の路地に足音が響く。
[utako] #硬いブーツがアスファルトを叩く、甲高い音。
[utako] 男性:「紛れたか…、あまり食いすぎるとまずい事になるが…誕生の祝いだ。」
[utako] #路地を歩いてくる人影に男性は振り向く。
[utako] カウラ:「……あら。」
[utako] #顔が見えないほどに長く、腰まで届く茶色の髪をした少女。シスター服を改造したような衣類に、紫のコートを纏って、颯爽と
[utako] #たい焼き屋の袋を抱えて歩いてきた。
[utako] カウラ:「お邪魔だったかしら?」
[utako] 男性:「いいや、新たな糧が来た、と…喜んでいる。」
[utako] カウラ:「たい焼きなら恵んであげないわよ。」
[utako] 赤い生命体@閑:「 (な、に……この、人達…) 」
2011/08/10 16:00:00
[utako] #数秒前まで命の危機を感じていたのに、世間話のように会話をしている両者を見て、助けを求めるべきか、逃げ出すために急いで感覚を取り戻すべきか…冷静な状態なら暴れても、男性に危害を及ぼしてでも逃げるべきだったが…
[utako] 赤い生命体@閑:「た、助け、て…」
[utako] カウラ:「嫌よ。両手が塞がっているもの。」
[utako] #幾つ買ったのか、たい焼きの袋を両手で抱えているのを見せるようにして髪の隙間から紫色の瞳を赤い生命体に向ける。
[utako] カウラ:「だから、自分で助かりなさい。」
[utako] 赤い生命体@閑:「へ……」
[utako] 男性:「キキッ……、薄情だな、薄情だ。人も鬼も、この時代になっても大差はない。」
[utako] 赤い生命体@閑:「た、助けてよ!!き、君は…、な、なんでも良いから!助けてよ!!この人、危ないの!!」
[utako] カウラ:「私はこの男が私を喰おうとするのなら、ぶっ飛ばすわ。でも、私より貴女を食べようとしているのだから私は帰らせてもらうわ。」
[utako] カウラ:「たい焼きが冷えてしまうもの。」
[utako] 赤い生命体@閑:「ひ、酷い……」 (愕然としながら
[utako] 男性:「帰すわけがないだろう、温かな内に食してやるとも。」
[utako] カウラ:「あら……、隅の方でその弱者を貪ると言うのなら見過ごしてあげようと思ったのだけれど、私の行く道の邪魔をするというのなら地獄に帰りなさい。雑魚」
[utako] 赤い生命体@閑:「じゃ、弱者…」
[utako] 男性:「雑魚、だと……」
[utako] カウラ:「喰われるのを待つだけで何の抗いもしない家畜のような者も、自分が狩る側だと勘違いしている者も、等しく雑魚で、弱者で、目障りだわ。」
[utako] 男性:「………、小娘にそのようにまで馬鹿にされるとは、思っても見なかった。」 (貫手を開いて、カウラの方を睨む
[utako] 赤い生命体@閑:「 (弱いから、助けて貰えない、私が?だから、この人は、私に…死ねって言ってるの…?) 」
[utako] #緊急の時、助けを求めれば助けて貰えるのが当たり前なものだが、薄情を通り越した少女の言動に驚く
[utako] カウラ:「なぁに、その眼。ふん……、鬼か悪魔から知らないのだけれど、この私に挑むと言うのならかかってきなさい。私を喰いたいのなら倒しなさい。ただ……たい焼きを食べた後の私は」
[utako] カウラ:「少し甘いわよ。」 (たい焼きを傍に置いて、掌を斜め下に向けて構える
[utako] 男性:「逃げれば殺して捨てる。」 (赤い生命体に言って、カウラの方へと向いた。
[utako] #異形同士の戦いが始まる。
[utako] #ほぼ同じ位置から動かないカウラと、ビルの壁面を利用して高速で跳躍移動する男性。
[utako] #黒い球体が男性の進行を阻み、時に高速で飛んで男性を攻撃し、男性はそれ避け、防ぎ、カウラに近づこうとする。一進一退の攻防が続く。
[utako] カウラ:「ちょこまかたと……明日三十路肩に響くわよ。」
[utako] 男性:「何だ、この邪魔な玉は……!!」
[utako] 赤い生命体@閑:「 (い、今なら……透過して離れれば逃げられる…) 」
[utako] 赤い生命体@閑:「 (でも……、何…、この人達は……) 」
[utako] #黒い球体の連投連撃。ビルの壁面に足跡を残すほどの跳躍での高速移動。
[utako] #テレビでみる格闘技の戦いとは違った、どちらかといえばゲームの世界の風景。
[utako] #薄い生存本能が逃げろという中、閑は魅了されていた。
[utako] #舞台は画面の中ではない。目の前の現実―――、あの少女が倒されれば、自分の命に再度危険が及ぶ。
[utako] 赤い生命体@閑:「…………、」 (ズズッ、と埋もれていた身体を起こし始める
[utako] カウラ:「立ちなさい。抗いなさい。弱者であろうしても戦う事を放棄しようとしても命を求めて助けを乞う以上、何も捨てられないのよ…、それなら立ちなさい。そして立つのなら悠然と吼えなさい。どれだけ震えても、ボロボロの身体だったとしても。」
[utako] 赤い生命体@閑:「……、はい。」
[utako] カウラ:「助けてあげるわ。赤の弱い子。」 (あはぁ、と笑って―――わずかに髪を払って、紫色の両の瞳を見せる。
[utako] カウラ:「甘いものが欲しくなってきたわ、だから……もうぶつけるだけなんて甘い戦い方なんてしてあげないわ。」
[utako] #壁に紋章を堀りながら、遠隔操作しているダークボムとは別に、片手に球体を作り始める。球体を一つ作り、さらに、それを別の球体で覆い、重ねていく。
[utako] カウラ:「数秒、時間を稼ぎなさい。」
[utako] 赤い生命体@閑:(ガキンッ、と顎を大きく開いて) 『グォォオオオオオオ―――!!!』 (吼えながら、男性の背中へと突撃する)
[utako] 男性:「糧が!!邪魔をするな!!大人しく食われていろ!!」
[utako] #空中で方向が変えられずに、背後から思い切り挟まれる。
[utako] 男性:「ぐぅっ!!??、離せ!!離せぇっ!!」 (ごんっ、ごんっ、と赤い生命体を殴りつける)
[utako] 赤い生命体@閑:(装甲がどんどん罅割れる中) 「 (離さない、離さない、離さない、離さない――!!) 」 (無我夢中で噛み締める
[utako] #バキンッ、装甲が弾け、閑の意識が徐々に遠のく。
[utako] カウラ:「デコイによる結界補助完了、多層型ダークボム生成――――」
[utako] 赤い生命@閑:「(もう……、無理……)」 (顎が砕けて表面が崩れた
[utako] 男性:(隙間から抜け出し、体勢を変えて赤い生命体に止めを刺そうと構える)
[utako] カウラ:「――――、良くやったわ。赤い戦士。」
[utako] #紋章をかき終え、ごんっ、紋章をたたきながら魔力を走らせると
[utako] #ビルの壁面にザァッ、と紋章が広がり、結界が発動する。結界の要には戦闘に使っていたダークボムが配置されており、それぞれが短剣に形を変えて壁に突き刺さっている。
[utako] 男性:「はっ………、……!?」
[utako] カウラ:「狩人気取りの愚か者。こんな場所で私に出会った不運を嘆きなさい、ここは私の帰り道なのよ。鬼の住まうは他界の地獄。あなたの住まう世界に戻りなさい―――」 (高速回転させて生成していたダークボムを男性に向けて構える)
[utako] #どんっ、と砲弾を飛ばすようにダークボムが飛び
[utako] 男性:「くっ……、あんな、あんな所へ、戻って―――」
[utako] #命中すると球体が解けて男性を包み込む。
[utako] #包み込まれていく中男性だけが出てきたが…、球体は別の何かを捕らえている。
[utako] 男性:(額に角はなく、服は破れているが肉体の変化は下に戻っている)
[utako] カウラ:「圧縮、転送―――、開きなさい。」
[utako] #結界全体が紫色に発光した。
[utako] 小鬼:「ギィッ――!!!オレハ、オレハ!!」
[utako] #男性を排出したダークボムの中に取り残された小鬼が叫ぶ。
[utako] カウラ:「五月蝿いわよ。」 (ダークボムに向かって伸ばしていた手を、ぎゅっと握り絞める。)
[utako] #手の動きに合わせて、球体が収縮し、消滅した。
[utako] #同時に紫色の発光と、壁に広がっていた紋章も消えていく。
[utako] カウラ:「また戻ってくるときは、食糧問題も考えてくる事ね。」
[utako] 赤い生命体@閑:「……、こ、殺したんですか…」
[utako] カウラ:「いいえ、どこかは知らないのだけれど彼が居たところへ飛ばしてあげたわ。」
16:58:48 asahiya -> asahiyAFK
[utako] カウラ:「こことは少し違った次元みたいなのだけれど、本当に地獄かもしれないわね。」
[utako] 赤い生命体@閑:「…そう、ですか……」
2011/08/10 17:00:00
[utako] #男性に殴られた装甲がボロボロに割れ、黒い中身が表れながら…地面に降りて転がっている
[utako] カウラ:「貴女は大丈夫?」
[utako] 赤い生命体@閑:「……本体の方には、問題ないです…、この子も修復してあげれば…大丈夫なので…」
[utako] #スゥ…、と消えていきながら
[utako] カウラ:「そう、あぁ……これ手を貸してもらったお礼よ。美味しいたい焼きだから、帰る前に食べなさい。」
[utako] #ぱたぱたとたい焼きを取りに行って、赤い生命体の口の隙間にねじ込む。
[utako] 赤い生命体@閑:「……味、解らない…です……」
[utako] カウラ:「あら……残念ね。機会があればまたお礼するわ。」
[utako] カウラ:「貴女の名前だけでも聞かせてもらえるかしら?」
[utako] 赤い生命体@閑:「…みし……け……ずか……です…」
[utako] カウラ:「変わった名前ね…」
[utako] #ミシケヅカ
[utako] 赤い生命体@閑:「 (何か勘違いされた……) 」
[utako] #たい焼きのあんこがほんのり甘く、確かに美味しそうなものだと感じながら…消える。
[utako] カウラ:「私は、カウラアード・シルフィ……消えてしまってわね。」
[utako] カウラ:(路地の、人通りがするほうでわずかに人の声がし始めたのに気づいて) 「……急いで私も立ち去らないと。」
17:19:38 asahiyAFK -> asahiya
[utako] #カウラもまた姿を消す。
[utako] #戦いのあった路地から離れ、感覚連動の際に道脇のベンチに座っていた閑が目を覚ます。
[utako] 閑:「いったぁ……」 (実際に傷はないが、身体のあちこちに感じる痛みを撫でる)
[utako] #隠している赤い生命体の反応を確かめ…
[utako] 閑:「…早く修復してあげないと」
[utako] #遠くにサイレンの音が聞こえて、少しドキッとしながら…早々に帰路につく。
[utako] 閑:「……もう少し、硬く、ちゃんとしたものデザインも変えてあげよう…」
[utako] #帰りながら、新たな赤い生命体の外殻を想像する。
[utako] #弱者から戦士に、そんなイメージで。気弱な自分を少しでも変えられるようなシンボルにできるように。
[utako] 閑:「………あ。」
[utako] 閑:「あの人……、名前…なんて言うんだろ。また、会えるかな…」
[utako] #茶色の長髪、紫色の瞳、黒い球体―――、とたい焼き。
[utako] #目尻にスペードのマークが見えた気がしたが、あまりに忙しい状態だったので記憶がはっきりしない。
[utako] 閑:「また、会えたら……良いな。」
[utako] #その後、赤い生命体は姿を変えて現在のものに。(今までは楕円形のパックマンみたいな形をしていた)
[utako] #ウル中に入学後、カウラの姿を見つけて、それがこの時に出会った人物だと知るまでには、やや時間がかかった。
[utako] #三城岳閑の、入学前のある1日。
[utako] ----
[utako] 何か長いのをダラダラやっちゃった感
[utako] 本屋で参考書を譲ってもらったりした後の話で、これがきっかけと言えばきっかけで、カウラストーキングすることになる
17:46:01 ! mikeyama ("引っ越しおち")
2011/08/10 18:00:00
18:00:23 + mikeyama(~mikeyama@pc685a0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA06
18:24:56 ! kisito_i (EOF From client)
18:28:18 ! mikeyama ("引っ越しおち")
18:39:19 + mikeyama(~mikeyama@pc685a0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA06
18:40:01 ! mikeyama ("引っ越しおち")
18:53:50 + mikeyama(~mikeyama@pc685a0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA06
2011/08/10 19:00:00
19:02:04 MorisWork -> Morris
19:09:57 Morris -> MorrisAFK
19:18:21 + meltdown(~meltdown@wd83.AFLd4.vectant.ne.jp) to #HA06
19:50:05 MorrisAFK -> Morris
[TK-Sleep] なるほどのう
19:54:21 TK-Sleep -> TK-Leana
2011/08/10 20:00:00
20:07:49 + Toyolina(~Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06
[utako] 阿光君は日記化した閑から聞いてるような情報
20:26:21 ! Toyolina ("")
20:26:49 ! kisito (" http://www.mibbit.com ajax IRC Client")
20:29:03 + Toyolina(~Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06
20:30:32 ! mikeyama ("引っ越しおち")
20:41:33 + Suo(~username@ppxf021.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA06
20:43:37 Yad_Sleep -> Yaduka
20:49:16 + Kyrie(~KYRIE@FL1-119-240-87-80.iba.mesh.ad.jp) to #HA06
20:51:46 ! Yaduka ("ロックンロール")
20:54:38 + Yaduka(~Yaduka@ntchba211015.chba.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
2011/08/10 21:00:00
[TK-Leana] まあ、あえて詳しく語りはしない
21:05:59 Kyrie -> KyrieAFK
[utako] カウラは受験前だったしほとんど覚えてなかったり
21:15:17 ! fukaWork ("Leaving...")
21:19:48 + fukanju(~fukanju@FL1-119-242-244-193.oky.mesh.ad.jp) to #HA06
21:25:30 + kisi_neru(~kisito@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #HA06
21:27:02 kisi_neru -> kisito
21:28:29 ! Morris ("ランダム落ちメ:キツネミミ西のMicrosoftUpdate")
[TK-Leana] にょろにょろ
[TK-Leana] 人集まりそうなら昨日の続きとかー
21:34:42 + Morris(~Morris@p20169-ipngn1701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp) to #HA06
[utako] にょすにょす
21:44:01 utako -> utako_afk
[utako_afk] だけど、ちょいと僕退席
[TK-Leana] あら、いてらー
21:44:41 Morris -> MorrisEAT
21:56:09 MorrisEAT -> Morris
21:57:44 utako_afk -> utako
2011/08/10 22:00:00
[TK-Leana] さて、時間的にもきりが良い
[TK-Leana] 昨日の続きと行こうぜ
[TK-Leana] asahiyaさんがいればだけど
[utako] あさひやさーんいるかいー ヾ(∪・ω・∪)シ ジタバタ
[utako] 居ないっぽす
22:10:16 + H_Aoi(~chocoa@121-84-8-227f1.hyg2.eonet.ne.jp) to #HA06
[TK-Leana] 残念
[TK-Leana] 別のなんかするかー
[TK-Leana] と言うたびに未処理のお話が増える気がす
[TK-Leana] まあ、今日はのんびりするかぬ。11時ごろまでに居れば動くような感じで
[utako] だねー
[utako] 未処理はネタ特になければ最終的に××して解散しました!で済ませてOKだとは思う
[TK-Leana] 川遊びとか、あそこで切っても割と問題なかったかもしれないし
[utako] 割と近所という事ならネタがあってもまた次で良いしね
[TK-Leana] そういやそうだ
[TK-Leana] # 阿光:「夏だし、熱いからちょくちょく川には遊びに行く」
[TK-Leana] # 阿光:「プールも良いけどお金かかるからな」
[utako] 学校のプールも開放されてる期間あるだろうし水場には事欠かないな
[utako] 川遊びはドン・もといときしとんに経過相談してから決めるべさ
[kisito] まぁ、私は12か13からナギーんとこにお泊りに行くわけですが。
[kisito] iPhoneだからIRCできる!
[TK-Leana] お泊まりイベント!
[kisito] ちなみに、予定は未定。
[utako] wkwkdkdk!
[utako] 徹夜で珈琲屋巡回コースでIRCできそうにないとか
[kisito] それは無いから安心してくれw
[kisito] ナギーが金欠で死んじゃうw
[utako] 今夜は寝かさないぜ(カフェイン過剰摂取的な意味で
2011/08/10 23:00:00
23:01:35 Yaduka -> Yad_Sleep
23:15:29 ! meltdown ("Leaving...")
23:16:03 + mikeyama(~mikeyama@pc685a0.nigtnt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA06
[utako] ----
[utako] #夏休み、ウル中工作部
[utako] カウラ:(真剣な顔つきでブローチの裏に桐を使って紋章を掘り込んでいる)
[utako] #金細工の配置予定位置と被らないように鉛筆でブローチの裏に下書きして
[utako] #20分ほど作業しては手を止めて、伸びをしたり、手を解したり、目を揉んだりして作業している
[utako] #訂正
[TK-Leana] 阿光:(ぼんやりとその様子を眺めてる)
[utako] #20分ほどで手を止めて、伸びをしたり、手を解したり、目を揉んだりして休憩を挟みながら作業を進めている
[utako] 閑:「…君は何か作業しないんですか?」>阿光
[utako] #閑はプラスチックパテで小さな人形作っている
[TK-Leana] 阿光:「ん、まあ見物に着てるだけだからな。俺は」
[kisito] 修輔(背景):開き直って魔法剣作ってる
[utako] #堂々とw
[utako] #工作部って夏休みは先輩達はあまり来ない?
[kisito] #どうせわかる人にしかわからないってことに気がついた今日この頃
[kisito] #ウル中なら来ていても不思議ではない気がする。
[TK-Leana] 阿光:「地味に疑問なんだが、銃刀法的にそれはアリなのか金林?」
23:45:59 ! H_Aoi ("掘り掘り")
[utako] 閑:「飾り物を作るのは問題ないんですよ。」
[utako] #模造刀的なものを作っているのかと思っている
[TK-Leana] 阿光:「そうか? なんか危険なものを感じるんだが」
[kisito] #木の短刀に、金属飾りをくっつけてるだけなので
[TK-Leana] # 野生の勘
[kisito] #見た目危なくも何とも無いと思うw
[TK-Leana] # ああ、金属じゃないのか。じゃあ今のなしで
[kisito] #誤解を招く表現かなーとは思った。次からは気をつけよう。
[utako] 閑:「暇ならこれ、削って貰えませんか?」 (はい、とプラモデル工作用のセットとバリの出てる小さな人形が数個入っている箱を阿光の目の前に置く
[TK-Leana] 阿光:「なんだこれ?」
23:54:28 Morris -> MorrisNY
[utako] 閑:「今度のイベントで売r……ごほん、げほん、……お盆に親戚が来るので、従姉妹達に渡す…人形です。」
[utako] #デフォルトされてはいるがモチーフが見覚えがある。
[utako] #モチーフに
[TK-Leana] # カウラ?
2011/08/11 00:00:00 end