語り部IRCログ #KA-03 2009-10-07

創作TRPG企画語り部の汎用予備チャンネル。

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #KA-03 2009-10-07をご活用くださいませ。

2009/10/07 00:00:00
00:01:29 TK-Away -> TK-Leana
00:33:27 ! Suo (EOF From client)
00:43:51 MorrisAFK -> Morris
00:57:14 ! TOURUI ("事実だけを把握する難しさ")
00:57:49 Morris -> MorrisZZZ
2009/10/07 01:00:00
01:37:55 TK-Leana -> TK-Sleep
01:52:37 ! Hisasi ("ぽけもんますたー")
2009/10/07 02:00:00
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2009/10/07 07:00:00
2009/10/07 08:00:00
08:20:09 fukaGuten -> fukaNeoki
2009/10/07 09:00:00
09:00:01 ! kataribe ("auto down")
09:01:59 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #KA-03
09:12:16 MorrisZZZ -> Morris
09:27:59 + H_Aoi(~chocoa@p4119-adsao01daikai-acca.hyogo.ocn.ne.jp) to #KA-03
09:49:19 fukaNeoki -> fukaWork
2009/10/07 10:00:00
2009/10/07 10:00:02
10:00:11 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #KA-03
2009/10/07 11:00:00
2009/10/07 12:00:00
12:19:29 TK-Sleep -> TK-Away
2009/10/07 13:00:00
13:14:34 + Tihiro(~sample@p1010-ipbf206kyoto.kyoto.ocn.ne.jp) to #KA-03
13:17:14 ! Tihiro ("うにゃー")
2009/10/07 14:00:00
2009/10/07 15:00:00
2009/10/07 16:00:00
2009/10/07 17:00:00
2009/10/07 18:00:00
18:21:39 ! fukanju (Connection timed out)
18:22:52 + TOURUI(~tourui@FNAfb-07p1-76.ppp11.odn.ad.jp) to #KA-03
18:22:55 + fukanju(~fukanju@KD124210234024.ppp-bb.dion.ne.jp) to #KA-03
2009/10/07 19:00:00
19:01:31 + meltdown(~meltdown@wd187.AFLd6.vectant.ne.jp) to #KA-03
19:14:54 ! H_Aoi ("てっしゅう")
19:48:37 + Suo(~username@ppxm222.enth.cli.wbs.ne.jp) to #KA-03
19:59:10 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #KA-03
2009/10/07 20:00:00
20:14:51 ! Hisasi ("ぽけもんますたー")
20:15:51 ! lute (Connection reset by peer)
20:16:44 + lute(~lute@pl196.nas933.kumamoto.nttpc.ne.jp) to #KA-03
20:38:34 Morris -> MorrisEAT
20:41:46 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #KA-03
20:57:49 MorrisEAT -> Morris
2009/10/07 21:00:00
2009/10/07 22:00:00
[Suo] ---------
[Suo] #吹利市内・某所
[Suo] #9月××日、伊吹大学付属高等学校の生徒、古川民子が失踪
[Suo] #その数日後、民子の母親の古川多喜も失踪
[Suo] #一組の母子の失踪を皮切りに、吹利市内で失踪事件が相次いでいる
[Suo] #被害者は高校生、ホームレス、会社員、主婦など、全く共通性が無い
[Suo] #犯人およびその動機については現時点では不明
[Suo] 古賀:「……魔力の痕跡、か(くんくん」
[Suo] #住宅街の中の路地の一角、5件目の失踪事件が起こったとされる場所で
[Hisasi] #派手にやってるなあ
[Suo] #くんかくんかすーはー
[Suo] 古賀:「確かに、ちょっと臭うなぁ……それに、これは……」
[Suo] #妙な臭いがする
[Suo] 古賀:(魔力波紋の鑑定が出来れば大分絞れるけど……うちには居ないからなぁ)
[Hisasi] #意外と分析系が居ない県警組
[Hisasi] #嘱託刑事に頼るしか
[Suo] 古賀:(円卓の人たちにでも頼んでみるかな……それか市原か……)
[Hisasi] #でも新グランドマスター体制は、なあなあな関係を好まない様子。
[Hisasi] #市原は市原という、独立体制。
[Suo] #詳しい事は分からないけど、『臭い』は同じことだけは分かった
[Suo] #黒狗さん見ていてイイヨ
[Suo] #というか見つけて
[Hisasi] #そうこうしていると
[Hisasi] #不意に
[Suo] 古賀:「……?」
[Hisasi] #全身総毛立つような殺気を感じます
[Hisasi] #以前ニアミスしたときよりも、更に
[Suo] 古賀:「!?」
[Hisasi] SE:ぞるり
[Suo] #衝動的に獣化しそうになるのをどうにか抑えて
[Suo] 古賀:「……ッ!!」
[Hisasi] #ざわざわと感じる気配
[Hisasi] #近づいてる
[Suo] 古賀:(こ、この前の……!!)
[Hisasi] SE:ぞる
[Hisasi] #周囲にタール状の黒い何かが滲み出す
[Hisasi] #思わず体が強張る
[Hisasi] SE:ぞるり
[Hisasi] 黒狗:「ぐるるるるるるる」
[Suo] 古賀:「……お、お前は……!!」
[Hisasi] #より集まるように、一匹の狼の姿に
[Hisasi] #ビンビン感じる水の気配と
[Hisasi] #魂にピキンとくるような、感覚
[Hisasi] 黒狗:「ぐるるるるるるるるるる」
[Suo] 古賀:(それに……これは……)
[Hisasi] #同胞?
[Suo] SE:ビキビキビキビキ
[Suo] 古賀:「ッ!!」
[Suo] #水の臭いに身体が自動反応し、獣化が進む
[Suo] 古賀:「フルルルルル……」
[Hisasi] #自分と近しい何か、遥か遠い先祖で繋がっている血が
[Suo] 古賀:「獣、人、なノカ?」
[Suo] #発声器官も半ば変異し、声がおかしく
[Hisasi] 黒狗:(ギラリと睨んだ)
[Suo] 古賀:「ッ!!」
[Hisasi] #その目は死んでいるはずなのに、生きているような知性もかすかに感じる
[Suo] #思わず気圧されかける
[Hisasi] 黒狗:(じりっと、睨みつけたまま)
[Hisasi] #凄まじい殺気とともに
[Hisasi] #なぜか違和感も感じている
22:26:40 fukaWork -> fukaFuton
[Suo] 古賀:「グルルルルル」
[Hisasi] #確かにこの殺気は本物だけれど、
[Hisasi] #どこか苦痛に歪んでいるようにも感じられる
[Suo] 古賀:(何かがおかしい……これは一体何だ?)
[Hisasi] #強制されてるからね
[Hisasi] 黒狗:(ぎりぎりと牙を噛み締めたまま、間合いをはかっている)
[Suo] 古賀:(そうか……操られているのか……何か、いや、誰かに)
[Suo] 古賀:「グルルル…」
[Suo] #睨み合う
[Hisasi] 黒狗:(睨みつける)
[Hisasi] #その体は既に水で汚染され、かりそめの命でしかない
[Hisasi] #あまつさえ無理矢理強制させられている
[Hisasi] #対水兵器として生み出されたが故に、崩れることすら出来ずに
[Suo] #救済の道は、完全に滅ぼすことのみ
[Suo] #オレヲ コロセ
[Suo] #そう聞こえた気がした
[Hisasi] #無意識の内に
[Suo] 古賀:「ガァァァァァッ!!!」
[Suo] #跳びかかる
[Hisasi] 黒狗:「ガウウゥゥ!!」
[Hisasi] #同時にこっちも動いたぜ
[Hisasi] #苦しまずにトドメを刺してやろうとしたら
[Hisasi] #相手のほうが殺気MAXで超動きはやかったでござる!?
[Suo] #変化し、鋭い刃と化した鉤爪を繰り出そうとする……が……
[Hisasi] #伊達に戦争で三桁オーバー殺ってない
[Suo] 古賀:「!?」
[Suo] SE:ドサッ
[Hisasi] 黒狗:(飛び掛ってきたのをすんででかわし、脇腹を牙が切り裂いた)
[Suo] 古賀:「ぐは……っ!!」
[Hisasi] #噴出す血
[Suo] #脇腹が妙に熱い
[Suo] 古賀:「まだ……まダ……ッ!!」
[Hisasi] 黒狗:(すたっと着地、牙から血と肉片が糸を引いて落ちる)
[Hisasi] 黒狗:「ぐるるるるる」
[Hisasi] #ここはアレか、爪爪噛
[Suo] 古賀:「ぐ……グォォォォォォォッ!!!」
[Suo] #吼え声を上げ、再び黒狗に向かって行くが、さっきよりも明らかにスピードとか落ちてる
[Hisasi] 黒狗:(ぎらりと牙が)
[Hisasi] #今度は肩に食い込んだ
[Hisasi] SE:ガッ
[Suo] 古賀:「がぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
[Hisasi] #肉を裂いて、血が
[Suo] #痛みに叫び声を上げる
[Hisasi] 黒狗:(ぶんっと噛み付いたまま振って巨体を転がすぜ)
[Hisasi] #脇腹と肩から出血しながらごろごろと転がされるマタタビ
[Suo] 古賀:「ぐッ……」
[Hisasi] 黒狗:「グルルルル(口を真っ赤に染めて)」
[Suo] 古賀:「ま、待て……ッ!!」
[Hisasi] #じゃあ、次は首をがっぷり、普通だったら即死です
[Hisasi] #でもマタタビは頑丈なんで辛うじて命を繋ぐって感じで
[Hisasi] SE:ガッ
[Suo] 古賀:「がは……ッ!!」
[Hisasi] #容赦なく、牙が首に食い込んだ
[Hisasi] 黒狗:(ぎりっ)
[Hisasi] #至近距離で見た黒狗の姿
[Suo] 古賀:「ぐ…………!!」
[Hisasi] #まさに生体兵器、悪魔のような
[Hisasi] #で、腕ががくりとなったのを
[Hisasi] #見計らって
[Hisasi] 黒狗:(離れた)
[Suo] #意識が暗転する寸前、鉤爪で黒狗の胸の辺りを薙ぐ
[Hisasi] #ピクリとも動いてない(見た目は、辛うじて生きてるけど致命傷と判断)
[Hisasi] 黒狗:「!」
[Hisasi] #手ごたえは在ったぜ
[Hisasi] #僅かに手傷を負わせた
[Hisasi] 黒狗:(とびすさって、ブラックアウトしたマタタビをじろりと見て)
[Suo] 古賀:(これまで……か……)
[Suo] #今度こそ意識が暗転
[Hisasi] #影に落ちて消えた
[Hisasi] #発見と搬送が少しでも遅れていたら手遅れでしたよ
[Hisasi] #次に目を覚ますのは病院です。
[Suo] #数十分後、捜査に出掛けた古賀からの連絡が無いことを心配した零課職員によって発見され、病院に搬送
[Suo] #間一髪のところだった
[Suo] --------
[Suo] #
[Hisasi] #判断が早く、すぐさま運ばれた小手川病院で
[Hisasi] #オーラ治療と書化魔女による手当てが無ければ
[Hisasi] #マジ死んでましたよ、ってほどに
[Hisasi] #目を覚ますかい?
[Suo] #意識が戻らない状態が半日ほど続いた
[Suo] 古賀:「うぅ……」
[Suo] #目を開ける。ぼやけた視界に白い天井が映る
[Hisasi] #見知らぬ天井
[Suo] 古賀:「俺は……」
[Suo] #生きているのか?
[Hisasi] #体が重い
[Suo] 古賀:「う……くそっ……」
[Hisasi] #血は止まったけれど、直ぐには動けないほどに傷は深い
[Hisasi] 声:「無理に動くんじゃねえ」
[Hisasi] #渋い声
[Suo] #痛み止めに処方された薬の所為で、動けない
[Suo] 古賀:「!?」
[Suo] #聞き覚えの無い声に一瞬、身を固くする
[Hisasi] 声:「痛み止めが効いてんだ、無理に動かそうとすると後がキツイぜ」
[Suo] 古賀:「……あ、あんたは」
22:50:58 ! meltdown ("皆様に「砂漠の風」があらんことを")
[Hisasi] #首は辛うじて動かせた
[Hisasi] #横を向くと
[Hisasi] #トレンチコートにマフラー、鳥打帽をかぶった萌え袖の何かが椅子に立ってる
[Suo] 古賀:「…………え?」
[Suo] #だぼだぼのトレンチコートやマフラー、鳥打帽の隙間から見えるのは間違いなく……
[Suo] 古賀:(ペン……ギン?)
[Hisasi] 三郎:「回復力が並じゃねえっても、アレだけの深手を負ったんだ、無理は禁物だぜ」
[Suo] 古賀:(ペンギンが……喋った……?)
[Hisasi] #そっちかよw
[Suo] #自分のことを棚に上げる
22:53:24 + ToyoX200_(~ToyoX200@p1191-ipbfp501motosinmat.mie.ocn.ne.jp) to #KA-03
[Suo] 古賀:「は、早くしないと……あいつが……ぐっ!!」
[Hisasi] 三郎:「……やめておけ、無駄死にするだけだ」
[Suo] #段々痛み止めが切れてきたのか、意識が鮮明になってくる
[Hisasi] 三郎:「奴は……半端ねえ」
[Suo] #同時に、薬で抑えていた痛みも戻ってくる
[Suo] 古賀:「それは、分かった……けど……いてて……」
[Suo] #誰かが助けてやらないと
[Hisasi] 三郎:「奴を裏で操る黒幕を……押えなきゃなんねえ、何よりも先に」
[Suo] #この場合の『助ける』は『倒す』と同意義だが
[Hisasi] 三郎:「同胞を踏みにじったこと、死さえ許されない地獄に落としたこと……絶対ゆるしちゃなんねえんだ」
[Suo] 古賀:「黒幕ってことは……やっぱり、操られて……いててて……」
[Hisasi] 三郎:「……よう、おめえも、俺らと同じ……獣人だったな」
[Hisasi] 三郎:「……俺らの生まれた理由は、まさに使われる為だったのさ」
[Suo] 古賀:「使われる……?」
[Hisasi] 三郎:「……(ふぅ、と息をついて)」
[Hisasi] #クールに
2009/10/07 23:00:00
[Hisasi] #見た目は問うな
23:00:09 ! ToyoX200_ ("Leaving...")
[Suo] 古賀:(今、一瞬可愛いとか思っちゃったよ……弥生さん、こーいうの好きそうだよなー……)
[Hisasi] 三郎:「焦っても今は意味がねえよ……体休めてる間、話でもしてやるさ」
[Hisasi] #で、獣人一族の始まりとか話してくれるよ
[Suo] 古賀:「いや……早く行かねぇと……っと!!」
[Suo] SE:どさっ
[Suo] #身体が動かないのに無理するから、ベッドから落ちた
[Hisasi] 三郎:「無理すんな、体がついてきてねえじゃねえか」
[Hisasi] #で、椅子から降りて助け起こそうとして
[Hisasi] SE:どさ
[Hisasi] #落下(重心が高いから、、
[Hisasi] #マタタビのどてっぱらに
[Suo] 古賀:「こ、これぐら……ぎゃああああああああああああ!!!!!!」
[Hisasi] #傷塞がったばかりなのに、、、
[Suo] #モロに傷口の上に落ちやがった
[Hisasi] 三郎:「お、おう、すまねえ(ぢたばた)」
[Hisasi] #はやくおりろよw
[Suo] 古賀:「いててててててててててて!!!!足っ!!足がっ!!!!」
[Hisasi] イーヴ:「……三郎、手を貸す」
[Hisasi] 三郎:「お、おう、すまん」
[Hisasi] #ぢたばたする三郎をひょいと持ち上げる、スーツの男。
[Hisasi] イーヴ:「大丈夫か?人を呼んだほうがいいか?」
[Suo] 古賀:「ぜぇぜぇ)……何だ、今日は随分と客が……いてて……いや、いい」
[Hisasi] #とりあず、落ちたマタタビをよいこらせと
[Suo] 古賀:「助かった」
[Hisasi] 三郎:「……すまねえ、傷は痛むか?」
[Hisasi] #痛いよ
[Hisasi] #モロに傷の上に落下したよ
[Suo] 古賀:「……あとでもっかい診て貰うよ」
[Hisasi] 三郎:「……すまねえな……少し体重移動を誤った」
[Hisasi] #ふーやれやれと萌え袖で
[Hisasi] イーヴ:「県警零課にはこちらも交渉をしている、相互の情報提供と協力もとりつけている。君は今しばらく傷を癒すべきだ」
[Hisasi] #椅子にちょんと乗った三郎の傍らに立つスーツの男
[Suo] 古賀:「それしか……無さそうだな、今は」
[Suo] #心底悔しげに
[Hisasi] #金髪、陶器のような色白の肌、その目は硝子の光沢の義眼
[Hisasi] 三郎:「……話を戻すか」
[Suo] 古賀:(目が……?)
[Hisasi] #で、マタタビを見て
[Suo] 古賀:「あ、ああ」
[Hisasi] 三郎:「その前に、名乗っておこう。俺は橋本三郎、こいつはイーヴ。二人で組んで奴――黒狗を追っている」
23:09:17 + ToyoX200(~ToyoX200@p1191-ipbfp501motosinmat.mie.ocn.ne.jp) to #KA-03
[Hisasi] イーヴ:「君の事は、こちらは既に把握している。吹利県警零課、古賀巡査」
[Suo] 古賀:「むぅ、俺のことも調査済みか……」
[Hisasi] 三郎:「……これまで起きたもろもろの事件」
[Hisasi] 三郎:「黒狗を操る者の仕業と、俺らは睨んでいる」
[Suo] 古賀:「……そいつが、今までの失踪事件やら何やらを……うぅ……」
[Hisasi] 三郎:「……だが、そいつは少々手を出しにくい立場の人間でな、こちらも大っぴらに調査に移れなかった……」
[Suo] 古賀:「……あのときみたいにか……」
[Suo] #県警内部の動乱を思い出した
[Hisasi] 三郎:「他人事じゃねえだろ?」>ニヒルに笑った
[Hisasi] #イワトビペンギンが目を細めただけですが
[Suo] #平坂が税金でメシウマでJKもどきに踏まれてムッハーとかやった挙句に人面キングギドラに化けて退治されたという
[Suo] 古賀:「……まぁ、な」
[Hisasi] イーヴ:「この国の機関は、縦の関係は強くとも、横の関係が手を出しにくい」
[Hisasi] 三郎:「おまけに、それが『水』絡みときたら……秘密主義になるのもいたしかたねえ……だが」
[Hisasi] 三郎:「……その内が、堕ちていたとしたら?」
[Suo] 古賀:「がたんっ)それはどういう……くっ!!」
[Suo] #飛び起きるも、傷口の痛みに顔をゆがめる
[Hisasi] 三郎:「……順を追って話すさ……今は横になってろ」
[Hisasi] #そして三郎たんが語る
[Suo] 古賀:「ああ……」
[Suo] #三郎たんw
[Hisasi] #獣人一族の始まりから、今回に至るまでの
[Hisasi] 三郎:「元々、俺ら獣人一族ってのは……かつての在った古代文明末期の生きた遺物のひとつだ」
[Suo] 古賀:「古代文明……?」
[Hisasi] 三郎:「その古代文明が……制御を試みようとしたのは『水』だ」
[Suo] 古賀:「…………」
[Hisasi] 三郎:「いや、正確には対水用に作られたというほうが正しい」
[Suo] 古賀:「成る程、だからか……」
[Hisasi] #そして、一部血統を掛け合わせて使役され、廃棄されたものは獣人一族として細々と生き残った
[Suo] #細々生き残った者の中には、大陸に渡った者も居ると言われ――
[Hisasi] 三郎:「……俺らの前の代、九州で小さな集落を作っていた獣人一族」
[Hisasi] 三郎:「それに目をつけた奴がいた」
[Suo] 古賀:(九州に……ペンギン?)
[Hisasi] 三郎:「その戦闘力と適応力……これを戦争に生かすために」
[Hisasi] #全部が全部ペンギンじゃないよww
[Suo] 古賀:「……考えることは一緒だよな、皆」
[Hisasi] 三郎:「そうだな(苦笑)」
[Hisasi] 三郎:「……獣人の若い男は収容され、薬物投与や人体改造を施され……実戦に投入された」
[Suo] 古賀:「…………」
[Hisasi] 三郎:「この獣人特殊部隊の一人、負傷帰還後に死亡し生体資料として保管されていた……二十四号『レ・二十四番 黒狼号』」
[Hisasi] 三郎:「それが、奴だ」
[Suo] 古賀:「…………」
[Hisasi] 三郎:「死んだはずの者が、『水』により再び命を得た……これを操っていると思われるのが」
[Hisasi] #きらりとマタタビの目を見た
[Suo] 古賀:「……(ごくり」
[Hisasi] 三郎:「獣人特殊部隊を作り出した者の一人、大上孝二郎の孫……」
[Hisasi] 三郎:「……吹利神座基地空色部隊技術者……熊谷敏美」
[Suo] 古賀:「……え?」
[Suo] #名前ぐらいは小耳に挟んだことがあるかもしれない
[Hisasi] #熊谷さんのことは一応マタタビも知ってる、というか仮にも同じく宮仕えの者だし
[Hisasi] イーヴ:「……現在、熊谷敏美は失踪し……当局が行方を追っている」
[Suo] 古賀:「じゃあ……古川親子に始まる連続失踪事件も、熊谷敏美が裏に居たってことなのか……?」
[Hisasi] 三郎:「……熊谷は、空色部隊の技術者として、各方面から技術や情報を得て、市原魔女らにも協力を得ていた」
23:29:42 ! lute (Connection reset by peer)
[Hisasi] 三郎:「大上の残した文書に記された……古代文明の技術、これは市原の原初魔術に近しいものだそうだ」
23:30:38 + lute(~lute@pl196.nas933.kumamoto.nttpc.ne.jp) to #KA-03
[Hisasi] 三郎:「…………符号が合いすぎるんだよ」
[Suo] 古賀:「…………」
[Hisasi] イーヴ:「空色は軍事機密情報でもある為、その情報については厳しく伏せられ……一部関係者以外は知ることすら出来なかった。この裏で、密かに情報を得ていたと思われる」
[Hisasi] 三郎:「虫は……てめえの内に居たんだよ(吐き捨てるように)」
[Hisasi] #県警とおなじやねん
[Hisasi] #上が腐ってやガッタんだ
23:36:20 + gombe(~gombe@ntkyto176103.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #KA-03
23:48:35 gombe -> gombeAFK
2009/10/08 00:00:00 end