語り部IRCログ #HA06-01 2010-08-29

現代オカルトファンタジー世界「狭間さまよえるもの達」のチャンネル分室。

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #HA06-01 2010-08-29をご活用くださいませ。

2010/08/29 00:00:00
00:13:09 + ToyoIS01(~toyolina@7c29320c.i-revonet.jp) to #HA06-01
00:14:10 ! H_Aoi ("いざ竜狩り")
00:15:24 ! ToyoIS01 ("")
[Hisasi] ----
[Hisasi] #五月の初め
[Hisasi] #電車を乗り継いで到着した先
[Hisasi] #広がる地平線
[Hisasi] 誠太郎:「……流石に、人はいないね」
[Hisasi] #見渡す海岸線に目を細めて
[Hisasi] #打ち寄せる波が白く砕けてまた引いていく
[Hisasi] 辰子:「ええ、その分。独り占めできるじゃないですか」
[Hisasi] 誠太郎:「そうだね」
[Hisasi] #握り締めた手
[Hisasi] #海岸へ向かって歩きながら
[Hisasi] 誠太郎:「…………」
[Hisasi] #かつての記憶に沈んでいく
[Hisasi] #二人で並んで、季節の外れた海岸線を歩いた
[Hisasi] 誠太郎:「よく、二人で来たね。僕が車を出して……君がお弁当を作ってきてくれたんだ」
[gombeLOG] #……なんだろう、「高校教師」のワンシーンしか思い浮かばない
[Hisasi] 辰子:「ええ、サンドイッチと……あったかい紅茶、海を見ながら」
[Hisasi] #かなり近いね!
[Hisasi] 誠太郎:「うん、ジャムサンドに卵サンド、みんな美味しかった。ジャムは君のお手製だったんだよね」
[Hisasi] 辰子:「ふふっ、憶えてるんですね」
[Hisasi] #もう何年君のお手製ジャムを食べてないのかな
[Hisasi] 誠太郎:「…………ああ、憶えてるよ」
[Hisasi] #砂浜で立ち止まって
[Hisasi] #海を見ている
[Hisasi] 辰子:「…………」
[Hisasi] #手をつないだまま
[Hisasi] 誠太郎:「……海、こうしてちゃんと見るのは随分久しぶりだよ」
[Hisasi] 辰子:「一度も、来ていなかったのね。最後に、一緒に……あの子と三人で海に来た日から?」
[Hisasi] 誠太郎:「………………ああ、君と、倫太郎と、三人で」
[Hisasi] #うつむいた
[Hisasi] 辰子:(手を離して寄り添うように)
[Hisasi] 誠太郎:(遠慮がちに辰子の肩に手を回して)
[Hisasi] 誠太郎:「あの頃は……幸せな時間がこんなにも脆いものだなんて思いもしていなかった」
[Hisasi] #ぎゅっと肩にまわした手に力が篭る、が、ロボ子のボディはちょっと固い
[Hisasi] 辰子:「…………」
[Hisasi] 誠太郎:「憶えてるかい?留学していた頃……君が船の見送りをしてくれた時のこと」
[Hisasi] 辰子:「ええ、憶えています。丁度イベントがある日で、たくさんの紙テープに見送られて、あなたの乗った船が出港して」
[Hisasi] 誠太郎:「うん、とても印象深かったから……君にテープを投げたんだよね」
[Hisasi] 辰子:「はい……離れていく船と、繋がったテープが……段々と千切れていって」
[Hisasi] 誠太郎:「…………うん、一本、一本、繋がったテープが切れていって」
[Hisasi] #汽笛が鳴って、離れていく
[Hisasi] 誠太郎:「素敵な演出だった……綺麗で、寂しくて」
[Hisasi] 辰子:「…………」
[Hisasi] #よりそったロボの体は温かかった、だが、それは人の温もりではなく調節された廃熱の温もりではあったけれど。
[Hisasi] 誠太郎:「……夢を、見るんだ」
[Hisasi] #ぽつりと
[Hisasi] 辰子:「どんな?」
[Hisasi] 誠太郎:「僕が……岸にいて、君達が乗った船を見送るんだ」
[Hisasi] 辰子:「はい」
[Hisasi] 誠太郎:「船には、君と倫太郎が乗っていて、僕にテープを投げるんだ、二人で」
[Hisasi] #遠くを見つめたままで
[Hisasi] 誠太郎:「僕は二人の投げたテープを受け取って、でも、船は遠ざかっていって……僕は君達が行ってしまうのが嫌で何度も叫んでいる」
[Hisasi] 辰子:「…………」>手を伸ばして誠太郎の体を抱きしめるように
[Hisasi] 誠太郎:「でも……駄目なんだよ。船は行ってしまうんだ、つないだテープが伸びて、張り詰めて…………君達が霧の向こうに消えていって、テープは切れてしまうんだ」
[Hisasi] #ゆっくりと、支えた紐が切れるように
[Hisasi] #その場に膝をついた
[Hisasi] #つられるように辰子が膝をついて、誠太郎の頭を抱えるように頬を寄せた
[Hisasi] 辰子:「……誠太郎さん」
[Hisasi] 誠太郎:「紀美子も、倫太郎も……行ってしまうんだ、行ってしまったんだよ」
[Hisasi] 辰子:「…………」>隣でしゃがんだ誠太郎の頭を抱いて、頬を寄せたまま
[Hisasi] 誠太郎:「僕は、まだ囚われているのだろうか?どうして連れて行ってくれないのだろうか?こんな、何もないままで……どうして僕は生きていられるんだろうか」
[Hisasi] #遠く海を見つめたままで
[Hisasi] 辰子:「……誠太郎さん、忘れていませんか?」
[Hisasi] 誠太郎:「何を、だい?」
[Hisasi] 辰子:「最後の願いを」
00:57:12 + eupho(~eupho@ntakta007170.akta.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 01:00:00
[Hisasi] 誠太郎:「…………」
[Hisasi] 辰子:「あの子の最後の願いを……忘れてしまいましたか?」
[Hisasi] #倫太郎が残していった父への手紙
[Hisasi] #命を捨てたりしないで、僕の分まで生きていてくださいと書かれた
[Hisasi] 辰子:「……あなたは何もないと言いましたね?違いますよ」
[Hisasi] 誠太郎:「……」
[Hisasi] 辰子:「神保町先生や、西生駒の生徒達、教師の方達に……あなたを案じる人も、大切に思う人もたくさんいます」
[Hisasi] 誠太郎:「…………僕は」
01:05:40 ! Suo_ (EOF From client)
[Hisasi] #ぎゅっと、抱きしめたまま
[Hisasi] 辰子:「こうして……私が、私の中の彼女が現れたのは……それを告げたかったからです」
[Hisasi] 誠太郎:「…………君は、紀美子か?」
[Hisasi] 辰子:「……いいえ、私は十二支型自走駆動機 試作五号 辰 人型 」
[Hisasi] 誠太郎:「…………」
[Hisasi] 辰子:「パーソナルネーム、真越辰子。あなたの妻ではない」
[Hisasi] 誠太郎:「……そう、だね……当たり前のことなのに」
[Hisasi] 辰子:「でも、私の内に……人格形成モデルとなったある人物の残滓。あなたの意識にあった記憶」
[Hisasi] 誠太郎:「…………それは」
[Hisasi] 辰子:「あなたの内にあった人物情報、記憶、思い残した念から、私の中で彼女を元にシミュレートし、分析し、再現されました」
[Hisasi] 辰子:「かつてのあなたの妻、真越紀美子として」
[Hisasi] 誠太郎:「…………」
[Hisasi] 辰子:「でもね、誠太郎さん」
[Hisasi] #頬を寄せて
[Hisasi] 辰子:「私は真越辰子なんです。私は紀美子さんにはなれない」
[Hisasi] 誠太郎:「……ああ、そうだね……そうなんだよ」
[Hisasi] 辰子:「最後に、一つだけ伝えたいことがあります。彼女からの言葉」
[Hisasi] 誠太郎:「彼女から?」
[Hisasi] #顔を上げて
[Hisasi] 辰子:「はい、真越紀美子さんから……あなたへ伝えられなかった本当の言葉」
01:17:26 Morris -> MorrisZZZ
[Hisasi] #そっと包むように誠太郎の両頬を
[Hisasi] 誠太郎:「紀美子……」
[Hisasi] 辰子:「誠太郎さん、自分の為だけに生きて。私はあなたの幸せを願っています。あの子と一緒に」
[Hisasi] 誠太郎:「…………っ」
[Hisasi] #手を伸ばして、抱きしめた
[Hisasi] 誠太郎:「紀美子!倫太郎!」
[Hisasi] 辰子:(黙って誠太郎の頭をなでている)
[Hisasi] #視線が動く
[Hisasi] SE:ふぉん
[Hisasi] タロハチ:『…………』
[Hisasi] #光学迷彩を解いた六足ロボが
[Hisasi] 辰子:「誠太郎さん」
[Hisasi] 誠太郎:「…………ありがとう、辰子」
[Hisasi] 辰子:「はい」
[Hisasi] 誠太郎:「紀美子の言葉を、想いを……死を、理解するのに……こんなに時間が掛かってしまった。情けないな」
[Hisasi] 辰子:「いいんです、これで」
[Hisasi] #ちらり、と
[Hisasi] タロハチ:『…………』
[Hisasi] #モノアイと目があった
[Hisasi] #そっと両手で誠太郎の体を押した
[Hisasi] 誠太郎:「辰子?」
[Hisasi] #急に離れた辰子の行動が
[Hisasi] #咄嗟に理解できなかった
[Hisasi] 辰子:「本当に、お別れです。誠太郎さん。」
[Hisasi] 誠太郎:「なに、を」
[Hisasi] 辰子:「紀美子さんの最後の言葉を伝えました。私は……辰ノ五号、真越辰子に戻ります」
[Hisasi] #その頭に
[Hisasi] #ターゲットの赤い光
[Hisasi] 誠太郎:「なっ!!」
[Hisasi] タロハチ:『…………』>ターゲットロックオン
[Hisasi] 誠太郎:「辰子!なにを!!」
[Hisasi] 辰子:「……さよなら、誠太郎さん。次に目を覚ましたときには……私を……認めてくれますか?」
[Hisasi] #立ち上がって、一歩下がった
[Hisasi] 誠太郎:「これ……は、辰子!やめろ!」
[Hisasi] #タロハチに気づいて、ターゲットの光が辰子の頭にぴったり定められてるのに気づいて
[Hisasi] #走り出そうとしたが
[Hisasi] タロハチ:『…………』>照準よし、充填よし
[Hisasi] 辰子:「……お願いします」
[Hisasi] #ゴーサインでた
[Hisasi] SE:しゅいぃぃぃん!
[Hisasi] #レーザーでもビームでもなかった
[Hisasi] #ただ、発せられたウエーブは
[Hisasi] #辰子の頭部を捕らえ
[Hisasi] #
[Hisasi] #0.5秒の照射で彼女の頭部の人格システムを全損させた
[Hisasi] 誠太郎:「辰子!!」
[Hisasi] 辰子:「…………」>ぐらり、と。
[Hisasi] 誠太郎:「辰子!!」
[Hisasi] #その場に倒れた辰子を抱き上げて
[Hisasi] 辰子:「…………」>がくり、と。
[Hisasi] #頭部からショートしたと思われる煙と耳から僅かに溶け出た有機メモリの異臭
[gombeLOG] #ロボ殺しめ……
[Hisasi] タロハチ:『…………』>がしょん、と。照射砲を格納し
[Hisasi] 誠太郎:「…………」>タロハチを見て、だが、この事態を招いたのは自分で
[Hisasi] 誠太郎:「……彼女を、ラボへ……」
[Hisasi] タロハチ:『…………』>モノアイが青く光る、了承の意
[Hisasi] #しゃかしゃかと、六本足が歩み寄って動かない辰子の体を持ち上げ
[Hisasi] 誠太郎:「すまない……辰子、僕が……すまない、僕のせいなんだ……すまない」
[Hisasi] #辰子の手を握って
[Hisasi] 誠太郎
[Hisasi] 誠太郎:「…………ありがとう、辰子…………僕は」
[Hisasi] #それ以上は言葉にならない
[Hisasi] タロハチ:『…………』>抱え揚げたまま、停止中。お別れするのを待っている
01:42:37 ! eupho ("どんどんぱんぱんあきたおんどでにしもない")
[Hisasi] 誠太郎:「……連れて行ってくれ、僕も……すぐにいく」
[Hisasi] タロハチ:『…………』>青く光る
[Hisasi] #光学迷彩を展開し、しゃかしゃかと去っていく
[Hisasi] 誠太郎:「…………辰子」
[Hisasi] #これがあの子の、決意だったのか
[Hisasi] #自分が過去に囚われていたばっかりに
[Hisasi] 誠太郎:「すまない……辰子」
[Hisasi] #涙を堪えながら
[Hisasi] -----
[Hisasi] というわけで辰子ネタは一応完結
[gombeLOG] (涙ッシュ
[Hisasi] 元のロボ子にもどりました
[gombeLOG] しばらく入院の名目でお休みですね
[Hisasi] ええ
[gombeLOG] ただまあ、数人が気付くだけで、ああいつもの真越さんだ、と思うだけなんだろうね >出席復帰後
[Hisasi] いつものメンバーからみれば
[gombeLOG] うむ……
[Hisasi] 他の単なるクラスメイトや学校の人には対して変わったようにはみえません
[Hisasi] これでマコパパも辰子も色々乗り越えられました
[Hisasi] ……ハッピーではなかったけど
2010/08/29 02:00:00
[gombeLOG] ……辰子系の記憶もいろいろ吹っ飛ぶんじゃないのかねえ
[Hisasi] 情報としてのデータは取ってあるかもしれないが
[Hisasi] データだけじゃないものは残ってないかもしれません
[arca] 枝葉を積んでもまた生えて来る気がする
[gombeLOG] 栄養を与えなければ生えてこないものもあるんだろう
[gombeLOG] パパが求めたから芽生えてきた、って要素も強そうだし >今回
[arca] そっちじゃなくて辰子の感情の事です
[arca] パパが求めたと言うのはぜひ間引いてください^^
[gombeLOG] 辰子の感情の方は、逆に言えば枝葉も摘んでいないような気がするがっw
[Hisasi] これで辰子とマコパパも、普通に博士とロボの擬似親子になれることだろう
02:45:10 ! Hisasi ("どっかいきたいなあ")
2010/08/29 03:00:00
03:16:11 ! arca ("Leaving...")
03:46:06 ! gombeLOG ("Leaving..")
2010/08/29 04:00:00
2010/08/29 05:00:00
05:11:58 ! utako ("TakIRC")
2010/08/29 06:00:00
2010/08/29 07:00:00
07:39:59 fukanju -> fukaNeoki
2010/08/29 08:00:00
08:29:38 + H_Aoi(~chocoa@121-84-7-156.eonet.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 09:00:00
09:00:01 ! kataribe ("auto down")
09:01:17 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06-01
09:09:42 + meltdown(~meltdown@w4d177.AFL14.vectant.ne.jp) to #HA06-01
09:41:37 MorrisZZZ -> Morris
09:46:35 fukaNeoki -> fukaAway
09:52:18 Luna -> LunaAway
09:53:10 + kuroi(~kuroi@pw126249113154.9.tss.panda-world.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 10:00:00
2010/08/29 10:00:02
10:00:27 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA06-01
10:24:29 Morris -> MorrisAFK
10:41:06 fukaAway -> fukaFuton
2010/08/29 11:00:00
2010/08/29 12:00:00
2010/08/29 13:00:00
13:10:44 ! kuroi (EOF From client)
13:20:07 + utako(~utako@KD113151167092.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 14:00:00
14:32:29 ! matuya ("Leaving...")
14:52:01 + kuroi(~kuroi@pw126249113154.9.tss.panda-world.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 15:00:00
[utako] ----
[utako] #吹利本町商店街、スーパー二村―――PM14:00頃
[utako] #エコバックを提げた2人の少女と、少年のような男がぶらぶらと買い物をしていた。
[utako] 横臥:「近衛、今日は俺が昼飯作ってやるからよ。食材選びは俺に任せろ。」
[utako] 近衛:「あぁ。つっても…大丈夫か?」
[utako] 影蜥蜴:「心配だ…」
[utako] 横臥:「歩に教えてもらったから、大丈夫だって。な?」
[utako] #にっと明るく笑う。
[utako] 影蜥蜴:「…………」
[utako] 近衛:「………」
[utako] #その笑顔を、二人してきょとんと眺めてしまう近衛と影蜥蜴。
[utako] 横臥:「どうした?」
[utako] 影蜥蜴:「貴様…変な物でも食べたのか?」
[utako] 横臥:「拾い食いすんのは、てめぇの方だろ。」
[utako] 影蜥蜴:「………」
[utako] 横臥:「あ……?待て待て、本気で心配してるんのか?」
[utako] #影蜥蜴が近衛に視線を向けた。
[utako] 近衛:「まぁ良いさな。任せるぜ」
[utako] 横臥:「さんきゅ。」
[utako] #明るくにっと笑って、スキップするように少し前を行く横臥。
[utako] 近衛:「影。」
[utako] 影蜥蜴:「はい、近衛。」
[utako] 近衛:「あいつは、あんな顔で笑ったかねぇ…?」
[utako] 影蜥蜴:「………いえ。」
[utako] #短気で勘が良く軽快な感じ。それは変わらない。
[utako] 近衛:「あれじゃぁ、まるで……」
[utako] #言葉を切って、口元に手を当てる。
[utako] 影蜥蜴:「近衛……?笑っているのですか?」
[utako] 近衛:「笑って?」
[utako] #言われて、口元を触る。
[utako] 近衛:「あぁ………そうみてぇさな。
[utako] 」
[utako] #笑う。笑顔。口元が、笑っていた。
[utako] 近衛:「何でだ……楽しいのか。……何が?…面白い?」
2010/08/29 16:00:00
[utako] #ぷつぷつと呟いて、大きく息を吸う。
[utako] 影蜥蜴:「大丈夫ですか?近衛。」
[utako] #少し心配そうに、影蜥蜴が近衛の裾を引く。
[utako] 近衛:「あぁ、大丈夫さな。」
[utako] #にかりと笑って、視線を横臥に向ける。
[utako] 近衛:「成長は過ぎれば進化だ……そう、進化さ。門音しかり、生命の進化だとすりゃぁ…」
[utako] #親としての心とは別にクリエイターとしての意識が膨れ上がるのを、近衛は止められない。
[utako] #口に張り付く笑みを隠すように口元に手を当てて、横臥を追いかけるように少し歩みを早くする。
[utako] 影蜥蜴:「近衛…」
[utako] #影蜥蜴は、クリーチャーとして近衛のその顔が好きだったが。
[utako] 横臥:「近衛、お前、嫌いなもんって無かった……よな…?」
[utako] #振り返った横臥は、逆に視線を近衛に貼り付けた。
[utako] #近衛が、何かを考えている。
[utako] #感覚的には、7月の中頃のそれに似ている。
[utako] 横臥:「近衛、馬鹿な事は考えんじゃねぇぞ。また、門姉に張り倒されちまうぜ。」
[utako] #にっと、笑って数歩下がり、近衛の手を握る。
[utako] 近衛:「あぁ、大丈夫さな。」
[utako] #にかりと笑う近衛。
[utako] 影蜥蜴:「………」
16:14:15 + arca(~arca@softbank219175154014.bbtec.net) to #HA06-01
[utako] #横臥と同じように近衛の手を握る影蜥蜴。
[utako] 横臥:「絶対だからな。」
[utako] #にっと笑って、3人は買い物を済ませる。
[utako] ----
[arca] 近衛さんはまたやらかすつもりなんですか
[utako] わくわくしてる近衛さん
[arca] wkwk
[utako] またお顔をパンパンに腫らすことになるかも
[arca] やっぱりなにかやらかすんですね…
[utako] 横臥を一段階進化させる事ができるんじゃないのかな、とワクワク
[utako] 過度成長中のモデルデータを改造したら生命としてどんな影響がでるのか、とか
[arca] また一人で進み過ぎない様に注意してほしいものですね
[arca] あおなさんの事だって
[arca] まともに説明もしてないでしょ
[utako] 相談相手とか出来たしなるべく抑えるようにするんではないかな
[arca] アンディを放置した事もまだ保留してますしね(ぇ
[utako] wwww
[utako] アンディさんには謝っておかないとね。おまわりさんを撒いてもらったりしたし
[arca] マメにしてないと顔をパンパンに腫らすじゃすまなくなるかもね!
[utako] コミュケーション大切だね!
[kuroi] べつのところがぱんぱんに
[utako] どこ!?
2010/08/29 17:00:00
17:10:02 + arca_(~arca@softbank219175154014.bbtec.net) to #HA06-01
17:29:32 + kisito(~kisi_note@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #HA06-01
2010/08/29 18:00:00
18:27:51 LunaAway -> Luna
18:37:25 MorrisAFK -> Morris
2010/08/29 19:00:00
19:03:25 ! utako ("ザバー =(っ ・ω・)っ")
19:29:05 + mikeyama(~mikeyama@e6d7.Est6N1F3.vectant.ne.jp) to #HA06-01
2010/08/29 20:00:00
20:16:28 + arca(~arca@softbank219175154014.bbtec.net) to #HA06-01
20:16:36 Morris -> MorrisEAT
20:18:26 + arca_(~arca@softbank219175154014.bbtec.net) to #HA06-01
20:18:38 MOTOguten -> MOTOIwork
20:34:41 + SAIRU(~SAIRU@x198178.ppp.asahi-net.or.jp) to #HA06-01
20:37:55 MorrisEAT -> Morris
20:53:59 + utako(~utako@KD113151167092.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06-01
[utako] ばたばた⊂(・ω・⊂⌒⊃・ω・)⊃
[utako] ⊂(・ω・⊂ ) ぴた
[utako] ⊂( ・ω・⊂ )
[MOTOIwork] のこのこ
[Toyolina] こっちみんな
[utako] ⊂( ・ω・⊂ )
[arca_] 活きがいいですね天ぷらにしましょう
[utako] Σ⊂( ・ω・⊂ )
2010/08/29 21:00:00
[utako] ばたばた⊂(・ω・⊂⌒⊃・ω・)⊃
[utako] とちょっと仕事頭の切り替えをして
[kisito] 衣がよくつきました。
[utako] Σ⊂( ・ω・⊂ )
[utako] 近衛さんがー礼香さんにー相談にーいくぉー
[arca_] かもん
[utako] ----
[utako] #九十九神社―――夜頃
[utako] 近衛:「うぃーっす……誰かいるかー?」 (社務所を尋ねる近衛。
[utako] #Tシャツ型のパーカーにジーパン。紙袋を持って参上。
[arca_] 礼香:「はいはい…おや、近衛さん。お久しぶりです(にぱ」
[arca_] #いつもと変わらない出で立ち
[utako] 近衛:「雑貨店以来さな。この間の事と、ちょっと相談が合ってきたんだけどよ。今良いか?」
[arca_] 礼香:「はいな。どうぞおあがりください」
[utako] 近衛:「お邪魔します、っと。」
[arca_] #玄関の戸を全開にし、近衛を招き入れる
[utako] #一見冷静を装いつつ、超緊張している。
[arca_] #応接間兼居間へ
[arca_] 礼香:「お茶をお持ちしますね。少々お待ちください」
[utako] 近衛:「あぁ。」
[utako] #座りながら、説明する事などを頭の中で纏める。
[utako] 門音:「あれ?近衛?」
[utako] #礼香と入れ違いに、居間に入ってきた門音。
[utako] 近衛:「よぉ。久しぶりさな。。元気にしてたか?」
[utako] 門音:「うん。近衛も……元気そうで良かった。」
[utako] #にこっと笑うと、近衛もにかりと笑い返す。
[utako] #門音も居間に座る。
[utako] 門音:「何かやったんでしょ?それで礼香さんに相談、とか。」
21:12:23 ! kurov ("Leaving...")
[utako] 近衛:「んな所だよ。礼香も来たら説明すっから、怒んなよ?」
21:13:01 ! H_Aoi ("さいちゃれんじ")
[utako] 門音:「約束しない。」
[utako] #えへへ、と笑う。
[arca_] 礼香:「お待たせしました」(お茶とお菓子をお盆に乗せて
[arca_] #お茶とお菓子を近衛の前に出しつつ
[utako] 近衛:「ありがとな。」
[arca_] 礼香:「はい、門音さんも(にぱ」
[utako] 門音:「ありがと。礼香さん。」 (嬉しそうに笑う。
[arca_] 礼香:「さて、しばらく近衛さんとはまともにお会いできていませんでしたね」(座りながら
[arca_] 礼香:「ウチも聞きたい事やお話ししたい事がありますよし」
[utako] 近衛:「俺もさな。」
[arca_] 礼香:「…では、まず近衛さんのお話からお聞きしましょうか」
[arca_] #お茶を啜りつつ
[utako] #落ち着くようにお茶を飲んで、ゆっくりと口を開いた。
[utako] 近衛:「ちょうどお盆に入る前頃だ。」
[utako] 近衛:「俺は資料を探して街中歩いてたんだけどな。妙な音と、助けてって声を聞いて民家に侵入した。」
[arca_] 礼香:「侵入…」
[utako] 近衛:「俺だって普通そんな事はしねぇけどな。声がマジだったもんで……」
21:19:29 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA06-01
[utako] #ぼりぼりと頭を掻いて言葉を続ける。
[utako] 近衛:「そこでシロミアオナって子が虐待っつぅか、監禁されてるの見つけてな。外に出してやろうとしたんだ。」
[utako] 近衛:「で、佐上氷我利に見つかったんだけどな。逃げようとしたところで、この間の餓鬼何とかと逢っちまって…氷我利に協力してもらって逃げたんだ。」
[arca_] 礼香:「…なるほど」
[utako] 近衛:「数日後追ってきた餓鬼を捕獲して、除霊ってのかね…あれを礼香に頼んだってわけだ。」
[utako] #大体の事の顛末を説明し終わって、一呼吸つく。
[arca_] 礼香:「…案の定無茶をされていた様ですね」(ため息を吐きつつ
[utako] 近衛:「すまん。色々と気張っちまって、氷我利にも怒られたさな。」
[arca_] 礼香:「無事で良かったです(にぱ」
[utako] 近衛:「あぁ。俺一人だったら、死んでたかもしれねぇけどな……色々と助けてもらっちまった。」
[utako] 門音:「無事でよかったけど……」
[arca_] 礼香:「しかし、今回ばかりはよかったよかったで済ましてはいけませんよ?」
[utako] 近衛:「あぁ……まぁな。」
[arca_] 礼香:「ある意味での『専門家』が助太刀に入ってくれたから今がある様なものですよし」
[arca_] 礼香:「…それ以前に、それを発見した時点でウチに連絡を入れてくれなかったのが悲しいですよし」
[arca_] #よよよ
[arca_] #若干大げさに悲しがる
[kisito] #
[utako] 近衛:「なんつぅか………関わって、お前達に何かあったら、とか考えちまったら……」
[utako] 近衛:「神社に行くようになってから、門音が嬉しそうに笑うもんだからよ……暗いようなところに、門音をまた関わらせたくねぇ…というか…」
[arca_] 礼香:「それはこっちのセリフですよし。玄人気取りをする気はありませんが、それは一番危ない考え方ですよ?」
[utako] #ちょーん、と小さくなりながら。
[arca_] #これでも退魔の一族なんやなんで!
[kisito] #まぁ、氷我利もああ見えて。だからなぁ。
[utako] 近衛:「今回の事で、よく解ったけどよ。俺にはああいう、退治とか向かねぇさな。」
[arca_] 礼香:「今更咎めても意味はありませんが、心配をかけない様にしようとしているうちは心配されてしまいますよ」
[utako] 近衛:「みてぇだな……門音にもだいぶ心配かけたみてぇだし………」
[utako] #と、門音の方をみる近衛だが、冷や汗を垂らし始めた
[arca_] 礼香:「…この件に関してはウチはこれくらいにしておきますよし(にぱ」
[utako] 門音:「………じゃぁ、私の番だよね?」 (にこっと笑っているが、拳を握っている。
[kisito] #止める人がいないw
[arca_] 礼香:「…ええ、ウチは見なかった事にします。ごめんなさい近衛さん」
[utako] 近衛:「…………おい。」
[arca_] 礼香:「冗談ですよし(にぱ」
[arca_] 礼香:「門音さん。お気持ちは分かりますが、掌は拾いてお願いします(にぱ」
[arca_] #開いて
[utako] 門音:「礼香さん……」
[arca_] #意訳=ビンタぐらいなら構わない
[kisito] 3ぶーw
[kisito] #ぶーw
[utako] 門音:「解った…」
[utako] #頷いて、近衛の背後に跳躍して、チョップを振り下ろす。
[utako] SE:スビシッ
[utako] 近衛:「っぅうううぉっぉおお……」
[utako] #あまりの痛さにゴロゴロと転げまわる。
[arca_] 礼香:「門音さん…ちょっと思い描いていたのと違いますよし」
[utako] 門音:「良いの!これでも許さないわよ。近衛。これで2回目だよ?しかも前回の比じゃない。妖怪と戦って、近衛みたいなのが生き残れるなんて運がよかっただけなんだから!」
[utako] #耳まで真っ赤にして怒りながら、ちょっぷした手を擦る。
[kisito] #実はまとも戦ったのは氷我利だけだったりするしなぁ
[arca_] 礼香:「はは…」
[utako] 近衛:「…………あぁ。」 (頭を抑えて、座っていたところにもどる
[utako] #近衛は攻撃すると、多分本気で殺そうと動いてたから、全く動けないで居たかんじ<殺気ぷんぷんで電子端末構えてたり
[utako] 門音:「もう……」 (ぷんぷんと怒りながら、元の位置に座りなおす。
[arca_] 礼香:「そうそう、あの男の方ですが。容態は回復に向っているそうです」
[kisito] #なんにしても氷我利が適任だったということか。(手加減とか慣れとか
[utako] #そうそう。手加減して尚且つその後の対処が出来る人だったので適任でしたね。
[utako] 近衛:「それは……良い、あんまり聞きたくねぇ…な。」
[utako] #忘れようとしていたのか、額を押さえて眼を閉じる。
[arca_] 礼香:「そうですか?後一週間もすれば、口も聞ける様になると思いますよし。何か情報を聞き出せるかも知れませんが」
[utako] 近衛:「そうだな………蒼那にこれ以上の事があっても困る。一週間後くらいに聞きに行くか。」
21:51:29 + gombeLOG(~username@ntkyto180010.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06-01
[arca_] 礼香:「どうしても嫌なら、この件は氷我利を通してお伝えしますが」
[utako] #ぎらりとした目つきで近衛は首を振る。以前、門音が「これが以前の私」と説明したときと雰囲気が似ていた。
[utako] 近衛:「そうしてくれると助かる…俺は、多分、気ぃ張っちまうしな。」
[arca_] 礼香:「もしあの方に怨恨の類いを抱いていらっしゃるなら、なるべく早く忘れる事です」
[arca_] 礼香:「我々の世界は私情を挟むとろくな事になりませんよし」
21:54:50 gombeLOG -> gombeAFK
[arca_] #魔物達はその心の隙間に容赦なく入り込んで来るのだ!
[utako] 近衛:「だから、俺にはこういう事は慣れねぇんだよ……」
[arca_] 礼香:「分かっておられるのならもう何も言いません」
[utako] 近衛:「気持を挟みすぎて、何か、どれもこれも不幸にしちまうような気がするんだ…」
[utako] #額を押さえて、眼を閉じる。近衛一人で動いた場合、多分どちらからが死んでいただろうし、その結果蒼那もどうなっていたか解らない。
[arca_] 礼香:「想う心は大事ですよし。人から人へ繋がって、大きな輪を創り出します」
[kisito] #まぁ、氷我利は変だからなぁ・・・
[arca_] 礼香:「しかし、その輪を創り出す力は怨恨の類いにも同じ事が言えます」
[arca_] 礼香:「辛いかも知れませんが…ここで堪えて、悪しき輪は断ち切っていただきたい」
[arca_] 礼香:「そして助けた女性とは良き輪を結んでください」
[utako] 近衛:「あぁ……もちっと強く、心を強く持たねぇとな…」
[utako] #額から手を離して、最後の台詞に「ん?」と首を傾げる。
2010/08/29 22:00:00
[utako] 近衛:「あぁ、そうか…解ってるさな。蒼那は遠くからでも、見守るつもりさな。俺が出来る事なんて何ができるかわからねぇけどさ。」
[arca_] 礼香:「どうかしましたか?」
[utako] #にかりと笑う。
[arca_] 礼香:「近衛さんがそう仰るなら無理にとは申しませんが、遠くからと言わずとも会ってあげる事が一番だと思いますよし」
[arca_] 礼香:「蒼那さん、でしたか。彼女には今は一人でも多くとの関係が必要です」
[utako] 近衛:「年頃の女の子との接し方が解らねぇんだけど……どう接したら、良いもんかねぇ?」
[utako] #ぼりぼろ。
[arca_] 礼香:「自然体でよろしいではないですか」
[arca_] 礼香:「門音さんと接する様に、私と接する様に、横臥さんや影蜥蜴さんと接する様に」
[utako] 近衛:「そう言うと思ったよ……まぁ、頑張ってみるさ。絵描くの好きみてぇだしな。何か一緒に絵描きとか出来たら良いかもしれねぇさな。」
[utako] #ははは、と何時も通りに笑う。
[arca_] 礼香:「それがよろしいと思います(にぱ」
[utako] 門音:「絵を描くの好きで……監禁って………近衛。」
[utako] #強く眼を開いて、近衛を凝視する。
[utako] 近衛:「関係ねぇ関係ねぇ。俺ン時とは、何も関係ねぇから、門音は気にすんな。」
[utako] #手を振って、お茶を飲む。近衛の手が少し震えていた。
[arca_] 礼香:「近衛さんの時?」
[utako] 近衛:「二年くらい前に、俺も監禁された事があったんだよ。」
[arca_] 礼香:「それは…お辛い思い出なのでしたら無理には話さなくてよろしいですよ」
[utako] 近衛:「あぁ…ありがとな。まだちょっと、俺には無理だ…」
[utako] #ははは、とやや力なく笑う。
[arca_] 礼香:「…さて、気分転換です。話題を変えましょう、何か他にお話しする事はありますか?」
[arca_] #優しく笑い
[utako] 門音:「………」 (暗い眼差しを仕掛けていたが、礼香の顔を見て、落ち着くように戻る。
[utako] 近衛:「あぁ、そうだ。事件の説明は、それで終わりで。こっからは俺の相談だ。」
[utako] 近衛:「横臥がひまわりの家って所に世話になってるんだけどよ。最近、なんっか様子がおかしいんだよ。」
[utako] #さっきとは変わって、やや嬉しそうに話す。
[arca_] 礼香:「ひまわりの家、存じ上げております。おかしい、とは?」
[utako] 近衛:「おかしいってのは語弊があるかもしれねぇけど。どうにも女として定着しはじめてやがる気がするんだよ。」
[arca_] 礼香:「女性として…それはまた」
[utako] 門音:「身体が女の子だから、それに合って心が変化してるんじゃないの?」
[arca_] 礼香:「確かに、心身は互いに影響しあうと言います。産まれて間もない命ならなおさらですね」
[utako] 近衛:「それだ。精神は肉体の影響を受けるって奴だ。」
[arca_] 礼香:「それで、相談と言うのは?」
[utako] 近衛:「横臥の男性モデルを今の少女型モデルに改造してみたくなった。」
[arca_] 礼香:「…はぁ」(あまりピンと来ない
[utako] 門音:「つまりは、今は横臥には1.男性モデル、2.少女モデルの二つが、同じ身体の中に存在するのよ。」
[arca_] 礼香:「…つまり、完全に女性にしようと言う事ですか?」
[utako] 近衛:「横臥に相談してからだけどな。横臥は元々男性モデルを気に入ってなかったしな。もし横臥が同意してくれるならの話だけどよ。」
[utako] #といいつつ、凄くしたそうな顔。
[arca_] 礼香:「そうですね…」(考えながら
[utako] 近衛:「男の身体を持ってるのが今の成長の妨げになってるようなら、それを退かしてやりてぇ。それで、どんなに変わるか……」
[utako] #瞳に光を持って、わくわくしながら話す。
[arca_] 礼香:「ウチは何とも言えませんね。横臥さんは産まれてからどのくらいなのですか?」
[utako] #6月18日に産まれたから、2ヶ月と11日くらいか……」
22:30:31 gombeAFK -> gombeLOG
[utako] #おっと
[utako] 近衛:「6月18日に産まれたから、2ヶ月と11日くらいか……」
[arca_] 礼香:「ふむ…。それならば、ウチはもう少し様子を見た方がええと思いますよ」
[utako] 近衛:「不確定要素が多いか?」
[arca_] 礼香:「いいえ、その逆です」
[arca_] 礼香:「先ほどの人との関係と申しましたが、今の横臥さんにはその繋がりが少なすぎる様にも感じられます」
[arca_] 礼香:「今の姿は今の状況に順応した形と言えるでしょう」
[utako] 近衛:「なるほど……今の状況だからこその、成長か……」
[utako] #顎に手を当てて、少し考える。
[arca_] 礼香:「これから横臥さんは、門音さんの様に更に視野が広がるはずです」
[arca_] 礼香:「ウチとしてはせめて一年は様子を見た方がええと思います。そうすれば、自ずと横臥さんの方から答えを出すのではないかと」
[arca_] #答えを出すのはもう少し早いかもしれないけどね
[utako] 門音:「神社に通うようになって、確かに色々と視野が広がったかも。」 (色々な人に出会えたし、と指折り数えて 
[utako] #礼香のほうを観て、にこっと笑う。
[utako] 近衛:「横臥から動くのを待つか…………………あぁ、どうなるか、興味があったんだけどなぁ……保留だな。」
[MOTOIwork] #実美:「へくしっ」
[utako] #www
[utako] #くしゃみするのかw
[kisito] #きっと風邪もひくんだぜ(ぉぃ
[utako] 近衛:「横臥の意向を、重視すっか……俺が聞いて、命令だと思われても困るしな…」
[arca_] 礼香:「それがええと思います(にぱ」
[arca_] 礼香:「しかし…そうすると門音さんも男になったりしてしまうのですか?」
[utako] 近衛:「はは、そんな事する勇気は俺にはねぇ。」
[utako] 近衛:「ただ、できねぇわけじゃねぇさな。今の段階で直ぐにってなると、横臥の男性モデルをコピーして改造する事になるけどよ。」
[arca_] 礼香:「いや、まぁ。門音さんがそうしたいと言うならまだしもですが…できればウチもご遠慮したいです…」
[arca_] #はは…
[utako] 門音:「私はこのままで良いわよ。」
[utako] #苦笑いしながら。
[utako] 近衛:「門音は別に身体あるから、男性モデルとかいらねぇだろ。」
[arca_] 礼香:「安心しました」(手を握って
[utako] 門音:「うん。」 (頷いて
[utako] 近衛:「………」 (じとー
[utako] 近衛:「俺の話は……………まぁ、そんなところだ。」
[arca_] 礼香:(しばらく門音を見つめて)「…はい。それではウチからも一つお話があります」
[utako] 近衛:「あぁ。」
[utako] #座りなおして、お茶を啜る。
[arca_] 礼香:「門音さんとの事です」
[utako] 近衛:「おう。」
[arca_] 礼香:「承知の通り、ウチは今門音さんとお付き合いさせていただいています…」(ちらりと門音を見つつ
[utako] 門音:「………」 (視線を返して、頷く。
[utako] 近衛:「おう…」
[utako] #ちょっと緊張してきた。
[arca_] 礼香:「その事を今一、度近衛さんに確認していただきたいと思いまして。今まで向き合ってその事をお伝えした事がありませんでしたから」
[arca_] #今一度、
[utako] 近衛:「門音はてめぇに任せた。俺はそれで良い。門音を大事にしてくれりゃぁ、俺は何も言わねぇさな。」
[utako] #頷いて、お茶を一口飲む。
[arca_] 礼香:「ウチは門音さんの事をお慕いしています…大事にしたい、側にいたい。…ありがとうございます」
22:56:57 + Suo(~username@ppxm203.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA06-01
[arca_] #すっと頭を下げる
[utako] 門音:「ありがとね。近衛。」
[utako] #礼香と一緒に頭を下げる。
22:58:14 ! meltdown ("皆様に「砂漠の風」があらんことを")
[utako] 近衛:「頭なんか下げるな。俺が居心地わりぃじゃねぇか。気持ちは解ったし、今日は礼香に渡しとくもんがある。」
[arca_] 礼香:「はい、なんでしょう」
[utako] #持って来ていた紙袋を、礼香に差し出す。
22:59:47 Morris -> MorrisZZZ
2010/08/29 23:00:00
[utako] #中身は携帯サイズの携帯端末と、頑丈な外付けHDDが二つ。
[arca_] 礼香:「…これは?」
[utako] 近衛:「………門音のデータだ。」
[arca_] 礼香:「それは…」(門音の顔を見る
[utako] 門音:「えっと……つまりは、私が還ってた場所…かな。」
[utako] 近衛:「そのデータと門音は別だからよ。そのデータが消えても門音は死なねぇ。けど、二度と再生は効かない。」
[arca_] 礼香:「そんな大事なものを、ウチに?」
[utako] 近衛:「あんまり気負うなよ。勿論コピーは取ってある。それが門音のオリジナルには違いねぇけど……まぁ、門音もそっちのほうが良いだろ。」
[utako] #何か良いにくそうに、頬を掻きながら……
[utako] 門音:「別に私は………」
[utako] #言いかけて、ぶわぁっと顔を赤くする。
[arca_] 礼香:「………ありがとうございます。大事に致します」(門音と近衛を交互に見つめ
[utako] 近衛:「あぁ…………まぁ、なんだ………」
[utako] #視線をそらしつつ
[utako] 門音:「近衛、最後に更新したのいつ……」
[utako] #近衛に詰め寄る門音。
[utako] 門音:「21……日……」
[utako] #門音みす。近衛で。
[utako] 近衛:「…………まぁ、ほどほどにな…」
[arca_] 礼香:「?ふたりとも、どうしました?」
[utako] 門音:「えっと…………その…………なんでもないの。気にしないで。」 (てへっと笑って
[utako] #顔を真っ赤にしつつ。
[arca_] 礼香:「そうですか…では、ウチはこれをしまいに行ってきます。一番安全な場所に」
[arca_] 礼香:「すぐに戻ります」
[utako] 近衛:「あぁ。ありがとな。」
[utako] #にかりと笑って手を振る。
[utako] 近衛:「…………。」
[utako] 門音:「…………。」
[utako] #気まずい空気。
[utako] 近衛:「ちゃんと、気をつけろよ。」
[utako] 門音:「何をよ。」
[arca_] #すぐ戻るとか言ったけど閉鎖空間にしまうので結構掛かる(ぉ
[utako] 近衛:「何をって………お前、戸籍とかねぇのに、なんだ………こ、こど」
[utako] 門音:「気が早いわよ!」
[utako] 近衛:「おぉ……そうか…そうか。」
[utako] #顎に手を当てながら、何やら、考える近衛。
[utako] 門音:「………それに、別に……礼香さんとなら、とか………」
[utako] 近衛:「俺も別に依存はねぇけどな……………30前で爺ちゃんって……」
[utako] 門音:「だから、近衛は気が早いのよ!一人で頭ん中で何考えてんのよ。もう。」
[utako] 近衛:「気が早いっつっても礼香も22だぞ?早い事なんてあるか。」
[arca_] 猫:『他人より己の身を考えてはどうかのう』
[utako] 近衛:「お………?猫か?」
[utako] 門音:「あ。猫君。」
[arca_] 猫:(後ろ足で頭をクシクシ
[utako] 門音:「猫君が、近衛は自分のほうどうなんだーってさ。」
[utako] 近衛:「お前、動物の言葉わかんのか?」
[utako] 門音:「ううん。」
[utako] 近衛:「いつから電波系忍者にジョブチェンジしたんだよ…」
[utako] 門音:「ちょ!割と当たってるって!そう言ってる気がするもん!」
[arca_] 猫:『電波とは失礼な。我の言葉は電波ではないぞ』
[utako] 門音:「だよねー。でも近衛は3次元より2次元しか愛せない駄目な人なのよね。」
[utako] 近衛:「俺は三次元も好きさな。当然、2次元も2.5次元も好きだ。」
[utako] 門音:「はいはい…法律に触れない彼女作ったら紹介してね。」
[utako] 近衛:「何か…納得できねぇさな…」
[arca_] 猫:『既に意中のものは居るのではないか?』
[utako] 近衛:「いねぇよ。俺は仕事してる方が楽しいしよ。」
[utako] #ん?と猫の方に視線を向けて、ぽりぽりと頬を掻いた。
[arca_] 猫:『本当かの?主からはいくつかのときめきを感じるぞ』
[arca_] #意訳=最近何人かにときめいただろ
[utako] 近衛:「まぁ、そういう気持を抱いたのは……認める。何か、妙に綺麗な人やら可愛い人やら、多いしな。この街。」
[arca_] #多いよね
[utako] 門音:「へへぇ?近衛にも春が来られたでござるか?」
[utako] #多いよね。
[utako] 近衛:「春もなにも来てねぇよ…何だかんだで、仕事してる方が楽しいしさな。」
[arca_] 礼香:「お待たせしました」
[arca_] #戻ってきた
[utako] 近衛:「お疲れさん。礼香、何か変な猫が居んだけど、化け猫か何か居んのか?」
[utako] 門音:「おかえり、礼香さん。」
[arca_] 礼香:「だだいま、門音さん。ええ、この神社に住み着いとる猫さんです」
[utako] 近衛:「礼香の神社だしな…変わった猫が居ても不思議じゃねぇか。」
[arca_] 礼香:「何か言われましたか?敏感な方には言葉が通じるそうです」
[utako] 門音:「要約すると、お前独り身だろ、好きな奴でもおるんとちゃうんか?的な事言われたさな。」
[arca_] #近衛のセリフですよね
[utako] #また名前をミスる
[utako] 近衛:「要約すると、お前独り身だろ、好きな奴でもおるんとちゃうんか?的な事言われたさな。」
[arca_] 礼香:「はは、そうですか」
[arca_] 礼香:「それで、おるんですか?」
[utako] 近衛:「お節介なお猫様だよ……ってお前もか。いねぇよ。」
[arca_] 礼香:「…本当に?」
23:53:51 ! Hisasi ("どっかいきたいなあ")
[utako] 近衛:「本当に。俺は3D作ってるほうが楽しいんだよ。」
[arca_] 礼香:「…そうですか。近衛さんなら」
[arca_] 礼香:「その気になればすぐだと思うんやけどなぁ」
[utako] 近衛:「その気になれば…って。俺はネクラオタクインドアの三拍子揃った野郎さな。そう直ぐにできるかって。」
[arca_] 礼香:「そうなんですか?顔もよろしいですのに」
[arca_] #そういう事はよく知らない<ネクラオタクインドア
[utako] 近衛:「男に言われても嬉かねぇさな。」
[arca_] 礼香:「はは。その気が無いのなら仕方ないですね」
[arca_] #お茶を飲み
[arca_] 猫:『光陰矢の如し。二十歳からの十年二十年など数を数える様に早いぞ?』
[arca_] #ふぉっふぉっふぉ
2010/08/30 00:00:00 end