語り部IRCログ #HA21 2009-01-14

霞ヶ池の闇

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2009/01/14 00:00:00
[Hisasi] 薗煮:「俺達の後ろに守りは無い、この地味かつ雑用にしかみえない作業こそが、最終防衛ラインだ」
[Hisasi] #ばん、とホワイトボードを叩く
[Hisasi] 薗煮:「誰にも感謝されずとも、その功績は上に認められずとも、俺は知っている、俺達は知っている、この地道な仕事こそがもっとも尊ぶべき守りの要であると」
[Hisasi] 薗煮:「…………各自、心に刻め」
[Hisasi] 警官達:「…………」<ごくりと息を飲む
00:02:38 TK-Leana -> TK-Sleep
[Hisasi] 薗煮:「よぉし、固い話は以上だ」
[Hisasi] #がらっと変わって、からからと笑い
[Saw] 弥生:(熱い、熱いよ薗煮さん! あんたほんまもんのデカだよ!)(感涙)
[Hisasi] 薗煮:「さて、ここからは具体的な班分けと、各チームごとの打ち合わせに移行する」
[Hisasi] #ゆっくりと見回して
[Suo_works] 古賀:「…………」
[Hisasi] 薗煮:「好きなもん同士でくっつくなよ?能力ごとにしっかり互いを補佐できるように!」
[Suo_works] 古賀:「(感謝されずとも、認められずとも、か……)」
[Hisasi] #この熱い男を殴り倒して片桐を追うんですか、古賀っち
[Hisasi] #ひどいや(えーっ)
[Suo_works] #そうありたい、常々そう思っていた筈。……でも今は?
[Hisasi] #技能13だから勝てますよ、余裕で
[Saw] 弥生:「はいはーい。私片桐さんと組みたいですー」(なんというKY)
[Suo_works] #殴るより殴られる方ですよ
[Suo_works] 古賀:「…………」
[Hisasi] 薗煮:「おう、警察庁からの刺客と県警随一のデカコンビか!熱いな!」
[Hisasi] #わっはっは
[Toyolina] #やよいたんw
[Hisasi] #ちなみに薗煮時空展開:13、妙なカリスマ:3により、一時特徴、士気高揚:3
[Hisasi] #がつくぜ
[Saw] #このところある種のタブーになっていた男の名前があげられた。場が一瞬静かになった。
[Hisasi] 薗煮:「……お前たち、信じるものはなんだ?」
[Hisasi] #低い声が響く
[Hisasi] 薗煮:「命令か?使命か?あるは……己の内の正義か?」
[Suo_works] 古賀:「…………」
[Hisasi] 薗煮:「真に守らねばならぬものはなんだ?」
[Hisasi] #眼鏡の奥、鋭い眼光が光った
[Suo_works] 古賀:「…………」
[Saw] 弥生:「大丈夫。みんな、胸の中に答えはありますよね」
[Hisasi] 薗煮:「……正義の為国家の為、と大儀をふりかざしさえすれば、いいのか?無論、俺達は警察官だ、それは大きな理由だ、だが」
[Saw] #ちょっと早かった。
[Saw] #薗煮さんの台詞の後に回します
[Hisasi] 薗煮:「だが、それ以上に……護らねばならぬものがあるはずだ」
[Hisasi] #このあとで
[Hisasi] 薗煮:「俺は信じるぞ」
[Saw] 弥生:(周囲の男達の顔を見てにんまりと笑う)「じゃあ、私と片桐さんでコンビ決定!」
[Hisasi] 薗煮:「おう!車両パワーを見せてやれ!」
[Hisasi] #あまり強くなさそうな響きですがキニシナイ
[Hisasi] #こんな感じで
[Hisasi] #古賀っちをいぢめている
[Hisasi] #薗煮は技能13だからその気になったら普通に殴り倒せるよ!
[Suo_works] 古賀:「……っ」
[Hisasi] #片桐をかばって立ちふさがる薗煮を、ぶっとばしちゃってもいいだよ
[Suo_works] #物心付いたときから自分を律することを学んで来たから、こんな形で殴ったりはしないよ!
[Hisasi] #あの熱い漢を、熱い魂を魅せた男を殴り倒して、お前は何を護ろうとしたんだい
[Suo_works] 古賀:「……(がたり」
[Hisasi] #ギリちゃん庇って、平坂を追い詰めようとするぜ薗煮
[Suo_works] #席を立ち、会議室から出ようと
[Hisasi] 薗煮:「…………」>じっ
[Hisasi] #背後に視線
[Suo_works] 古賀:「……何です?」
[Hisasi] 薗煮:「……いや」
[Hisasi] #だが、その眼鏡の奥の光は鋭い
[Hisasi] 薗煮:「……お前の目に映る、真っ直ぐ見た目だけを信じろ、今はそれだけだ」
[Hisasi] #あの男は真っ直ぐお前を見たかい?
[Suo_works] 古賀:「…………」
[Suo_works] #一瞬、口を開きかけ、そして噤む
[Suo_works] #果たして、どうだったのか――覚えていない
[Hisasi] #この後、ウヤダへ渡った資料は巡って薗煮の手に渡り、弥生さんと共に片桐解放と平坂追い詰めへと
[Hisasi] #そこに立ちふさがるのは、、、古賀?
[Hisasi] ----
[Hisasi] 薗煮が随分いい役をもらっている。
00:23:47 mikeUniv -> mikeZzz
00:25:06 ! miburo ("ぼんぼんぼんごれびあんこ")
[Hisasi] ----
[Hisasi] #吹利、どこかで。
[Hisasi] #建物の屋上
[Hisasi] 至:「…………」
[Hisasi] #ちょんと、立って
[Hisasi] #懐から数枚の札を出して
[Hisasi] 至:「飛翔」
[Hisasi] #ばっと宙に放る
[Hisasi] 声:「クエェ!」
00:30:58 MOTOI -> MOTOIbath
[Hisasi] #散った札は更に無数に分かれ、無数のチビ鴉に変ずる。
[Hisasi] 至:「……よおし、行け!」
[Hisasi] チビ鴉:「クエエエェェ!!」
[Hisasi] #ばさばさばさっ
[Hisasi] #飛んでゆく。
[Hisasi] 至:「……」>きゅっと目を閉じる
[Hisasi] #いわゆる目を飛ばす
[Hisasi] #眺界さんと似てるけどこっちは札
[Hisasi] #落とされても痛くないけど、人の目と同じほど精度は高くない
[Hisasi] #向かう先はダイナー周辺から円卓オフィス、そしてその周辺に渡る立川香方らが顔を出すと思われる周辺へ
[Hisasi] #飛び交うチビ鴉、円卓周辺からダイナーにむけて、動きを見る
[Hisasi] 至:「……むぅ」
[Hisasi] #ここ数日の追跡でも、怪しい様子はうかがえない。
[Hisasi] 至:「…………円卓は、本当に怪しいのでしょうか」
[Hisasi] #ここ最近の不穏な空気を悟りつつ
[Hisasi] 至:「……いやな風です……」
[Hisasi] #頬がざわざわする。
[Hisasi] #不穏な空気の元は
[Hisasi] 至:「…………この『気』は、円卓でなく、県警」
[Hisasi] #まるっこい目を細めて
[Hisasi] 至:「……そして」
[Hisasi] 至:「我が内、にも?」
[Hisasi] #いたるん、ボケかと思われたが。鋭かった。
[Hisasi] 至:「兄上、やはり……世は一筋ではいかないんですね」
[Hisasi] 至:「ならば、蒼雅として……水を討つ者として、動きます」
[Hisasi] #そして何事も無かった顔で、特におかしな点はないですーと、報告に戻る
[Hisasi] #腹芸できないってゆってたくせに、意外と
[Hisasi] #やる子でした
[Hisasi] ----
[Tihiro] #じゅんすいないたるんがそまっていくー(ぉぃ
[Hisasi] ----
[Hisasi] #どこか
[Hisasi] 巧:「……この度、わざわざお祝いありがとうございます」
[Hisasi] #ぺこりと頭を下げる巧
[Hisasi] じじい:「いやいや、めでたいことじゃ」
[Hisasi] #にぃっとわらう爺
[Hisasi] #吹利地鎮のちょっと上役といった風情
[Hisasi] 巧:「ありがとうございます、子を持つ親となった身、尚いっそう吹利地鎮の為に力を尽くす所存です」
00:51:12 ! MOTOIbath ("音々:「まさきセンパイの意外な一面を見ました」(メモってる")
[Hisasi] じじい:「うむうむ、巫女の血筋、当主の血筋も絶やしてはならぬ。三つ子とはこれは実に良い」
[Hisasi] 巧:「は」
[Hisasi] じじい:「巫女もそろそろ代を変わって、弧杖との子をなしてもらわねばならぬしな」
[Hisasi] 巧:「…………はい」
[Hisasi] #ていうか俺達、退魔師として地鎮の為にだけ生きる道具としかおもってねえのか、とか
[Hisasi] #一瞬よぎった
[Hisasi] じじい:「玖珂に婿入りした末子も、良き子をはようもうけて欲しいものだ」
[Hisasi] 巧:「…………至は、玖珂は、それほど火急に跡継ぎを望んではおりません」
[Hisasi] じじい:「何をいう、お前達蒼雅も玖珂も……地鎮と霊的治安の為にある存在、その血を継ぐ子を得ることは何よりも大切ではないか」
[Hisasi] 巧:「それは理解いたします、ですが、それはあまりなおっしゃりようではありませんか」
[Hisasi] じじい:「……霊獣の能力を失い、その穴を埋めるべく人員を増やすは必然であろう」
[Hisasi] #ふふん、
[Hisasi] 巧:「…………」
[Hisasi] じじい:「しかし霊獣失えど、その長年積み重ねた尊き血統は失われては居らん」
2009/01/14 01:00:00
[Hisasi] 巧:「……わかっております」
[Hisasi] じじい:「なればこそ、その血筋を絶やすことなく、これを高め更なる力とすることが必要ではないのかね」
[Hisasi] 巧:「理解はします、ですがそれを強要されるいわれはありません」
[Hisasi] じじい:「……なにを」
[Hisasi] #あの従順で何事にもよく従う蒼雅が
[Hisasi] #なんだか生意気です
[Hisasi] じじい:「随分と強気になっているようじゃのう」
[Hisasi] 巧:「そうとられますか」
[Hisasi] じじい:「いや、血気はやるというのも若さではあるが、しかし……一族を率いる者として自覚を持つべきであろうな」
[Hisasi] 巧:「…………(ぴき)」
[Hisasi] #ちょっと切れそうになった
[Hisasi] じじい:「そういえば、最近は怪しげな団体と懇意にしているとか……地鎮の任に就きながら、他に助力とは……その余力あらば他に回すべきものは沢山あろう」
[Hisasi] 巧:「……そうですね、しかし彼らのほうがよほど情を理解されているようですが」
[Hisasi] じじい:「吸血鬼が情とは、おかしな話もあるものだのう」
[Hisasi] 巧:「少なくとも我々の心情や状況を理解されて、良き友人としてあることは確かでしょうな。命じるのみで我らを使い潰すことしか考えぬ相手よりは、こちらも助力したいという気が起こります」
[Hisasi] じじい:「…………(生意気な口を)」
[Hisasi] 巧:「我々を使い潰して後悔されるのはあなたがただけではないことをお忘れなく」>にこりと笑って
[Hisasi] じじい:「……なかなか言うようになったものだ、ああ、あの円卓と名乗る連中の筆頭は……可愛らしい少女と聞く」
[Hisasi] #にぃ
[Hisasi] 巧:「…………」
[Hisasi] じじい:「若さゆえ、そういうこともあろうな」
[Toyolina] #いやんw
[Hisasi] 巧:「…………」>ムカつきました
[Hisasi] #穂波さんいたら殴ってました(いなくてよかった)
[Hisasi] じじい:「なに、子を持つ身ともなれば、いずれ落ち着こうほどに……これで至に玖珂と蒼雅の子が、梓に弧杖と蒼雅の子が望めれば」
[Hisasi] 巧:「…………」
[Hisasi] じじい:「紫は、もう分家として用をなせぬ身ではあるが……あれの血筋はもう望めんだろう」
[Hisasi] 巧:「……(むかっ)」
[Hisasi] 巧:「……お役目殿、その言葉は我が妹を愚弄するものと判断いたしますが」
[Hisasi] じじい:「なんだ、その目は」
[Hisasi] 巧:「紫だけではない、我が姉、弟、そして我が蒼雅を……」
[Hisasi] じじい:「……なんだ、その目は」
[Toyolina] #当主さま……つд`)
[Tihiro] #頑張って当主様
[Hisasi] 巧:「我が蒼雅は、その霊獣を使役せし力を失いました……が、吹利の地鎮としての任を一度として忘れたことはありません」
[Hisasi] 巧:「しかし、我らはお役目様方の下僕ではない、御霞の守護は我らが意志」
[Hisasi] じじい:「……何を」
[Hisasi] 巧:「凝り固まった悪しき老害には従えぬ!我ら蒼雅に対する愚弄、許さん」
[Hisasi] じじい:「……こ、こ、この若造め」
[Hisasi] 巧:「わたしを若造と侮るならば、どうぞ、御霞の護りから我らを引き上げるがよろしい」
[Hisasi] #ずい
[Hisasi] 巧:「……自らその身を危険にさらすことなく、命じるだけの身分はさぞかし居心地がよいことでしょう」
[Hisasi] 巧:「あなた方も前線にお出になるがいい」
[Hisasi] じじい:「…………(う)」
[Hisasi] 巧:「我らが、どれほどの想いで任につき、これを護ってきたか、ご理解いただけるでしょう」
[Hisasi] じじい:「…………若造が(くっ)」
[Hisasi] 巧:「ええ、若造です。血気流行った」
01:30:11 ! ER ("話をまず一つ書いた。次は06だ。")
[Hisasi] 巧:「気に食わなければ断じられればいい、覚悟は致します。それで守護が回るならば」
[Hisasi] じじい:「…………」>まわらないです
[Hisasi] 巧:「……若者の失礼な言動、非礼をお詫びいたします(しゃあしゃあと)」
[Hisasi] じじい:「……ふん」
[Hisasi] 巧:「祝い、ありがたく頂戴いたします。今日の所はお引取りください」
[Hisasi] じじい:「…………今日は引こう(ふんっ)」>強がり、ちくしょー
[Hisasi] 巧:「秋芳、お役目さまがお帰りだ、案内せよ」
[Hisasi] 秋芳:「ははっ、当主さま」
[Hisasi] #秋芳に案内されて精一杯強がってじじい退散
[Hisasi] 巧:「……墨染」
[Hisasi] 墨染:「はっ、お側に」
[Hisasi] 巧:「清めておけ」
[Hisasi] 墨染:「ははっ」
[Hisasi] #お清めの塩
[Hisasi] #たくみんも強くなりました
[Toyolina] 塩まかれた!
[Hisasi] #つーか、ちょっと強気になりました。
[Hisasi] ----
[Toyolina] #子供出来たから!
[Hisasi] #ぱぱだからね!
[Tihiro] #鉛鈕:「……なんというか、私が来たばかりの時と大違いだ」(感想。
[Suo_works] #パパは強し!
[Hisasi] 理不尽な要求を突っぱねることができるようになりました。
01:35:57 fukaNeoki -> fukaFuton
[Hisasi] こんな会話が会ったとまそっぷやうっちゃんに茶飲みながら話せるほどに、強くなった。
[Toyolina] かっけえぜ
[Tihiro] かっこいいね!
2009/01/14 02:00:00
02:29:19 + Saw_vaio(~UserID@116-64-138-28.rev.home.ne.jp) to #HA21
02:47:50 ! Hisasi ("化学反応おそるべし。")
02:49:18 ! Suo_works (EOF From client)
2009/01/14 03:00:00
03:08:43 ! Tihiro ("なんと腰抜けな奥儀!")
2009/01/14 04:00:00
2009/01/14 05:00:00
2009/01/14 06:00:00
2009/01/14 07:00:00
07:47:09 mikeZzz -> mikeUniv
2009/01/14 08:00:00
08:44:19 ! Saw ("See you...")
2009/01/14 09:00:00
09:00:00 ! kataribe ("auto down")
09:02:49 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA21
09:31:24 ! sf_tx2105 ("TRPG.NET CM: http://irc.cre.jp/headline/ から会話記録を公開したテーマ別のチャンネルが辿れます。興味を持たれましたらどーぞ。")
09:51:08 ! Toyolina ("")
09:54:27 + Toyolina(~Toyolina@r-115-36-174-24.g208.commufa.jp) to #HA21
09:55:09 + sf_tx2105(~sf@dhcp1.cre.ne.jp) to #HA21
2009/01/14 10:00:00
2009/01/14 10:00:01
10:00:36 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA21
10:10:33 + NaggyFish(~naggyfish@p92546f.fkoknt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA21
2009/01/14 11:00:00
11:53:18 arcamesi -> arcaey
11:53:21 arcaey -> arcawy
2009/01/14 12:00:00
12:26:28 + fukanju(~fukanju@KD124210234024.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA21
2009/01/14 13:00:00
2009/01/14 14:00:00
2009/01/14 15:00:00
2009/01/14 16:00:00
16:09:22 + ToyoX200(~ToyoX200@r-115-36-174-24.g208.commufa.jp) to #HA21
2009/01/14 17:00:00
2009/01/14 18:00:00
18:01:40 arcawy -> arca
18:28:51 ! NaggyFish ("きゅうけい")
18:38:50 arca -> arcamesi
2009/01/14 19:00:00
19:30:11 + arca(~arca@p1199-ipbf3003hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp) to #HA21
19:33:45 + Saw(~UserID@116-64-138-28.rev.home.ne.jp) to #HA21
[Saw] ---三年前 秋 夕凪の家
[Saw] 鷹晃:「久しいな、なずな」
[Saw] なずな:「あまり顔を出さず申し訳ありません、兄様」
[Saw] 鷹晃:「よいのだ。お前の活躍は聞いておる。夕凪の家に連なるものとして誇らしく思うぞ」
[Saw] なずな:「……ありがとうございます」
19:58:44 + NaggyFish(~naggyfish@p92546f.fkoknt01.ap.so-net.ne.jp) to #HA21
2009/01/14 20:00:00
[Saw] 鷹晃:「ほら、もう少し近くに寄らんか。せっかくの再会だ、次期当主殿へ酌くらいはさせよ」
[Saw] なずな:「いえ、私はお酒は苦手なもので……」
[Saw] 鷹晃:「まあそう言うな。聞けば葉月の家の嫡子殿とはしばしば飲んでいるそうではないか」
[Saw] なずな:「どうでしょうか……飲むと覿面記憶が飛んでしまうものですから」
[Saw] 鷹晃:「まあいい。若いうちは多少の火遊びに興じるのもいたし方あるまい。序列が下である葉月殿であれば相手としても丁度よかろう」
[Saw] なずな:「……」
[Saw] 鷹晃:「しかしなずな、兄として忠告しておくが勘違いしてはならぬぞ」
[Saw] なずな:「勘違いなどしてません」
[Saw] 鷹晃:「ほう」
[Saw] なずな:「無論、遊びのつもりでもありません」(兄の目を見る)
[Saw] 鷹晃:「面白いことを言う。それでは何か。次期当主殿は葉月に夕凪を売り渡したいと、そう申すか」
[Saw] なずな:「そのようなつもりはありません」
[Saw] 鷹晃:「お前にそのつもりがなくともそう言う事であろうが」
[Saw] なずな:「……」
[Saw] 鷹晃:「お前からすれば退魔の家など時代に取り残された遺物に過ぎんのだろうが、一族郎党数十名の生活を支えているのはその黴臭い伝統であると心得よ」
[Saw] なずな:「彼は、うちを乗っ取ろうなんて考える人じゃありません」
[Saw] 鷹晃:「だからお前は物を知らぬというのだ」
[Saw] なずな:「お言葉ですが兄様よりは彼の事は知ってます」
20:19:27 NaggyFish -> MesiNaggy
[arca] #おっほ
[Saw] 鷹晃:「青二才の事などどうでもよい。俺は葉月の家の事を言っているのだ」
[Saw] なずな:「……」
[Saw] 鷹晃:「勝手とは思うが、桐露家との婚姻の話を進めておいた。当主の董重郎殿は40過ぎだが子がいない。また昨今経済的に苦しいうちと違い商業的にも成功しておられる方が。申し分あるまい」
[Saw] なずな:「え……?」
[Saw] 鷹晃:「退魔の役目も重要だがお前は女だ。子を為して早々に家に入れば長生きも出来よう。これが俺の親心と知れ」
[Saw] なずな:「ちょっと待ってください。桐露様はご結婚されてるではないですか」
[Saw] 鷹晃:「子が出来なかったのだ。今の奥方も理解しておられる。それに、董重郎殿もいたくお前を気に入っていておいでだ」
[Saw] なずな:「嫌です。絶対に嫌」
[Saw] 鷹晃:「ふむ、俺からこの家を奪っておいて今更責任だけ果たさぬとは言わせんよ」
[Saw] なずな:「そんな今更……」
[Saw] 鷹晃:「才能があるだの天才児だの言われていささか図に乗りすぎていたのではないか。もうお前も24だ。身の程を知り大人になれ」
[Saw] なずな:(席を立つ)「……失礼します」
[Saw] 白袴の男:「お館様、よろしいのですか」
[Saw] 鷹晃:「放っておけ。あれが何をしようが結局は俺の言うとおりになる」
[Saw] ---
[Saw] ---翌日、なずなの家
[Saw] なずな:(休日の朝から何かにとり付かれた様に刀の手入れをしている)
[kurov] サキ:「どうしたの、なずな。奏一君と喧嘩でもした?」(なずなの肩に手を置き)
[kurov] サキ:「刃物はやめときなさいよ?」(冗談めかして)
[Saw] なずな:「ううん。そんなことないよ」(表情が硬い)
[Saw] なずな:「し、しないよそんなこと!」
[kurov] サキ:「……「兄様」に何か言われた?」
[Saw] なずな:「サキはなんでもお見通しだね……」
[kurov] サキ:(なずなの横に座る)「なずなのことだからね。反対でもされた?」
[Saw] なずな:「仕方ないの。あの人が継ぐはずだったもの全部奪っちゃったのは私だもん」
[Saw] なずな:「全然別の人と結婚しろ、だってさ」(あはは)
[kurov] サキ:「……なずな。あなたの所為じゃないわ。半ば無理矢理だったじゃない。負い目に感じることなんてないわよ」
[kurov] サキ:「どこもかしこも家、家、ね。お相手は?」
[Saw] なずな:「桐露って家の御曹司。といってももう40過ぎのおじさんで結婚もしてるんだけど……」
2009/01/14 21:00:00
[kurov] サキ:「桐露……。ふむ。」
[kurov] サキ:「それでなずなはどうするつもり?」
[Saw] なずな:「仕方ないよ。そういう家だもん……」
[kurov] サキ:(ぺし、と頭を叩く)「仕方なくない。奏一君のこと、本気なんでしょうが」
[kurov] サキ:「家なんて捨てちゃいなさいよ。駆け落ちでもなんでもしたらいいじゃない。」
[Saw] なずな:「そ、そんな……」
[Saw] なずな:「無理だよ。そんなの」
[kurov] サキ:「ムリじゃない。なずな。なずなはずっと家に縛られてきたじゃない。あの時からずっとだわ。確かに退魔業は血が大事だわ。家に依存してこそ生きられる。でもね」
21:06:48 + MOTOI(~MOTOI@202-72-78-136.cnc.jp) to #HA21
[kurov] サキ:「もうそんな時代じゃない。そうでしょ?夕凪だって葉月だって、桐露だってそうよ。古い慣習に縛られて、一歩も前に進んでない。未来なんてないわ。ただしがみ付いてるだけ。」
[Saw] なずな:「……それは、そうかもしれないけど」
[kurov] サキ:「私はなずなの気持ちが大事。なずなも、なずなの気持ちを大事にしなさい。」
[Saw] なずな:「私の気持ち……」
[kurov] サキ:「そう。」(なずなの目をじっと見る)
[Saw] なずな:「やだ、やっぱり私やだよ……駆け落ちって、どうしたらいいのかなっ。ドラマみたいに遠くに行って一緒にお仕事探したりして、あ、でも国内じゃすぐに見つかっちゃうかな」
[kurov] サキ:「うん。そうね。海外もいいかもしれないわね。奏一君とよく相談なさい。お互い家には苦労させられてるんだし。協力は惜しまないわよ」(なずなの頭を撫で、笑ってみせる)
[Saw] なずな:「うん。ありがとうサキ!」(ぎゅっと抱きしめる)
[kurov] サキ:「ま、とりあえず……桐露、ね。会ってみるわ。破談になればとりあえず、駆け落ちの必要もないでしょう?」
[Saw] なずな:「サキ、危ないことしようとしてる?」
[kurov] サキ:「まさか。紳士的に話をするだけよ。なずなは何も心配しなくていいから、ね」
[Saw] なずな:「危ないことだけは絶対にしないでね。約束」
[arca] #ふぅむ
[kurov] サキ:「……ん、約束」(なずなの小指と小指を絡ませる)
[Saw] ----
[Saw] すごく死亡フラグに見えるw
[Saw] サキ、惜しい奴を……
[kurov] 見えるw
[Toyolina] #まったくもって。死地をかぎつけるその嗅覚w
[kurov] 桐露の家のビジネス関連の穴を調べあげそれを材料に交渉に向かい。
[Saw] つかまって殺される
[kurov] そしてしぬ!やりすぎたサキ
[Saw] なんで今生きてるんだという話になるので殺してはいけないw
[arca] 所謂過去話、不思議な安定感
[Toyolina] 今居るサキさんは……
[Toyolina] 1.死体である
[Toyolina] 2.生き霊である
[kurov] ああ、だからタイプ名がジェミニだったんだ。
[Toyolina] 3.双子の弟カノンである
[kurov] おとこだった!w
[Saw] まあ、順当に人質にさせてもらいましょうね^^
[arca] 死にたがりめ
[kurov] 死にたがりじゃないよ!
[arca] 京:「話聞いてやるだけで良いのに。おせっかい焼きだなサキは」
[kurov] サキ:「あら、京だってそうでしょう?やっぱり、幸せになって欲しいじゃない。周りには。」
[kurov] #で、いまなんですかねむかしなんですかね
[arca] #昔で、捕まる直前辺りじゃないかと(ぉ
[kurov] #じゃあセリフちょっと変更
[kurov] サキ:「あら、京だってそうでしょう?……幸せになって欲しいのよ。なずなには。」
[kurov] サキ:「ほっとけないし、ね
[kurov] 」
[arca] 京:「あたしは脇腹はつつけど背を押したりはしないねー。まサキの方がなずなの事は知ってるんだろうけど…経験上、あたしはシキみたいにはできないかな」(お酒飲みつつ
[arca] #サキみたいには
[kurov] サキ:「退魔の家はいろいろあるわよね。……わかるけど、ま、大丈夫よ……大丈夫」(グラスの氷を眺め)
[TK-Sleep] # わかった、今居るサキはなずなが水の力でよみがえらせたんですよ。本人も周囲も知らない
[kurov] #うわあ。
[arca] #よくわからない
[arca] 京:「頑張ってみなサキ。もししくったらフォローしてやる」
[kurov] #実は水の怪はサキの方だった。なずなは利用しただけ。破滅と知っていながら利用して、水道局にいられなくなって姿を消した。水堕ちの誤解を背負ったまま。なにその共倒れエンドw
[kurov] サキ:「ふふ、お願いね。信頼してるわ」
[arca] #簡単に言うと京は家を出奔した人。この歳で色々経験済みなのだ
[arca] 京:「いい加減な人間を信用しちゃいけないよ」(げらげら
[kurov] サキ:「ふふ、京はいい加減なんかじゃないわ。乱暴に見えるけど、ね」
[arca] 京:「あっそ。とりあえずほめ言葉として受け取っておくぜ」
[arca] #ぐびぐび
[arca] 京:「オヤジ!ちくわと酢蛸。あと焼酎おかわり」
[kurov] サキ:「私はこのくらいにしておくわ。それじゃ、また」
[arca] 京:「あーそう?じゃあな。オヤジ、酢蛸キャンセルね。また明日なーサキ」
[arca] ---
[arca] ああ、そういうことか。わかったぞ
[arca] 様子見や
[kurov] どういうこと!?
[arca] サキさんはどんな身の上なんでしょう
[kurov] ミステリアス。
[kurov] 出張とか行ってるあたりどっかの事務所に所属してそうですが。
[arca] なずなと幼なじみで、普通の家のご出身?
[kurov] 家は多分普通なんじゃないでしょうか。家族の誰かが退魔系に繋がりがあるのかも。
[arca] にゃるほど
21:53:42 TK-Sleep -> TK-Away
21:54:03 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA21
[arca] 京:「…でしゃばって痛い目みる必要はないんだけどな。左王、こっそりサキの様子見ときな」
[arca] 左王:「御意」
[kurov] #たぶん仕事も順風満帆で自信過剰気味になってる時期なんでしょう
[arca] #京の言葉は自分とサキに宛てたもの。どちらかと言うと自分寄りに
21:58:33 + Suo(~username@ppxl087.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA21
21:58:33 ! MesiNaggy ("(ぷしう")
21:59:13 Suo -> Suo_works
2009/01/14 22:00:00
[Hisasi] ----
[Hisasi] #夜。
[Hisasi] #一人の男が歩いている。
22:04:25 ! Suo_works (EOF From client)
[Hisasi] #コンビニの弁当が入ったビニール袋と、別袋に入ったビール
[Hisasi] #歩き方は少し安定しない
[Hisasi] 清水:「…………」>かつ、かつん
[Hisasi] #靴音とは少し違う固い音がアスファルトに響く
[Hisasi] #慣れているようだが、その歩き方は普通とは少し違っていた
22:07:33 + Suo(~username@ppxl087.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA21
[Hisasi] #その右足は不自然に動かず
[Hisasi] #義足であるということは、傍目にもわかった。
[Hisasi] 清水:「…………ふぅ」
[Hisasi] #一息ついて、襟元を寄せる。
[Hisasi] #ここで転倒して誰かに助け起こしてもらおうか、どうしようか、
22:09:54 Suo -> Suo_works
[Hisasi] 清水:「沁みるねえ、冬はよう」
[Hisasi] #斬りおとされた足が疼く
[Hisasi] #固い義足で体を支えつつ、再び歩き出す。
[Hisasi] #男が義足をつけるようになって、早三年。
[Hisasi] #今まで山歩きで随分体を鍛えていたが、それもままならず、好きだった散歩も以前ほどにはできなくなって。
[Hisasi] 清水:「……よっと」
[Hisasi] #慣れた筈の右足を上げて
[Hisasi] #歩き出す。
[Hisasi] #早く帰宅して、熱いタオルで足を拭って、ひとっぷろ浴びよう。
[Hisasi] #そんな時、
[Hisasi] 清水:(かつかつ)
[Hisasi] #歩いていた右足の踵が不意に沈んだ。
[Hisasi] 清水:「うぉっ」
[Hisasi] #誰かが捨てたらしい雑誌
[Hisasi] #ちょうど明かりの境目で見えなかった
[Hisasi] #そのまま足を滑らせて
[Hisasi] 清水:「いてっ」
[Hisasi] #おもいっきりしりもちをつく
[Hisasi] 清水:「……って、ててて……」
[Hisasi] #咄嗟に起き上がろうとするも、思うように右足が動かず、立ち上がれない。
[Hisasi] 清水:「……はは……情けねえなぁ」
[Hisasi] #サチコ:「……ほら、父。歳なんじゃないの?」
[Hisasi] #今はもういない娘の声
[Hisasi] 清水:「…………」
[Suo_works] #登場して良いタイミングになったら通りかかりますです
[Hisasi] #おうけえ
[Hisasi] #おっさん、ひっくりかえったまま空見てます
[Hisasi] #いい月です
[Hisasi] 清水:「…………はは(疲れたように笑う)」
[Suo_works] 弓削:「……どうした?」
[Hisasi] 清水:「おや」
[Suo_works] #低く抑揚の無い声
[Hisasi] #おうふ、副長が
[Suo_works] #大柄で無表情なターミネーターのような男がうっそりと立っている
[Hisasi] 清水:「副長さん、こりゃみっともねえとこを」
[Hisasi] #のてのてと体を起こして
[Suo_works] 弓削:「……」
[Suo_works] #立つのに苦労しているようだったら無言で手を貸し
[Hisasi] #じゃあ、手貸してもらって
[Hisasi] #よたよたと立つ。
[Hisasi] 清水:「すいませんね、ちっとドジふんじまって」
[Hisasi] #へへっと笑ってるけど、どこか疲れたような顔
[Suo_works] 弓削:「いや、構わない」
[Hisasi] #三年前、右足を失い。『水』の薬物により娘を失い。元妻は重度のうつを煩い、今はアルコール依存症治療施設にいる
[Suo_works] #抑揚に欠ける、おおよそ感情など無いのではという声
[Hisasi] 清水:「ひっくりかえったら、妙にいい月がでてやがったもんで」
[Hisasi] #へへへ、と
[Suo_works] 弓削:「確かに、良い月だ」
[Hisasi] #全くの一般人だった清水が何故あんな事故があった後も対策室にいるのか
[Suo_works] #空を見上げ
[Hisasi] #室長をはじめ誰もわからない
22:28:34 TK-Away -> TK-Leana
[Hisasi] #ただ、いつもへらへらと軽い調子で事務仕事をこなし、乞われればその優れたダウジング能力であらゆるものを探知する
[Hisasi] 清水:「ま、ただですっころんだってよりも、そのほうがいいやな。負け惜しみだけどよぅ」
[Suo_works] 弓削:「ふむ」
[Hisasi] 清水:「副長さんも帰りかい、遅いもんだね」
[Suo_works] 弓削:「いつもの事だ」
[Hisasi] 清水:「はは、相変わらずだねぇ」
[Suo_works] 弓削:「…………」
[Suo_works] #表情一つ変えずに
[Hisasi] 清水:「メシは?コンビニメシばっかじゃ、体壊しますよ、俺のことですがねぇ」
[Hisasi] #へらへら
[Hisasi] #お弁当の袋と、ビールの入った袋片手に
[Hisasi] #アレからずっと、毎日一人でコンビニ弁当と缶ビール
[Suo_works] 弓削:「問題は無い。食わずとも生きていられる」
[Hisasi] 清水:「霞を食って?はは、そいつはいいや」
[Suo_works] #魔術で肉体を維持しているので食料が要らないとか何とか
[Suo_works] 弓削:「そんなものだ。……食うものが霞かマナかの違いというだけか」
[Hisasi] 清水:「……そいつぁ便利……いや、少し、さみしくはあるなぁ」
[Suo_works] 弓削:「素質の要る術では無い。機会があれば手解きするが……ふむ」
[Hisasi] #そのまま家まで歩いて送ってくれると嬉しいヨ
[Suo_works] 弓削:「家は向こうだったな。送ろう」
[Hisasi] 清水:「お、悪いねえ副長さん」
[Hisasi] #よたよた、と
[Hisasi] #すっころんだときに、したたかに腰を打った様子。
[Suo_works] 弓削:「転んだときにぶつけたか?」
[Hisasi] 清水:「はは、ざまぁねぇなあ、ちっと腰うっちまった」
[Hisasi] #腰をさすりつつ
[Suo_works] 弓削:「……」
[Hisasi] #よたよたと、右足をささえつつ
[Suo_works] 弓削:「じっとしていろ。応急処置を施す」
[Suo_works] #片手で小さく印を切りつつ何事かを口にした後、もう片方の手を清水さんの腰に当てる
[Hisasi] 清水:「……お?」
[Suo_works] #痛みが消えるよ!(多分)
[Suo_works] 弓削:「骨には影響は無いようだ。心配ならば寝る前に湿布を張っておくと良いだろう」
[Hisasi] 清水:「おう、すまねえな、副長さんよう」
[Hisasi] #ヘラヘラ笑って、肩を叩く
[arca] #副長もガチムチだったのか
[Hisasi] #えーっ
[Suo_works] 弓削:「かまわん。……生身と変わらないように動かせる義足もある。伝があるから誂えても良い。今みたいなことを防げるだろう」
[Suo_works] #ターミネーターみたいな感じです。デカくてゴツくて無表情
[Hisasi] 清水:「…………いや、そいつはいいや。こいつのままでいい」
[Suo_works] 弓削:「そうか」
[Hisasi] #こつこつと、固い義足で地面をかるくたたいて
[Hisasi] #色々思うところがあるのか
[Suo_works] #『何故』とは聞かない
[Hisasi] #忘れないためか
[Suo_works] 弓削:「…………」
[Suo_works] 弓削:「確か、ここだったな?」
[Hisasi] 清水:「…………ああ、助かった」
[Hisasi] #ぼろい安アパート
[Suo_works] 弓削:「構わん」
[Hisasi] #中に明かりはついてない。
[Suo_works] 弓削:「では、俺はこれで失礼する。明日も調子が悪いようなら室長には伝えておくが」
[Hisasi] 清水:「おう、ありがとさん。ま、今度うめあわせでもさせてくれや」
[Hisasi] #へらへらと手を振って
[Suo_works] 弓削:「期待する。では」
[Suo_works] #歩き去る
[Hisasi] #で
[Hisasi] #薄っぺらい戸を開けて
22:52:16 + Saw_vaio(~UserID@116-64-138-28.rev.home.ne.jp) to #HA21
[Hisasi] #部屋は散らかっては居ないが、対して片付いてもいない
[Hisasi] 清水:「…………」
[Hisasi] #ぱちんと、明かりをつけて
22:54:08 + MOTOI(~MOTOI@202-72-78-136.cnc.jp) to #HA21
[Hisasi] #テーブルに弁当とビールを置く
22:55:04 ! Saw ("See you...")
[Hisasi] 清水:「…………」
[Hisasi] #どかっと、椅子に座って
[Hisasi] #一人
[Hisasi] 清水:「…………はは」
[Hisasi] #疲れたように笑う
[Hisasi] #テーブルの上に積まれた新聞
[Hisasi] #空のコップ
[Hisasi] #その端に置かれた水道局の書類
[Hisasi] 清水:「…………」
[Hisasi] #慣れた筈の一人の暮らし。
[Hisasi] #水道局の書類の脇におかれた
[Hisasi] #診断報告書
[Hisasi] #元妻の状況についての……
2009/01/14 23:00:00
[Hisasi] #アルコール依存症で断酒治療を行っているものの、思うようにはいかない様子。うつ症状も重く、さらに悪化するようなら別病棟へ、と
[Hisasi] 清水:「…………」>うつむいた
[Hisasi] #その視線は
[Hisasi] #片隅に置かれた写真立てに移る
[Hisasi] #制服姿でピースサインをする
[Hisasi] 清水:「……サチコ」
[Hisasi] #泣き笑いの声で
[Hisasi] 清水:「……はは……」
[Hisasi] #笑う声も力なく
[Hisasi] 清水:「…………サチコ」
[Hisasi] #両手で顔を覆う
[Hisasi] #清水さんの現在
[Hisasi] ------------
[Hisasi] やっぱり不幸になった。
[Toyolina] 不幸すぎる!
23:16:09 + gombeLOG(~username@ntkyto082166.kyto.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA21
23:17:17 ! ToyoX200 ("Leaving...")
[arca] 中年の哀愁
[arca] そしてターミネーターナカーマ
[Suo_works] 重い!重いよ!
[arca] #そうすけ:「…」(むぃーん
[Suo_works] #ゆげ:「…」(むぃーん
[Hisasi] #うやだ:「……にたよーなのがいるんだな」
[Hisasi] #ぼそ
[Suo_works] #ゆげ:「よくあることだ。せかいにはそっくりがさんにんはいるという」
[Hisasi] #うやだ:「……三人もいたら」
[Hisasi] #すげーあっぱくされそうだな、とか思った
[Hisasi] #そして、未来世界からきた陣内副長とはちあわせたりすると
[Hisasi] #うやだ:「…………ほんとに居る(げんなり)」
2009/01/15 00:00:00 end