語り部IRCログ #HA21 2009-02-08

霞ヶ池の闇

過去ログを示すのにはHTML版の語り部IRCログ #HA21 2009-02-08をご活用くださいませ。

2009/02/08 00:00:00
00:06:19 Tihiafk -> Tihipon
00:45:41 ! Saw ("See you...")
00:57:17 ! MOTOI ("ぐてー")
2009/02/08 01:00:00
[Toyolina] 狭間全般Wiki - 雪女 http://hiki.kataribe.jp/HA/?YukiOnna
[ToyoX200] 便宜上こっちにログまとめたよ
[Hisasi] おおー
[ToyoX200] タイトル思いついたら移すかも
01:12:46 ! miburo ("シンタックスエラーです")
[Hisasi] ----
[Hisasi] #FROZEN ROSES
[Hisasi] #深夜
[Hisasi] #もう店に人はなく
[Hisasi] #一人の女がゆったりとカウンターに座ってグラスをゆらしている
[Hisasi] #ゆるいソバージュの黒髪
[Hisasi] 氷冴:「……変わらないわね、年月が過ぎても、私たちは」
[Hisasi] #里を下りた理由は男でした
[Hisasi] #偶然、迷い込んだ退魔師の男と恋に落ちて、そのまま反対を振り切って吹利へと
[Hisasi] #連れ添って生きて、それでも男は老いて死んでいった
[Hisasi] #そのまま戻るでもなく、この地にいる
[Hisasi] #男が居ない下界になぜ留まるのか
[Hisasi] #氷冴自身にももうわからない
[Hisasi] 氷冴:「……戻りたいのかしらね、彼女は……」
[Hisasi] #でも戻れないんだろうな、とは思う。そうでなければ追っ手が出るとも思えない。
[Toyolina] #ええまあ^^
[Hisasi] 氷冴:「なごり……あなたまでこちらに魅入られたりしなければいいのだけどね、」
[Hisasi] #一旦、外の世界の味を覚えると戻れなくなるからね。経験者は語る
[Hisasi] #一度、華やかな世界(歌舞伎町)を知ると田舎にもどれないぜ
[Hisasi] #寂れたバーのママは語る
[Toyolina] #都会の遊び(ぷよぷよ)はもう教えられてしまいましたが
[Hisasi] #惚れた男とかはいなさそげなんで大丈夫だろうとは思ってる
[Hisasi] 氷冴:「…………」
[Hisasi] #ちらと、視線がカウンターの奥の棚に
[Hisasi] #懐中時計がおいてある。
[Hisasi] 氷冴:「…………ふふ、おかしいわね。久しぶりの同胞に……少し色々思い出しちゃったかしら?」
[Hisasi] #笑って
[Hisasi] #席を立って、明かりを消して部屋へと戻る。
[Hisasi] ----
[Hisasi] -----
[Hisasi] #○月○日、晴。 日差しがきつい、夕べはよく寝付けなかった分、日の光が目に眩しい。本日、九州博多湾より輸送船団にて出港する。出陣壮行会から数えて五ヶ月、初めて踏んだ九州の地をまるで見ないうちに旅立つこととなる
[Hisasi] #心細さはあれど、幸い同郷の広島の出だという内藤という友人のおかげで退屈な授業も乗り越えられた
[kurov] #カカッ
[Hisasi] #しかも謙虚
[Toyolina] #言葉遣いは奇妙だが妙に心に残る
[Hisasi] #しかも行動がはやい、もう来た、メインきた
[Toyolina] #確定的に明らか。心に残る。
[Toyolina] #ストレスがマッハ。横文字にも強い。
[Hisasi] #猛烈に眠かったが、内藤が手際よく準備を進めて助かった。しかも流暢に英語や擬音を交えて話すさまはいかにも世慣れた風で実に頼れる
[Hisasi] #おかげで、日が落ちる頃には船室で休息にありつけた。この日の為に母に頼み込んで送ってもらった秘蔵のコインチョコを二つ進呈した
[Hisasi] #こっそりチョコレート一杯おくってもらったそうです
[Hisasi] #荷物の底に隠してもちこんだ
[Hisasi] #○月△日、曇。甲板にて、三月も半ばだが海からの風は冷たい。見渡す限りの海原、海とは青いものだと思っていたが、海は黒い、吸い込まれるようだ。
[Hisasi] #デッキの掃除をしながら、時に内藤と言葉を交わす。案外住んでいたところは近かったらしい、ほんの線路を境にしたところに住んでいたという
[Hisasi] #そういえば、庭の剪定はどうしているだろう
[Hisasi] #柿はいいとして、琵琶はそろそろ葉を落とさないとまた日陰ができて文句をいわれそうだ、母に任せるのは甚だ不安
2009/02/08 02:00:00
[Hisasi] #桃栗三年柿八年、今年は味わえないだろう
[Hisasi] #いつの日か帰る、進軍せよ、そして勝ち残れ
[Hisasi] #○月□日
[Hisasi] #多くを語りたくない
[Hisasi] #船団が、サイゴン上陸目前にして、敵アメリカ艦の攻撃を受けた
[Hisasi] #生き残った艦は我々だけだという、連絡が途絶えて久しい
02:08:52 ! ER ("よろしい。では難儀だ!<まて")
[Hisasi] #他の艦には、同じく九州にて訓練を受けた同胞が多くのっていた。顔も覚えている、出征前に撮った写真も
[Hisasi] #内藤は一言も口をきかなかった、他の誰も、
[Hisasi] #供養になるものなどなかった。同じく甘いもの好きだった仲間の顔を思い浮かべて、コインチョコをひとつ海に投げた。
[Hisasi] #慰めになったかは、わからない
[Hisasi] #
02:14:24 ! Ruki ("Leaving...")
[Hisasi] #○月×日 晴。あれから数日、未だに目を開ければ、暗い海の水面が広がるばかり。博多湾よりでて幾日、サイゴンへ上陸できるのはいつの日か。出陣壮行会からどれほどすぎたのか。ほんの僅かのことのはずなのに、もう何年も時が過ぎてしまった気がする
[Hisasi] #最後にあの柿を頬張ってから、一年も過ぎていないはずだというのに
[Hisasi] #甲板に出る気にもなれず、船室で膝を抱えて過ごした。目に浮かぶのは真夏の光景
[Hisasi] #よく冷やした緑茶にシロップをひと匙、夏の暑さに心地よい、硝子の器に鮮やかな緑。目を閉じると真夏の日差しと芯まで響くセミの声が聞こえるようだ。
[Hisasi] #サイゴンも暑い日々が続くと聞いた、だがそれは日本の夏ともまるで違う焼きつくような日だという。
02:17:17 + Ruki(~Ruki@p1025-ipbfp2301tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp) to #HA21
[Hisasi] #果物も豊富だと言うが、正直あまり期待はできない。
[Hisasi] #やはり日本の果物が恋しくなる、チョコレートや砂糖菓子とも違う、あのほのかな甘さや熟れすぎたあまったるさはまた格別だ
[Hisasi] #初夏は水蜜桃、夏は枇杷、秋は庭の柿……落ちる寸前くらいが丁度良い
[Hisasi] #そういえば、太郎(犬)は元気でいるだろうか。
[Hisasi] #母では散歩に行くのも一苦労だろう、運動不足で太ってしまわないことを祈る
02:25:30 ! Suo (EOF From client)
[Hisasi] #△月□日 雨ともつかぬ空。 考えるのが億劫な時、内藤と故郷の話をする
[Hisasi] #住んでいた場所が近かったせいか、幼い頃遊んだ場所は予想以上にかぶっていたようだ
[Hisasi] #ともすれば、幼い頃すれちがったのかもしれない。思い起こすと笑みがこぼれる
[Hisasi] #外れにあった神代の森(といっても小さな林だが)で隠れ鬼をしたこと、その中でひときわコブだらけの古木は格好の遊び場だったこと
[Hisasi] #あの木の洞に、こっそり父からもらったカフスを隠していたのを思い出す。
[Hisasi] #どうして今になって昔を思い返すのだろう
[Hisasi] #そんなことを思うと、内藤は察したように口をつぐんだ。同じ思いだったのかもしれない。
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #途中のまま手記を閉じた。
[Hisasi] ウヤダ:「…t縁」
[Hisasi] ウヤダ:「……察していたのか?」
[Hisasi] #誰に問うでもなく
[Hisasi] ウヤダ:「……遠からぬ死を」
[Hisasi] #どうしてか、笑みがこみ上げてきた。
[Hisasi] #この後
[Hisasi] #一年の後に
[Hisasi] #親友の内藤はビルマで戦死し、故郷は灰燼と帰し、自らも死を迎えることを
[Hisasi] ウヤダ:「…………なあ、石橋」
[Hisasi] #雫が落ちた
[Hisasi] #手記の表紙に一滴
[Hisasi] #最初に石橋を見つけて、その身になりすましてから60年以上
[Hisasi] #暗記するほど手記を読み返し、故郷を思い浮かべて、その壊滅を知り、吹利に身を寄せて
[Hisasi] #だがそれは事実の羅列でしかなかった、そういうものだと眺めるだけだった
[Hisasi] #60年を経て
[Hisasi] #ようやく涙をこぼせるようになった。
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #だが、人の世の中で
[Hisasi] #60年は長すぎた
[Hisasi] ウヤダ:「…………お前は、苦しかったのか>」
[Hisasi] #?
[Hisasi] #部屋、一人。
[Hisasi] #ようやく自分の為でなく誰かの為に泣くことが出来た。
[Hisasi] #止まっていたものが動き出し
[Hisasi] #少しづつ歩を進めていく。
[Hisasi] #それは破滅か、あるいは
[Hisasi] #----
[Hisasi] 不吉な引きをつくっておいた。
[ToyoX200] これは氏ぬ
[Hisasi] 惹きこまれるのはいいが、引き込まれすぎた
[Tihipon] ぐうううう
[Hisasi] これは危険な兆候
[arca] かわいいよウヤダ
[Hisasi] 死地に向かう兵士の心情に惹きこまれとる、石橋の手記を追ってすっかり不安定に
[arca] 見てられないお
2009/02/08 03:00:00
03:17:36 ! Hisasi ("化学反応おそるべし。")
2009/02/08 04:00:00
04:14:56 ! Tihipon ("んゆー")
04:18:54 ! arca ("すぽーん")
2009/02/08 05:00:00
05:15:32 ! sf_tx2105 ("TRPG.NET CM: http://irc.cre.jp/headline/ から会話記録を公開したテーマ別のチャンネルが辿れます。興味を持たれましたらどーぞ。")
05:48:58 mikeyama -> mikeZzz
2009/02/08 06:00:00
06:49:53 fukaGuten -> fukaNeoki
2009/02/08 07:00:00
2009/02/08 08:00:00
2009/02/08 09:00:00
09:00:00 ! kataribe ("auto down")
09:02:29 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA21
2009/02/08 10:00:00
2009/02/08 10:00:01
10:00:35 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA21
10:52:13 ! mikeZzz ("再起動だわよさ")
2009/02/08 11:00:00
11:17:15 + mikeyama(~mikeyama@pl813.nas932.p-niigata.nttpc.ne.jp) to #HA21
2009/02/08 12:00:00
2009/02/08 13:00:00
2009/02/08 14:00:00
2009/02/08 15:00:00
15:38:48 + arca(~arca@p1199-ipbf3003hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp) to #HA21
2009/02/08 16:00:00
16:58:45 fukaNeoki -> fukaTKY
2009/02/08 17:00:00
2009/02/08 18:00:00
18:02:47 + Saw(~UserID@203-165-236-212.rev.home.ne.jp) to #HA21
18:04:03 Saw -> Sawdead
18:49:54 + Tihipon(~haiji40pe@softbank220054238145.bbtec.net) to #HA21
18:53:46 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA21
2009/02/08 19:00:00
19:15:02 fukaTKY -> fukaFuton
19:45:15 ! Tihipon ("にゃー……")
2009/02/08 20:00:00
2009/02/08 21:00:00
21:01:59 + miburo(~toukaen@i219-164-87-50.s02.a027.ap.plala.or.jp) to #HA21
21:03:44 + Tihipon(~haiji40pe@softbank220054238145.bbtec.net) to #HA21
[ToyoX200] ----
[ToyoX200] 友霞:「……雪、降ってきましたね」
[Hisasi] ウヤダ:「……」>顔を上げた
[Hisasi] #窓の外を見て
[Hisasi] ウヤダ:「雪か」
[Hisasi] #あとで雪かきしなきゃ!(喜
[ToyoX200] 友霞:「天気予報より早いですね。夜からって言ってたんですけど」
[TK-Leana] カトレア:「そろそろあったかくなりそうだと思ったんだけどねえ」
[ToyoX200] 友霞:「つもりそうですよ。西の方とか真っ暗」
[TK-Leana] カトレア:「……って、待った」
[ToyoX200] #仏頂面なのにスノーマンとかかまくらとかこさえようとかwktkしてるのか
[TK-Leana] カトレア:「雪女出たんじゃね?」
[Hisasi] ウヤダ:「…………こないだの話か」
[Hisasi] ウヤダ:「追っ手がでるということは、穏やかではないということか」
[Hisasi] #でも雪かきはするぜ
[Hisasi] #それと三段スノーマン
[ToyoX200] 友霞:「……出たかどうかはわかんないですけど、出るかもしれないって意味だったら可能性高そうですね……」
[TK-Leana] カトレア:「うん、あたしちょっと見回りしてくるよ」
[Hisasi] ウヤダ:「そうだな……例の雪女と連絡をとったほうがいい」
[Hisasi] ウヤダ:「連絡先はしっているんだろう?」
[TK-Leana] カトレア:「ちゃんと聞いてるよー」
[Hisasi] ウヤダ:「わかった、まかせる」
[Hisasi] #俺も行くとは言わなくなった
[Hisasi] #自分が居なくても回るようにしなければならないと、どこかで思い始めている
[TK-Leana] # とりあえず、電話してみよう
[ToyoX200] 友霞:「あ、カトレアさん、これ。寒いみたいだし持ってってください」
[ToyoX200] #エネループカイロ、ピンク色。
[TK-Leana] カトレア:「おっと、気が効くのう」
[ToyoX200] #トランザムすると暑いくらいだぜ(二段階の強)
[TK-Leana] カトレア:「いやあ、あたし寒いのは苦手でさあ。エジプト生まれだから」
[Hisasi] ウヤダ:「……そういえば猫だったな」
[ToyoX200] 友霞:「寒い対策してったほうがいいんじゃないでしょうか、長靴とか手袋とか」
[Hisasi] ウヤダ:「これももっていけ」>ぶあついマフラーを
[TK-Leana] カトレア:「大丈夫大丈夫、毛皮があるから」
[TK-Leana] # 手だけ猫に
[ToyoX200] 友霞:「毛皮……」
[ToyoX200] #はっ、肉球!
[Tihipon] #にくきう!
[Hisasi] ウヤダ:「……」
[TK-Leana] カトレア:「おおう、ありがとううやだん」
[ToyoX200] 友霞:(暖かそう……)
[Hisasi] ウヤダ:「用心しろ、お前にはすこし分の悪い手合いかもしれん」
[Hisasi] #わしっと頭なでたりしちゃうかもしれないな、気安いから、カトレアには
[ToyoX200] #SHIT(嫉妬)
[TK-Leana] カトレア:「もう、心配性だなあうやだんは。大丈夫、大丈夫」
[arca] 蒼助:「…」
[TK-Leana] カトレア:「およ、どうしたの、そーちん」
[ToyoX200] 友霞:(いいなあ……)
[arca] 蒼助:「別になんでもない」
[Hisasi] #ユカタンには普通の女の子として配慮してるので
[arca] 蒼助:「加えて忠告すべき点も見つからない。期待している」
[Hisasi] #家族の一員としてみてるカトレアとはやっぱり扱いがちょっと丁寧
[TK-Leana] カトレア:「おーう、じゃあ行ってくるぜい」
[Hisasi] ウヤダ:「ああ、報告は頼む」
[TK-Leana] # これがカトレアを見た以下略
[ToyoX200] #さらばカトレア!
[TK-Leana] # というわけで、死亡フラグを立てつつ。連絡を取ってみます
[ToyoX200] ka-06で進めます
[TK-Leana] # おっと、きづかなかった
[arca] 蒼助:(窓から雪を観ている
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #ぢーっと降って来る雪を見てる
[Hisasi] ウヤダ:「……積もるといいな」
[Hisasi] #誰に言うとでもなく
[ToyoX200] 友霞:「雪、好きなんですか?」
[arca] 蒼助:「安心しろ。空気も乾いている、この調子なら積る」
[Hisasi] ウヤダ:「……そう、かも……しれない」
[Hisasi] #心なしか楽しそうにも見えた
[arca] 蒼助:「雪遊びでもするのか?」
[Hisasi] ウヤダ:「……どうだろう、記憶にないが」
[ToyoX200] 友霞:「雪は、割と好きです。見てる分には……雪が降ってる夜とか、静かで落ち着きます」
[Hisasi] ウヤダ:「真っ白に埋め尽くされた世界を見た時、不思議な感じがした」
[Hisasi] ウヤダ:「それまでは、狭い世界しか見たことがなかったからかもしれん」
[arca] 蒼助:「なるほど。確かに雪が降ると静かになる。普段見るものが白い化粧に隠れる事も新鮮だろう」
[Hisasi] ウヤダ:「…………そうだな、物珍しかったんだろう」
21:38:44 + Suo(~username@ppxd067.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA21
[ToyoX200] 友霞:「北の方だと、家が埋まるくらい積もるって。私はまだそんなに積もってるのは見たことないですけど。家がつぶれないように、雪かきするって」
[Hisasi] ウヤダ:「雪かきは、よくやっていた……道を作って行軍するために」
21:42:23 Sawdead -> Saw
[ToyoX200] 友霞:「行軍……?」
[Hisasi] ウヤダ:「……軍とは正確には違うな、私兵だ、吸血鬼を狩るための」
[Hisasi] #なんか自分の過去を話すようになった
[Hisasi] #まるでそこに自分が居たことを回りに留めていくかのように
[ToyoX200] #なぞっとるなー
[ToyoX200] 友霞:「吸血鬼を……それは、昔、の話、ですよね」
[Hisasi] ウヤダ:「まだ昔……日本にくるずっと前だ」
[ToyoX200] #昔そんなんなのに、今こうしてる(ゆとりと結構仲よさそうだし)のはかなり不思議だとか思いつつ
[Hisasi] ウヤダ:「俺がまだ人間だった頃」
[ToyoX200] 友霞:「……そういう雪かきだと、あまり楽しくなかったんじゃ……」
[Hisasi] ウヤダ:「そうだろうか」
[arca] 蒼助:「良い思い出でもあるのか」
[ToyoX200] 友霞:「普通は家の前とか、道とか、あと屋根くらいだと思います。雪をこう掘って……進むんですよね」
[arca] #雪うめぇ。とか
[Hisasi] ウヤダ:「…………良い思い出ということも、正直わからない」
[Hisasi] ウヤダ:「いい悪いという区別がなかった」
[ToyoX200] #雪うめえw
[Hisasi] ウヤダ:「…………雪かき以外の記憶にろくなものがなかっただけなのかもしれないが」
[Hisasi] #ぬっころしたりぬっころしたりぬっころしたり
[ToyoX200] 友霞:「この降り方だと……雪かきしないといけなくなりそうです」
[ToyoX200] #窓の外はズンズングイグイ降ってた
[Hisasi] ウヤダ:「後でやっておく」
[Hisasi] #というか俺がやるからほかはいい
[ToyoX200] #独占禁止法w
[arca] 蒼助:「待て」
[Hisasi] ウヤダ:「なんだ?」
[arca] 蒼助:「お前には別に仕事があるだろう。雑用は他に任せたら同だ」
[Hisasi] ウヤダ:「…………いや、俺がやる」
[Hisasi] #やりたいんだよ!雪かきが!
[arca] 蒼助:「遊びたいのか?」
[Hisasi] ウヤダ:「…………そうなのだろうか」
[ToyoX200] 友霞:「じゃあ、雪かきしましょう。私もしたことないんで、してみたいです」
[arca] 蒼助:「知らないな。自分の心に聞いてみろ…どうしても雪かきがしたいなら、休暇届を出せ」
[arca] 蒼助:「仕事として雪かきをされても困る」
[Hisasi] ウヤダ:「わかった」
2009/02/08 22:00:00
[Hisasi] #俺雪かきするからよろしく
[Hisasi] #これは二人で雪かきしてスノーマンを作るということなのか
[ToyoX200] #そういうことのようだ
[arca] #蒼助はじーっと見てるんだろうな。そんな面白い状態を見ないはずが無い
[ToyoX200] #暖かいところ(玄関のガラスドア一枚隔てたところ)から
[Hisasi] #そして、雪も大分おちついてきたあたりで
[Hisasi] ウヤダ:「ちょっと、前のあたりをかたしてくる」
[Hisasi] #席をたって(wktkして)
[arca] #寒さは感じないので傘指しながら外に居るよ!。花柄の水筒もって
[Hisasi] #分厚い外套着て、ごつい手袋はめて首にマフラー巻いて
[Hisasi] ウヤダ:「外は寒い、無理に付き合わなくてもいいぞ」
[Hisasi] #自分はやる気まんまん
[ToyoX200] 友霞:「ちょっと、休憩します……うやださん、雪かき、好きなんですねほんとに……」
[arca] 蒼助:「…」(端で佇んでいる
[Hisasi] ウヤダ:「……そうか?あともう少しでひととおり」
[Hisasi] #ざくざくざくざく(楽)
[arca] 蒼助:「友霞君。休憩するなら紅茶を用意してある、飲むと良い」
22:09:17 mikeyama -> mikeZzz
[ToyoX200] 友霞:「あ、ありがとうございます、陣内さん、いただきます……男の人ってやっぱり、こういうの好きなんでしょうか」
[ToyoX200] #雪かきとか
[arca] 蒼助:「ウヤダは好きなんだろう。理由を聞かれても困るが」(片眉をつり上げる
[Hisasi] #嬉々として雪かきしてました
[arca] #花柄の水筒からコップに紅茶を注ぎ手渡す
[Hisasi] ウヤダ:(ざくざくざくざく)
[ToyoX200] 友霞:(受け取って)「みんな雪かきが好きってわけでもないんですね……なんか見てて、夢中になってる感じがします」
[arca] 蒼助:「”雪かき”と言うのは名目だろう。様は雪に触りたいだけだと俺は推測する。ようするに思考回路が子供と言う事だ」
[Hisasi] #その先で、ぺしぺしとスコップで雪を固めて
[Hisasi] #またざくざくと雪をかいてる姿
[ToyoX200] 友霞:「うやださん、雪合戦とかは、しないんですか?」
[Hisasi] ウヤダ:「雪合戦?」
[Hisasi] #ああ、雪玉を投げあうあれか
[Hisasi] #ていうか、こいつが雪玉ぶんなげたらユカタン大変なことになりませんか?
[ToyoX200] #そうですね
[Hisasi] #むしろ今から円卓連中ひっぱりだしてきて地獄雪合戦ですか
[ToyoX200] 友霞:「こう雪玉を丸めて……(ウヤダに投げた)」
[arca] 蒼助:「雪合戦はシャレにならないぞ。ぷよぷよとは話が違う」
[arca] #言うのが遅かった!
[Hisasi] ウヤダ:「……ほう(ぱしっと雪玉を受けて)」
[Tihipon] #人外の雪合戦ってもうなんかw
[Hisasi] #というかこのオッサン投げたら大変なことになるんじゃねえかともう
[ToyoX200] 友霞:「あんまり堅くすると痛いから、ほどほどに固めて投げるといいみたいです!」
[Tihipon] #吸血鬼の皆様もね!
[Tihipon] >大変なことになる
[Hisasi] ウヤダ:「わかった」
[Hisasi] #だが初速が違った
[ToyoX200] #ムン
[arca] 蒼助:「…」(早すぎたので友霞に到達する前に傘でブロック
[Hisasi] ウヤダ:「…………少し早かったか」
[ToyoX200] #変にばらけて散弾状態になって
[arca] #傘がひしゃげた
[ToyoX200] 友霞:「……( 'д')」
[arca] 蒼助:「俺は推奨しない。警告はした」
[arca] #ひしゃげ高さをそのまま元の位置に戻す
[arca] #傘
[Hisasi] ウヤダ:「…………すまん」
[Hisasi] #でもぶんなげたときちょっと楽しかった。
[ToyoX200] 友霞:「……い、いえ……ちょっと一緒にやるのは大変かもって」
[ToyoX200] #屋上とかなら迷惑かからないかもしれない
[Hisasi] ウヤダ:「……そうだな(ううむ)」
[Hisasi] #円卓屋上で雪合戦
[Hisasi] #真剣勝負(セメントと読め)
[ToyoX200] #帰ってきたところ顔面に直撃くらったUSB(試しに投げたのが当たった):「ウヤダちょっと屋上こいや」
[Tihipon] #ひぃ!?
[Hisasi] #そして死闘が
[arca] 蒼助:「く」(少し吹いた
[Hisasi] #いつのまにかMSPやシシキに銀二やら
[Hisasi] #血で血を洗う雪合戦へと、、、
[Tihipon] #獅子騎の投げた球はマジで危ない気がするw
[Suo] #野生のテトラさん大暴れ
[Hisasi] #シシキの投げた球を手刀で叩き割るウヤダ
[Tihipon] #キャーウヤダサーン
[Hisasi] ウヤダ:「……やるな、獅子騎」
[Hisasi] #今のはいい玉だったぜぇ
[Hisasi] #もはや雪合戦の様相を呈していない
[Tihipon] 獅子騎:「流石だなァ、ウヤダァ!」(くっはhっは
[TK-Leana] # 後で、人が働いてる時にみんなして楽しんで―と怒るカトレア
[Hisasi] ウヤダ:「こんどは…………くらえっ!!」
[Hisasi] #ぶんなげる雪玉(もはや雪玉の威力ではない)
[Tihipon] 獅子騎:「おりゃァ!」(拳で迎撃、粉砕!
[Tihipon] 獅子騎:「そっちのもいー威力だなァ!」
[arca] 香方:「ふんっ乱れ投げ!」
[ToyoX200] USB:(へーちょ)「だめだ寒い引っ込む」
[Hisasi] ウヤダ:「とめられたか……うぉっ」
[Hisasi] #脇からぶんなげられた雪玉を払いつつ
[Hisasi] ウヤダ:「お返しだ」
[Hisasi] #ぶんなげ
[Tihipon] #シャオちゃんこんな所に連れてきたら医務室送りだね……(ぉぃ
[ToyoX200] #氏ぬw
[Hisasi] #最初まぜてもらうとおもったらあまりにデスゾーンだったので
[Hisasi] #お部屋でしるこたべてます
[Tihipon] #正しい判断だ!
[arca] 香方:「うお!?」(蹴りで受けたり無駄な動きで回避したり
[Hisasi] #しゃおりー:「すごいくうかんでつ(もふもふ)」
[arca] 蒼助:(流れ弾よけつつ二次被害が出ない様に監視
[Hisasi] #このときのウヤダは
[Hisasi] #今までの仏頂面からは信じられないほどに楽しそうだった。
[arca] 香方:「ソラソラソラァ!」(ぶんぶん
[Tihipon] 獅子騎:(大玉作ってた)「こいつぁどーだぁ!」(持ち上げて
[Hisasi] ウヤダ:「当たるか」>受けたりかわしたり
[Hisasi] ウヤダ:「!」
[Tihipon] 獅子騎:「そぉい!」(あえて弧を描くように投げる
[Tihipon] #掛け声はやっぱり「そぉい!」
[Hisasi] ウヤダ:「このっ……」
[arca] #そぉいはそぉいで受けるのが流儀(嘘
[Hisasi] #飛んできた雪玉を打ち砕いて
[Hisasi] SE:ばこっ
[Hisasi] ウヤダ:「(ふぅ)……やるな」
[Tihipon] 獅子騎:「ちっ、これも止めるか、楽しいねェ」(笑いつつ
[arca] 香方:「おらおら!」(乱れ投げる
[Hisasi] ウヤダ:「させるか」
[Hisasi] #楽しそうだね、君ら
[arca] #香方こういうの大好き
[ToyoX200] まそっぷ:「やっぱ男子はアホだな」
[kurov] 縫:「ひや!?」(何らかの荷物運んでたら流れ玉が直撃した)
[ToyoX200] #可哀相に
[Hisasi] #顔面に
[kurov] 縫:「た、立川さぶほっ」(振り返って抗議しようとしたら口に嵌った)
[ToyoX200] #可哀相すぎる
[arca] 蒼助:「すまない。とりこぼした」
[Tihipon] 獅子騎:(遮蔽物作成中)
[arca] #場外へ飛んでいく玉を処理してます
[Hisasi] 1d4
[kataribe] Hisasi: 3(1D4) = 3
[Hisasi] #三時間ほど遊んでたようです
[arca] 香方:「おう!すまねぇ縫!つーかあぶねぇから中入ってろ!」
[Hisasi] ウヤダ:「そうだな……ここは危険だ」
[Hisasi] #こいつらは楽しそうですが
[arca] 香方:「ここは戦場だぜ!」(あっはっは
[Tihipon] 獅子騎:「おふくろもひっこんでなー」(雪で遮蔽物作って自陣に置きつつ
[ToyoX200] まそっぷ:「お袋言うなクソガキ」
[arca] 蒼助:「香方。正確に的を狙え、無闇に投げるな」
[kurov] 縫:リタイア
[Hisasi] 暁麗:「……まさにあびきょーかんの戦場でつ」
[Hisasi] #倒れた縫さんをひっぱって
[Tihipon] 獅子騎:「腹冷やさねえようになー」(かっはっは
[Hisasi] #そして、ひとしきり遊んだ後に。
[Hisasi] ウヤダ:(雪まみれで白い息はきつつ服をはらってる)
[Hisasi] #とても楽しかったんですよ、この人
[Tihipon] 獅子騎:「あー、楽しかったなァ」(笑いつつ
[ToyoX200] 友霞:「タオル、持ってきました」
[arca] #香方は最終的にバケツに雪つめて敵陣地に乗り込みザバッとやったりしてた
[ToyoX200] #主に最後まで戦場にたっていた馬鹿数名の為に
[Hisasi] ウヤダ:「……ああ、すまん」
[arca] 香方:「久々に遊んだぜ!。おう友霞サンキュー」
[Hisasi] #最後まで争ってたバカ達
[Tihipon] 獅子騎:「どーぉも。しかし雪合戦たぁ久々だったなァ」
[arca] 蒼助:「…」(最後顔面に食らってキレ、香方とウヤダを仕留めかけた
[Tihipon] #恐ろしい子……!
[Hisasi] #最後には香方、ウヤダ、蒼助が死闘をえんじてるところに巨大雪球でシシキが勝利をおさめた
[ToyoX200] 友霞:「なんか楽しそうだったので、ずっと見てました。お汁粉作ってあるのでどうぞ」
[Hisasi] #そろいも揃ってばかどもでした
[ToyoX200] #マップ兵器w
[Hisasi] ウヤダ:「……ああ」
[Tihipon] #どかーんw
[Hisasi] #しるこ、にちょっとwktkした
[Hisasi] #甘いもの
[Hisasi] ウヤダ:「……(あれ?)」
[Hisasi] #あまいもの?
[Hisasi] #まあ、いいじゃないか。甘いもの
[arca] 香方:「うめぇ!」
[Hisasi] ウヤダ:「……(もちを頬張ってる)」
[Tihipon] 獅子騎:「寒いとこで運動した後に汁粉、完璧だなァ」(何が
[Hisasi] ウヤダ:「…………(もふもふ)」
[Hisasi] #これは
[Hisasi] ウヤダ:「…………うまい」
[arca] 蒼助:(オールバックが崩れて黒執事みたいになっているのを整えている
[arca] 香方:「冷えた身体に滲みるたぁこの事だな!」
[ToyoX200] 友霞:「よかった……え?」
[ToyoX200] #うやださん今なんと?
[Hisasi] ウヤダ:「…………うまい、と、思う」
[Hisasi] #なんだろう、散々騒いだせいか?
[Hisasi] #甘いお汁粉を食べて
[Hisasi] #うまいと思った
[Tihipon] #悪魔で執事ですか?
[ToyoX200] 友霞:「……おかわり、あります。うやださん」
[Hisasi] ウヤダ:「……もらう」
[arca] 香方:「おう!俺も!」
[ToyoX200] 友霞:「はーい」
[ToyoX200] シシキがいっぱい食ったせいでおしるこは品切れになってしまった
[ToyoX200] (かろうじて二人のおかわり分はあった)
[Tihipon] メリーよりましだよ!>獅子騎
[Tihipon] 獅子騎:「ゴチソウサマ、ってな」(食べ過ぎだ
[Hisasi] ウヤダ:「……(もふもふ)」
[Hisasi] #おもちはむはむと
2009/02/08 23:00:00
[arca] 香方:(がつがつ
[ToyoX200] 友霞:(運動したあとだと美味しいって思えるのかな……?)
[ToyoX200] #おたま片手のエプロンJC
[Hisasi] ウヤダ:「……」>たべおわった
[Hisasi] #よく遊んでお汁粉食べてひといきつけた
[arca] 香方:「食った食った!…さぁて、食ったら昼寝だな」(あっはっは
[ToyoX200] 友霞:(お椀受け取りながら)「こういうのも、楽しいですね。参加出来ないのが残念ですけど、香方さん、もう夜ですよ!」
[arca] 香方:「そうだっけ?」(ケータイ観つつ
[Hisasi] ウヤダ:「……そうだな」
[Tihipon] 獅子騎:「んじゃ俺はシャオリー送ってくかねェ」
[Hisasi] #確かに、楽しかった
[arca] 香方:「本当だ」(あっはっは
[Hisasi] 暁麗:「……すごい戦いですた」
[Hisasi] #ごくり
[Tihipon] 獅子騎:「お遊びだけどなァ」(笑いつつ
23:08:28 + MOTOI(~MOTOI@202-72-78-136.cnc.jp) to #HA21
[Hisasi] ウヤダ:「……俺は……また仕事に戻る」
[Tihipon] 獅子騎:「おう、けど疲れもあるだろうから無理はスンナよォ?」
[Hisasi] #この間寝たし、
[Hisasi] #はいむで
[Hisasi] ウヤダ:「……ああ」
[arca] 蒼助:「休暇届を出しただろう。全うしろ」
[ToyoX200] #そうだったw>休暇届
[Hisasi] ウヤダ:「…………だが」
[Hisasi] #それだけの為に休むってのは、、
[Hisasi] #雪かきと雪合戦のあとにまだ時間いっぱいあるし、、、
[ToyoX200] 友霞:「結構、体動かしてたし、休憩された方がいいと思います」
[arca] 蒼助:「自分で承諾した事だ。断っておくがその予定でシフトを組んでいる、今更働くと言われても困る」
[Hisasi] ウヤダ:「…………わかった」
[Hisasi] #時間が余ってしまった。
[arca] 香方:「昼寝でもしたらどうだ?」
[arca] #夜だけど
[ToyoX200] 友霞:「夜ですってば!」
[arca] 香方:「あぁそうだったな、じゃ仮眠だ仮眠。動いたあとに寝るとき気持ち良いぜ?満腹ならなおさらだな!」(あっはっは
[Hisasi] ウヤダ:「……眠れない」
[Hisasi] #体質的に
[arca] 香方:「眠くねぇのか?」
[Hisasi] ウヤダ:「もともと睡眠欲がない」
[arca] 香方:「へぇ。便利だな」
[Hisasi] ウヤダ:「便利か……そうかもしれないな」
[arca] 香方:「でもよぉ、なんか味気なくないか?こうアレだ起きた!っていうかいかんが無いとよぉ」
[Hisasi] ウヤダ:「……よくわからn」
[ToyoX200] 友霞:「味気、っていうか、横になってるだけでもだいぶ違うと思いますよ」
23:17:21 + ER(~tou_on@softbank219001022029.bbtec.net) to #HA21
[arca] 香方:「ベッドは温けぇしな」
[Tihipon] 獅子騎:「そぉだなァ、横になるだけでも違うだろ」
[ToyoX200] 寝ろコールが!
[Hisasi] ウヤダ:「…………そうする」
[Hisasi] #ぬいぐるみ抱えて横になることにします。
[arca] #蒼助:(寝てる隣室で色々代行
[ER] #……ぬいぐるみというと。やはりぷよですか。
[Hisasi] #むろん
[Hisasi] ウヤダ:「…………」>横になってるけど眠れない
[ER] #………むろんてああた(汗
23:21:54 ! MOTOI ("無理が通らないよう道理を通……すのってムズイのよね")
[arca] #友霞が秘書頑張ってるからレンカと一緒にその補助してあげたりしてるのかな蒼助は
[ToyoX200] #無表情で。
[ER] #眠いのか>うやだん
[ToyoX200] #理由を聞かれても困るが
[ToyoX200] #眠くないけど寝ろ寝ろ言われて横になることにしたようです
[ER] #ふむ
[Hisasi] #体が眠ることを思い出すようにしなければいけないと、アニーにも言われてるし
[Hisasi] ウヤダ:「…………眠るとは、なんだろうな」
[Hisasi] #薬で強引に眠ったり
[Hisasi] #春の結界で眠りに誘われたりはしたけれど
[Hisasi] #目を閉じて眠りに落ちていくという感覚は未だに思い出せない
[Hisasi] #倒れて意識を失うこととはまた違う
23:26:46 ER -> ER_old
[Hisasi] ウヤダ:「……」
[Hisasi] #むくっと起きた
[Hisasi] #そして、手を伸ばす
[Hisasi] #カーキ色の袋、
[Hisasi] #その中に入っていた、一通の手紙
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #『どうぞ、石橋さん』
[Hisasi] #縁側に座って、お茶を出してくれた人
[Hisasi] #『石橋さんは、もうご実家には帰られたんですか?』
[Hisasi] #『はい』
[Hisasi] #『また、戻られるんですか?』
[Hisasi] #『……いえ』
[Hisasi] #『石橋さん?』
[Hisasi] #『実家……広島には、なにも』
[Hisasi] #息を飲む音
[Hisasi] #『…………そう、でしたか』
[Hisasi] #『特に当てはないので、暫くは吹利に』
[Hisasi] #『……石橋さん、またいらしてください、なんのお構いも出来ませんが』
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #封筒に入った手紙を見つめている
[Hisasi] #あれから何度か
[Hisasi] #『石橋さん、レコードお聞きになりますか?』
[Hisasi] #『はい』
[Hisasi] #座布団に座り、出された茶を飲みつつ
[Hisasi] #着物姿で慣れた手つきでレコードをセットして、針をおとす
[Hisasi] #響いてきたのは低い女の歌声
23:36:57 arca -> arcafuro
[Hisasi] #フランス語のシャンソン?それが誰の曲かはウヤダにはわからなかったが
[Hisasi] #『……かもめ』
[Hisasi] #『かもめ?』
[Hisasi] #『死んだ船乗り達は、海に投げ込まれて……その魂はかもめになってすすり泣いて飛び回る』
[Hisasi] #『……』
[Hisasi] #『夫をレイテ沖で失って、息子を失って……いずれも私の手から遠く、海の彼方にいるのかしら』
[Hisasi] #響く歌声、澄んだ歌声でもなく沁みるような魂を振るって歌うような、そんな声
[Hisasi] #『……いつまでも、変わらないんでしょうね。私にとっては全ては昨日のことで、それから時は進んでいないんです』
[Hisasi] #『すみません、変な話をして……そうだ、りんごでも召し上がりませんか?伯母が送ってくれたんですよ』
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #りんごを食べながら、レコードを聴いた時間
[Hisasi] #緑色の小さなりんご、すっぱくて実もあまり熟していない、お世辞にもおいしいとはいえないりんごだったのかもしれない
[Hisasi] #『でも、よかったです。あの子にも、石橋さんのような友人がいてくれて』
[Hisasi] #『…………』
[Hisasi] #『りんご、少しお持ちになりませんか?ひとりでは、少し多いので』
[Hisasi] #手提げ袋につまったりんごをもって、家を後にして
[Hisasi] #一度、振り向いた
[Hisasi] #着物姿の女性が袖を押えて小さく手を降った
[Hisasi] #僅かに頭を下げて、再び歩いていった。
[Hisasi] ウヤダ:「…………」
[Hisasi] #手紙を見る
[Hisasi] #あの日、白い煙を見上げていた。
[Hisasi] #知らせを聞いてから一日
[Hisasi] #『石橋さん、ですか?』
[Hisasi] #伯母だという女性が、目元をハンカチで押えながら
[Hisasi] #『これを……あなたに、と』
[Hisasi] #差し出されたのは一冊の手帳と白い封筒に入った手紙
[Hisasi] #『どうか、持っていてあげてください……』
[Hisasi] #なせ自分に息子の手記を託したのか
[Hisasi] ウヤダ:「……」>かさかさと封筒から手紙を出した
[Hisasi] #『石橋さん、このような手紙をもらって驚いていると思います』
[Hisasi] #『このお手紙を読んでいらっしゃる頃、私はもうこの世には居ないんでしょう。勝手なこととはわかっておりますが、あの子の遺した日記をどうか持っていて欲しいのです』
[Hisasi] #『私と一緒に燃やされてしまうより、あの子のことを少しでも憶えている貴方の元で、少しでも記憶の中にとどめていてあげてください』
2009/02/09 00:00:00 end